"女性の生き方を考える日"『HAPPY WOMAN FESTA OSAKA 2018』のスペシャルセッションに桂ぽんぽ娘、月亭八織が登壇!
3月8日(木)の国際女性デーに、なんばエリアを中心とした『HAPPY WOMAN FESTA OSAKA 2018』が関西で初開催されました。メイン会場のなんばパークスでは、パークスホールにて「スペシャルセッション」が行われ、ゲストに桂ぽんぽ娘、月亭八織が出演しました。
まずは八織の落語からスタート。月亭八方に入門して4年の八織は、年季明けに真っ先にしたかったことは「結婚」ということで、マクラでは結婚式のエピソードを。そして引き出物をテーマにした桂三枝作の創作落語『引き出物』を口演しました。続いてぽんぽ娘は師匠・文福ゆずりのダジャレでつかみ、赤ちゃん同士の会話を表現した『赤ちゃん談義』を披露しました。
トークコーナーでは、なぜ二人が落語の世界に飛び込んだのかという質問から。俳優だった八織は天満天神繁昌亭で開かれていた落語教室がきっかけでした。「俳優の勉強にと思って落語教室に行き、それがきっかけで"お茶子"をすることに。そして師匠に出会って入門することになりました」と八織。東京で活動していたぽんぽ娘は名古屋で文福に出会ったときに「はめられた」と激白。「師匠に"うちの弟子です"と紹介されて、入門せざるを得なかった」とのことですが、東西の落語家は現在、約1000人で、そのうち女流落語家は約70名とぽんぽ娘いわく「朱鷺ぐらい希少な存在」。それだけに、かわいがってもらえることが多いことから、入門してよかったと笑顔で語りました。
女流落語家としてこれからの抱負を尋ねると「実は大きな抱負はない」と八織。落語家の前にはプロレスラーの経験もある八織、「落語家としていろんな経験を生かしていきたい」と話しました。そしてぽんぽ娘は20代の頃の経験談を赤裸々に語り、その胸中も吐露。「女性は傷つくことが多い。だから、落語を通じて性教育に取り組むのが私の夢です」と胸を張りました。会場からは大きな拍手が沸き起こり、トークを終了しました。
【桂ぽんぽ娘】【月亭八織】