YCC大阪校9期生が全力で企画・制作! 若手人気コンビたちによる「YCC presents REVERSE〜すべてが"逆"の90分〜」よしもと漫才劇場で開催!
これからのエンターテインメント業界を盛り上げるエンタメスタッフを育成する吉本興業グループの養成校「YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)」。その現役生である大阪校第9期生が企画・制作を手がけたライブ「REVERSE〜すべてが"逆"の90分〜」が、3月2日(金)によしもと漫才劇場で開催されました。タイトルどおり、いたるところに「リバース」=「逆」の要素が入った今回のライブ。出演はMCの藤崎マーケットほか、トット、見取り図、吉田たち、プリマ旦那、ツートライブといった人気若手コンビたちです。
まずはメンバー紹介のVTRのあと、MCの藤崎マーケットがステージへ。立ち見が出ていることに驚く2人。「2階席まで〜」とボケるトキに早速会場が笑いに包まれます。田崎はYCCの生徒がすべての企画を行ったことを伝えたあと「至らないところがあっても大目に」と話しますが、トキは「すべてYCCの責任です」と言い放ち、再び笑いを呼びます。
そしてメンバー全員がステージへ登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が。松葉杖姿の吉田たち・ゆうへいの現状報告や見取り図・盛山の爆笑自己紹介、トット・桑原がプリマ旦那・野村のモノマネでスベるなど、ステージ上もリラックスしたムードでライブがスタートしました。
まずは黒と白にチームを分けるところから。白チームはトット・多田、吉田たち・ゆうへい、プリマ旦那・野村、ツートライブ・周平魂、ツートライブ・たかのりというメンバー。対するはトット・桑原、見取り図・盛山、見取り図・リリー、吉田たち・こうへい、プリマ旦那・野村の黒チームです。
最初のゲームは「リバース大喜利」。モニターに文字が反転したお題が5秒間だけ映されるので、それを読み取って各自が答えるというルールです。モニターに映し出される反転した文章に、メンバーは「むずい!」「何や!」と大騒ぎ。大苦戦する様子に、会場からは笑いが起こります。
次のゲームは「お客様大喜利」。事前に書いてもらったアンケートの中から大喜利の答えを選び、それにお題を付けるという、通常の大喜利とはリバースしたルールが特徴です。盛山の曲「ショーバン」をディスるネタなどもありつつ、ゲームは進みますが、ここでトラブルが発生。ステージ上で調子の悪くなったカメラをいじっていたYCC女性スタッフとそばで見ていたプリマ旦那・野村の顔が急接近。それがキスしそうになったと騒ぎ出すメンバーたちは、まず盛山が野村とキス。さらにトットはコンビ同士でのキスを披露するなど、ゲーム以外でも大いに盛り上がります。
ここで中間発表があり、ここまでは7対7で同点とのこと。そこにけたたましいベルの音が。ステージ上の全員が驚いているとモニターに「MC REVERSE」の文字が。ルーレットで当たった人が藤崎マーケットの2人とMCを交代するということで、ステージ上のモニターに今回のメンバーがランダムに2人並んで映し出されたルーレットが登場します。しかし何度やってもプリマ旦那・河野しか当たらないということで、ブーイングも聞こえるなか、河野がMCに。ゲームが続きます。
次のゲームは「アイツにキレろ!!逆ギレバトル」。曲がスタートするとMCがボックスからキャラクターを引き、ストップしたら即そのキャラクターにキレるというルールです。まずは白チームがチャレンジ。流れてきたのは桃太郎の歌。MCの河野が犬や猿、鬼などの登場人物を引き当てると、メンバーが次々にキレていきます。続いての黒チームのキレ方が抜群でこのゲームは黒チームが勝利。なぜかなんの関係もない昔のアニメのダンスを始めるメンバーたちに、ステージ上も大ウケでした。
続いては「逆風に負けるな!強風熱唱バトル」。これは選ばれた一人が強風を受けながら歌っている曲をほかのメンバーが当てるというもの。まずは白チームの多田が、ステージ裏へ。強風に歪みながらも懸命に歌う多田ですが、一曲終わるたびに一旦風が止み、そのたびに表情を作り直す様子が大爆笑を生みます。黒チームもトットから桑原がチャレンジ。強風に顔を歪めながら歌う桑原の様子を見ていたトキでしたが、ゲーム終了後に自ら風を浴びに行き、またまた大いにウケていました。
ここで再び「MC REVERSE」。今度はルーレットでリリーと周平がMCに。ゲーム「裏の顔を見破れ!!嘘つきトークバトル」がスタートです。両チームにテーマが与えられ、ウソのエピソードを話している1人が誰かを当てるというルール。黒チームの「学生時代の話」というテーマでは、トキの小学生のころのバレンタインの思い出やこうへいの修学旅行のエピソードなどが語られました。「家族の話」がテーマだったのが白チーム。多田はお兄さんと部屋が同じだった思い出を、野村は奇跡的な偶然について話します。吉田たちは、お互いのエピソードを知っているため、相手のトークを補足するなど、正解がバレバレの状態。結局ゲームは白チームが勝利を収めました。
ここでベルが鳴り、今度は「MC RETURN」の時間。藤崎マーケットが再びMCになり、最後のゲーム「究極の逆をひねりだせ!逆言葉バトル」となります。これは、モニターに映し出された言葉と真逆のニュアンスの答えをテンポよく答えていくというゲーム。流行語から曲のタイトル、会社の名前などが続々と映し出されると、メンバーたちは必死で逆の言葉を叫び、会場は笑いに包まれました。このゲームがラストということで、勝った白チームが150ポイントをゲット。すべてのゲームが終了し、いよいよ結果発表です。
黒チーム60ポイント、白チーム312ポイントで白チームが優勝...ですが、今回のイベントはすべて逆の90分がテーマ。ということでポイントのケタを逆から読むと、黒チーム6ポイント、白チーム213ポイントで結局白チームの勝利!と思ったら、ここで照明が消えて、緊急ブザーが鳴り響きます。モニターには「ポイント流出」の文字が。その言葉に過敏に反応するトキの姿もありつつ、結局ポイントが流出したということで、両チーム引き分けという結果に。
ラストのプレゼント企画では、会場のなかから3名にサイン入りポスターがプレゼントされました。そして3月18日(日)に行われる「YCC Presents よしもと式エンタメLIVE~卒業したてのYCC大阪9期生が語る! YCCってココが素晴らしい!!」ではMCにスマイル、ゲストにすっちー(吉本新喜劇)が登場すること、さらにYCCでは4月生を新たに募集しているという告知が行われ、大いに盛り上がったライブは終了しました。
上記イベントの詳細など、詳しくはYCCのホームページ(http://ycc.yoshimoto.co.jp)をご覧ください。
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