リュック・ベッソン監督、ゆりやんの予測不可能な言動に「彼女はホントのエイリアンなのかも」
3月13日(火) TOHOシネマズ六本木にて、世界の巨匠リュック・ベッソン監督の最新作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ジャパンプレミアが行われ、 6年ぶりの来日となったベッソン監督とともに、日本語吹き替え版の声を務めたTHE ALFEEの桜井賢さん、坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さん、ゆりやんレトリィバァが登壇しました。
本作は、『スター・ウォーズ』などに影響を与えたSFコミックの金字塔「ヴァレリアン」シリーズが原作の、宇宙の平和を守る連邦捜査官ヴァレリアン(デイン・デハーン)と相棒のローレリーヌ(カーラ・デルビーニュ)が銀河の危機を救うために大冒険を繰り広げるSFアクション。日本語吹き替え版では、トリオで登場する情報屋のエイリアン、ドーガン=ダギーズをTHE ALFEEが、世界の歌姫リアーナが演じる変幻自在な宇宙人のダンサー・バブルの声をゆりやんが担当します。
ジャパンプレミアに登場したベッソン監督は「どうもありがとう!」と日本語で挨拶。そして「脳の若さをつかさどる部分は、歳を重ねるとどうしても忘れてしまう部分があります。子供の頃は"将来何になりたい?"と聞かれて"宇宙飛行士になりたい"と答えていたのに、大人になると"夢のようなことを言ってたよね"と笑ったりする。でも、本当に宇宙飛行士になった少年がいます。今晩はみなさんと一緒に25世紀に行きます。そしてみなさんが宇宙飛行士になっていただければと思います」と観客にメッセージを。
続いて、ドーガン=ダギーズを演じたTHE ALFEEが登場。高見沢さんが「僕らの吹替はどうでしたか?」と尋ねると、ベッソン監督は「吹き替えの中でもドーガン=ダギーズが最高なのが日本とイタリア」と3人を絶賛。高見沢さんも、初めての3人でのアフレコまがら「3人のテンポ感でやるのが面白かった。45年やってきた阿吽の呼吸が出ていると思う」と手ごたえを感じているようでした。
バブルの声を担当したゆりやんは、バブル役のリアーナの扮装でダンスを踊りながら登場。「アイアムジャパニーズセックスシンボル!」と挨拶し「調子乗っちゃって!」と持ちネタを披露すると、ベッソン監督は「リアーナそのものだね。特に帽子が」と返し、会場を笑わせます。また、ゆりやんは得意の英語でのトークに交え、「ココゾトバカリニ タノマセテクダシ」とベッソン監督にハリウッドの映画に出してほしいと懇願。ベッソン監督は、「ピッタリくる役があればね。ハリウッドが舞台のゴージャスなブロンドの女性の映画ならもしかしたら...」とジョークでのってくれました。
イベントでは、ベッソン監督から、映画に貢献してくれたお礼としてTHE ALFEEとゆりやんに星に名前を付ける権利「星のネーミングライツ」のプレゼントも。星の名前については、THE ALFEEは今回の役名の中にアルフィーの名前を入れた「ドーガン"アルフィー"ダギーズ」と命名することを宣言。一方、ゆりやんは映画のタイトルと持ちネタの「落ち着いていきやー!」をミックスした名前にすると決め、「ヴァレついていきやー!」といつものポーズを。ゆりやんの予測不可能な言動に、ベッソン監督は「彼女はホントのエイリアンなのかも。オーマイゴー!」と目を丸くしました。
イベント後の囲み取材では、ゆりやんへの3月14日(水)のホワイトデーについての質問が集中。バレンタインデーの本命チョコを渡したもののホワイトデーは仕事で会えないと残念そうなゆりやんに、取材陣から「どこに住んでる方なんですか」と質問が飛ぶと、「あのねー」と迷惑そうな顔をしながら「大阪の難波にいる人とか、言えないですからー」とあっさり回答。さらに「大阪の芸人さんなんですか?」と質問が飛ぶと、再び「あのねー」と眉をしかめながらも「大阪の2年先輩の霜降り明星のせいや、とか言えないですからー」、「告白はしたんですか」との質問にも「あのねー、気付いたら好きですって言ってました、とか言えないですからー」とあっさり答え、取材陣を笑わせます。そんなゆりやんを見て、高見沢さんは「非常にかわいいですね。アピールするのもグイグイじゃなく、ちょっと引きながらいくところがいい」とうれしい言葉を。坂崎さんにも「英語もうまいし、絶対ハリウッドいけるよ」と心強いエールを送っていただきました。映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、3月30日(金)公開!
【ゆりやんレトリィバァ】