ゆりやんレトリィバァも「Amazing!」と感動! 『HBDA SHOWCASE 2018』公開リハ
3月8日(木)、東京・新宿村スタジオにて、『HBDA SHOWCASE 2018』ダンスナンバー 一部公開&囲み取材が行われ、HBDAをプロデュースするヒントン・バトル、タップナンバーの振付を担当したHIDEBOH、HBDAとゆかりのあるゆりやんレトリィバァも囲み取材に参加しました。
吉本興業がヒントン・バトルとともに未来のブロードウェイスターを発掘・育成すべく昨年の4月に開校したヒントン・バトル ダンスアカデミー(HBDA)。
選ばれたダンサーには世界で活躍するためのプログラムが3年間無料で提供され、開校以来、毎日のレッスンと並行し、京都国際映画祭や大阪文化芸術フェス、幕張イオンモールでのパフォーマンス等々、徐々に日々のレッスンの成果を見せるべく、活動の幅を広げています。
今回、アカデミー開校から1年の集大成となる『HBDA SHOWCASE 2018』が、3月16日(金)、17日(土)に大阪公演(YES THEATER)、4月13日(金)、14日(土)に東京公演(NEW PIER HALL)にてそれぞれ開催。
全編ダンスをメインに、ストーリー性なども盛り込んだ本公演は、ヒントン・バトルが演出・脚本・振付が担当し、他にもビヨンセ、マドンナの振付師として知られるアンソニー・バレルや、映画「座頭市」、「TAP THE LAST SHOW」にて出演、振付を行ったHIDEBOHなど、日米トップクラスの実力者も振付を担当します。
この日は、HIDEBOHとゆりやんも見守る中、『HBDA SHOWCASE 2018』の一部となるダンスナンバー5曲を取材陣の前で披露されました。
まず、ケビン・グラスフォード振付によるHIPHOPナンバー『Turn up the Music』(Chris Brown)から開演となり、全員がいきなり激しいダンスで躍動すると、2曲目はヒントン・バトルの振付によるバレエナンバー『チェロ協奏曲第1番』(ショスタコーヴィチ)に乗せて、男女3名がしなやかなバレエで魅了。
続く、モダンナンバー『Requiem-Dies Lrae』(レクイエム/カール・ジェンキンス)で再び全員参加によるダイナミックなダンスとフォーメーションで圧倒すると、HIDEBOH振付によるタップナンバー『Lady Marmalade』ではタップシューズに履き替え、一糸乱れぬダンスで、軽快なタップ音をスタジオに響かせます。
ラストは、ヒントン・バトル振付によるダンス&歌唱ナンバー『Sissy that Walk』(RuPaul)で、これまでのダンスがミックスされ、歌唱やハット、ステッキなどの小道具も駆使したミュージカル調のパフォーマンスでフィナーレ。
途中、準備の間、ヒントン・バトルが解説をし、隣のゆりやんが通訳(?)し、取材陣の笑いを誘う一幕もありました。
直後には、ヒントン・バトル、HIDEBOH、ゆりやんレトリィバァによる囲み取材を実施。
公開リハを終えたヒントンは、「アカデミーとしてグレートで、正直思っていた以上に順調です。3年間のプログラムですが、1年目でこれだけの成長を見せてくれているので、非常に楽しみです。『HBDA SHOWCASE 2018』は、ファンタスティックな素晴らしいものになっていると思います」と手応えを感じたようです。
次にゆりやんは、「Amazing」「Fantastic」と英語で切り出すも、「ちゃんと言うと感動しました。迫力ありましたし、かっこよかったです」と感動のコメント。
そしてHIDEBOHは、ヒントン出演の『ソフィスティケイテッド・レディ』(1981年)を見た影響で渡米した自身の経歴を振り返り、「そこから何十年も巡って、日本人が学校でヒントンさんから直接習えるっていうことと、僕も呼んでもらえたというのは、吉本興業というのもあるし、奇跡的な出会いなんですよね」と感慨にふけます。
また、リハについては「日本人が超えられなかった領域をヒントンさんの魔法がかかると、違う領域に行くんだなっていうのがね、悔しいというか、嫉妬なくらいですよ。それくらいのみんなの変わりようっていうのがすごいなって思って見てましたね」とジェラシーも感じたようです。
さらにHIDEBOHは「振付で意識したこと?」との質問に、「どこか日本人ってよく言えば奥ゆかしいんだけど、照れがあるからね。リズムにも出るんですよね。スキルだけじゃなくて、日本人が思いっきり感情を出したらどうなるか出したい」との思いを込めたとか。
一方、ゆりやんは、昨年12月、自身の単独ライブ『hiphop』で、オープニングとエンディング、ネタの合間のダンスを、ヒントンとHBDA生に協力をしてもらったものの、「ヒントンさんからメリークリスマスとかいただいたんですけど、返すの忘れた(笑)」とのしくじりを告白。
お詫びするゆりやんにヒントンは笑顔で答え、無事和解(?)する場面となりました。
終盤、先日の『R-1ぐらんぷり2018』の準優勝について訊かれたゆりやん。
「自分が優勝できなかったのは、次がんばろうと思いますけど、同期で、一緒にやってきた濱田くんが優勝して、素直におめでとうと思いました」と、NSCの同期・濱田祐太郎を祝福します。
本番前には「うれしいです。広瀬すずさんとご一緒させていただいて」「私もうれしいです。菅田将暉さんとご一緒させていただいて」といった会話を同期同士で交わしたと語るゆりやん。
さらに打ち上げでは、「紺野ぶるまさんは、隣でどういう状況か教えてあげていたのに、ゆりやんは何もせず突っ立っていた」といった内容のネットの書き込みを見つけたゆりやんが、「濱田くん、ごめんな。何も言ってなくて」と謝罪すると、「ゆりやんは、CM中、背景が何色か教えてくれた。ありがとう」と濱田から感謝されたことを明かしました。
『HBDA SHOWCASE 2018』大阪・東京
■大阪公演(発売中)会場:YES THEATER 〒542-0075 大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月ビル
●3月16日(金)19:30公演(開場19:00) ●3月17日(土)14:00公演(開場13:30)
■東京公演 (3月3日より発売)
会場:NEW PIER HALL 〒105-0022 東京都港区海岸1-11-1 ニューピア竹芝ノースタワー1F
●4月13日(金)19:30公演(開場19:00) ●4月14日(土)17:00公演(開場16:30)
チケット: ¥2500-(前売り・当日)
・チケットよしもと...0570-550-100【Yコード:大阪公演 106298 東京公演 106361】
・チケットぴあ...0570-02-9999【Pコード:大阪公演 106298 東京公演485-299】
・ローソンチケット...0570-000-407【Lコード:大阪公演 106298 東京公演31971】
※チケットよしもと予約問合せダイヤル...0570-550-100 ※24時間受付(お問合せは10:00~19:00)
演出・脚本・脚本:ヒントン・バトル
振付:Anthony Burrell アンソニー・バレル 、Kevin Glasford ケビン・グラスフォード、Christopher Huggins クリストファー・ハギンズ、HIDEBOH, kuriko、CHEW、JUNKO YANO 他
主催:吉本興業 企画・制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー 公式HP:http://hbda.jp/event/showcase2018.html