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2018年2月20日 (火)

優勝は「魔人無骨」! よしもと芸人"超新人"NO.1決定戦『NSC大ライブTOKYO 2018』魔人無骨囲み取材

2月19日(月)、東京・なかのZERO大ホールにて『NSC大ライブTOKYO 2018』が開催され、NSC東京23期生全133組が出演し、白熱した戦いの末、高比良くるまと松井けむりによる元慶應ボーイの高学歴コンビ「魔人無骨」が優勝を勝ち取りました。
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1982年の開校以来、ダウンタウン、ナインティナインをはじめ、数多くのスターを誕生させてきた『NSC(ニュー・スター・クリエイション)吉本総合芸能学院』。大阪校は今年で40期、東京校は23期となり、現在ではNSC出身タレントがメディアを中心に多方面で活躍しています。

そのNSCが開催した東京校主催による史上最大級の卒業ライブ『NSC大ライブTOKYO』では、本年度のNSC在校生がNSCで学んだ成果を1本のネタに込め、東西それぞれの優勝を目指し、白熱したネタバトルを繰り広げました。

全133組の中から選ばれたトップ8組によるトーナメント戦が行われ、見事優勝を勝ち取った魔人無骨の2人が、イベント終了後、この日NSCの先輩芸人として出演したゆにばーす、ひょっこりはんと共に囲み取材に登場し、優勝後の感想を語りました。
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開口一番「信じられません!」と興奮気味に口を開いたのは高比良。一方松井は「安心しました」とプレッシャーから解放されたような笑顔を見せます。

大学の先輩後輩同士でコンビを組み、今年で結成して3年目だという魔人無骨。慶應義塾大学時代からサークル活動で漫才を始め、その後一緒にNSCに入ったそうで「(今後)プロになるんですよね?」と聞かれると、「そりゃあ、こんなに囲んでいただいてるんで......」と遠慮がちに意気込みます。

先輩であるゆにばーす・川瀬は「客席にいる同期が殺すような目で見てますよ」と同期に妬まれている魔人無骨を面白がりますが、その直後「M-1でブチ殺したい」と自身も殺したい旨を告白し、笑わせます。

ひょっこりはんが「さっき、『信じられない』とか言ってましたけど、舞台の袖からセンターマイクまでの歩いていき方が堂々としすぎてて、1位を取るやつの歩き方にしか見えなかった」と、その新人らしからぬ態度について言及すると、川瀬も「NGKの時の文珍師匠みたい。王者の間でしたね」と、一見ほめているような嫌味をチクリ。

さらに、ゆにばーすは自分たちの卒業ライブではそれぞれ別のコンビを組んでいて、なおかつそれぞれのコンビでもパッとしなかったことを明かしたあと、「でも、NSCの卒業ライブで1位になると解散するっていうジンクスがあるので......。ご愁傷さまです」と魔人無骨に向かってさらに毒を吐き続ける川瀬。

すると、高比良が「じゃあ、解散します!」と明るく宣言したため、松井に「なんで?」と驚かれていました。
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そんな松井が「憧れの芸人さんは?」と聞かれ「僕は食っていければいいので......そういう意味ではあまたいらっしゃいます」と謙遜なのかなんなのか、欲がなさすぎる発言をすると「オレらでギリギリよ? マジで......。吉牛でためらわずに卵をつけられるレベル」と自分たちのレベルをわかりやすく説明する川瀬に笑いが起こります。

本ライブを前に、大学中退を決意したという高比良。「久しぶりに学校に行ってテストを受けたら、1問もわからなくて......。受験勉強で培った学力をすべてなくしました」と潔い告白をし、笑いを誘います。そんな高比良は子どもの頃から明石家さんまの大ファンだったことを明かし、小学校の自由研究では『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でさんまが手にしている「でっかい棒」を作ったというエピソードを披露。「いつかさんまさんと共演できたら......」と夢を語ります。

2人の年齢が、23歳と24歳だと聞いた川瀬は「えぇ~っ、ウソやろ!? 」と驚愕。「オレ33やで? これ(と2人の衣装を指差し)10年目で着る衣装やで?」と若さに似合わない2人の風貌に驚きの声を上げていました。

「先輩芸人としてメッセージを」と言われ「NSCを卒業して3年以内に辞める人結構いるんですよ。だから、辞めないようにがんばってください」とやっと先輩らしいエールを贈る川瀬。はらは「肌が茶色いとオーラが出にくいらしいので、肌をキレイにしてください。あと、女芸人に手を出さないように」と先輩らしい(?)忠告を。ひょっこりはんは、「若手の芸人ってフレッシュさを求められるから、舞台に出たらマイクまではタタタッて走っていったほうがいいよ」と、よっぽど気になっていたのか、舞台の登場の仕方をアドバイスします。

NSCのクラスでは「偏差値60くらい」と自分たちを評し「優勝候補は予選で散っていったんで......、この大会、荒れています。下馬評とは違うと思う」と自分たちの勝利を客観的に分析する魔人無骨。そんな魔人無骨には、優勝特典として、今田耕司、東野幸治がMCを務める芸人発掘番組『本能Z』(CBC)への出演権が贈られました。

最後に「中田カウス・ボタン師匠のような大漫才師を目指してあと50年はやっていくつもりなんで、今後ともよろしくお願いします!」と意気込みを語る魔人無骨でした。
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