ゲレンデが溶けるほどRGに恋してる! 「絶景全然見えない」冬の奥会津あるあるバスツアー
昨年2017年にスタートした福島県×吉本興業「絶景列車、只見線!奥会津魅力満載キャンペーン」の第7弾として、2月17日・18日に、レイザーラモンRG参加のバスツアー「加藤ある彦と行く!あるあるアルペン冬合宿?!」が開催されました。
本キャンペーンでは、ツアーの参加者が芸人と一緒に奥会津を周遊。鉄道ファン憧れの只見線に乗って絶景を満喫したり、奥会津ならではのアクティビティを楽しんだり、名産を堪能したりと、四季折々の楽しみ方ができると好評の企画です。
今回は"芸人バスツアー"の歴史の中ではレジェンドとも言えるレイザーラモンRGがこの奥会津キャンペーンに登場。RGのバスツアーと言えば、「毎回RGが何かのキャラに扮している」「ただただ車中であるあるを歌い続ける」「傍から見たら謎のコスプレ集団になってしまう」「チームワーク抜群の写真が満載」など、芸人バスツアーの概念を覆す企画を数々行ってきたことで知られているだけに、奥会津で何をしでかしてくれるのか、SNS上でも注目が集まりました。
初日、ツアータイトル通り、バスに乗り込んできたのは、90年代、スキー用品「アルペン」のCMで人気を博した加藤晴彦ならぬ加藤ある彦。毛先を遊ばせた茶髪にミラーレンズのゴーグルを付けた姿に車中はさっそく爆笑の渦に。中には、ある彦に合わせて90年代ファッションに身を包んだ参加者もおり、ある彦は「いいですね、いい感じにダサいですね(笑)」とご満悦。
さらに今回は合宿ということで、全員に特製「あるあるアルペン」ジャンパーをプレゼント。紫色のジャンパーを着た怪しい集団を乗せ、バスは一路奥会津に向かいます。
まずはあるある、ではなく、カラオケでお気に入りの懐メロや演歌をノリノリで熱唱するある彦。
熱くなりすぎて早々にある彦の衣装を脱ぎ捨ると、今度は自身が声優を務めた映画「GANTZ:O」のDVDを上映し自慢。
あるあるおあずけ状態となりましたが、紫色のジャンパーを好んで着ている集団は皆、楽しそうにRGを撮影したり、ツイートしたり、RGが歌う矢沢永吉に合わせてタオルを投げたりと、RGの一挙手一投足に盛り上がっていました。
バスが会津に入ると周りは一面の雪景色。絶景スポットに到着するも、寒波の影響で見えるはずの大自然はホワイトアウト状態に。
最近では外国人客も多く訪れるほど人気の絶景を見ることができないというピンチに陥るも、RGが「ゲレンデがとけるほど恋したい」に乗せて、絶景あるある「全然見えなーいー!」と歌い上げると参加者たちは大爆笑。豪雪地帯としても有名な奥会津ならではのあるあるに全員大満足です。
続いては冬の美しさも有名な只見線に乗車。ここでいきなり登場したのは、なんと缶コーヒーを手に石田ゆり子になりきったRG。
石田の著書「Lily―日々のカケラ―」に感銘を受けたというRGは、ゆり子として、吹雪の中でもツアーを楽しんでくれている参加者たちに「ありがとう、おつかれさまっ。」と、参加者1人1人に癒やしの笑顔を向けていました。
これまで「そこ行く!?」という意外なモノマネを見せられてきた参加者たちも、まさかのゆり子登場に大興奮。シャッターを切る手が止まりません。
宿泊は会津柳津温泉郷にある瀞流の宿かわち。女将をはじめとした従業員の方々の厚いもてなしに心打たれたRGは、夜の宴会で、女将あるある「大場久美子に似ている」など、宿のあるあるもたっぷりサービス。
女将や従業員の方々もノリノリで、赤べこ人形をRGにプレゼントしたり仲居さん軍団が舞台に駆け寄って握手を求めるなど、余興をさらに盛り上げ宴会場は興奮の坩堝に。
RGの酒も進み、これまでにないハイテンションモードに突入すると、窓を開け放ち、目の前の只見川に向かってX JAPAN「紅」を大熱唱。「We are X!」のコールアンドレスポンスでチームRGの絆を深めました。
このチームRGの一体感を試すかように、2日目は雪が降りしきる中での行程が満載。
まずは、そこそこの雪道をしばらく歩いてスキー場に向かい、ある彦がまさかのヘッピリ腰でゆっくりとボーゲンで降りてくる様を、BGM「ロマンスの神様」が流れる中でお出迎え。スキーあるある「リフト難しい」を聞き届けます。
続いては、なかなかの山道を登り、甘みがたっぷりで手に入らないという人気の名産・雪下キャベツの畑へ。
再び登場したゆり子が見守る中、ホワイトアウトに見舞われながらも、大きいキャベツをスコップで丁寧に収穫。
ゆり子は「雪の下でがんばって、おいしく育ってくれたね。ありがとう、おつかれさまっ」とキャベツの労をねぎらうと、GLAYの「WINTER AGAIN」に乗せて雪下キャベツあるある「芯のほうが甘い」と歌い上げました。
この帰り道、フワフワに積もった雪を見たゆり子は、どうしても石出奈々子のネタ「ジブリのヒロインっぽい女の子」の名シーン「(仰向けになって)ふしぎぃ」がやりたくなり、石田ゆり子から石出奈々子にチェンジ(衣装はそのまま)。
「アハハハ、ウフフフ」とかわいく笑ったあと、急にプロレス技の勢いで助走をつけ雪へ向かって背面跳びでダイブし、「ふしぎぃ」とつぶやく。これが大いにウケ、その後、おもしろい飛び方を求めて何度も「石出奈々子ちゃん選手権」を開催。
Twitterでこれを知った石出本人を「い、石出奈々子選手権笑!?」と驚かせてしまいました。
昼食は雪下キャベツをたっぷり使ったスープや、テレビでも紹介された地元メシのソースカツ丼を堪能。
足湯にもつかり大満喫し、かわち旅館の方々や、ツアーに協力していただいた地元の方々に見送られながら、奥会津を後にしました。
車中では名残を惜しむように、奥会津で見つけたあるあるを連発。「旅館の朝食あるある」「ソースカツ丼あるある」「道の駅あるある」「豪雪あるある」など、全員共有した事柄だけに、思い出すように参加者たちから笑いがこぼれます。
また、雪下キャベツあるあるで選んだ中島みゆき「地上の星」を「雪の下のキャーベツー」と歌うなど、絶妙な替え歌にも笑わされっぱなし。さらにツアー中ずっとRGがハマっていたフィギュアスケート羽生結弦選手のモノマネも絶好調。
偶然立ち寄ったサービスエリアが「羽生」というプチ奇跡を引き起こしました。
楽しい時間はあっという間で、東京に近づくと「あー終わっちゃう!」と残念がるRG。サザンオールスターズ「希望の轍」で「遠く遠く離れゆく奥会津」「忘られぬ女将さん」とバスツアーの思い出をまとめ、「最高のバスツアーだった!」と参加者に感謝していました。
バスツアーの模様は # 絶景奥会津 # RG0217 # RG0218
で紫ジャンパーの人たちがTwitterやインスタグラムに大量掲載。
参加できなかった人は、あるある動画、おつかれさまゆり子、石出奈々子選手権など、思わず笑ってしまう投稿の数々をぜひチェックしてみてください。