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2018年3月17日 (土)

広報特使・月亭方正も夏に落語会を開催! 石川県津幡町・株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー包括連携協定調印式

3月16日(金)、石川県・津幡町文化会館「シグナス」ホールにて、「津幡町・株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー包括連携協定調印式」が開催され、津幡町長・矢田富郎氏、津幡町議会議長・多賀吉一氏、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー常務取締役 水本章、津幡町広報特使・月亭方正が出席しました。
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本協定は、津幡町及び株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーが、緊密な相互連携と協働による活動を推進し、地域のさまざまな課題に迅速かつ適切に対応し、町民サービスの向上及び地域の活性化を図ることを目的として締結するもの。

本調印式は、『よしもとお笑いライブ2018in津幡』の冒頭に行われ、石川県住みます芸人・ぶんぶんボウル、横澤夏子が司会を務めました。
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調印式の前に、"まこもたけ"や"おまん小豆"などの津幡町の名物を紹介するPR動画が流れたのですが、そこに月亭方正も出演していたため、お客さんから笑いが起きます。

いよいよ調印式がスタート。まずは津幡町長・矢田氏による挨拶が行われます。最初に包括連携協定の話を聞いたときは、嬉しいと同時に「なんで津幡町なんだろう?」という驚きがあったそう。しかし、2017年に石川県住みます芸人のぶんぶんボウルが中心となって町民らによる「ふるさと劇団」を立ち上げたり、津幡町出身の芸人・テンプルカントリーが活躍していることが理由ではないかと思ったという町長。「今後とも末長くお付き合いしたいですし、よしもとという大きな会社をバックに、津幡町をいろいろなところでPRしていけることを楽しみにしています」と語っていました。続いて、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー常務取締役・水本より挨拶が行われ、「笑いで元気な津幡町」に貢献できるようがんばりたいという意気込みが語られました。
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横澤より協定の概要の中の連携・協力事項が読み上げられ、双方の立会人(津幡町議会議長・多賀吉一氏、津幡町広報特使・月亭方正)が見守る中、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役社長・藤原寛が記名・押印した協定書に矢田町長が押印し、無事調印締結となりました。
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次に、平成30年度に取り組むおもなプロジェクトが紹介されました。

その中のひとつで、津幡町広報特使である月亭方正の落語会について、「倶利伽羅(くりから。津幡町の地名)を題材とした落語を披露されるそうですが、意気込みをお聞かせください」と言われると、「え、そうなんですか?」ととぼけたあと「その前にまず、みなさんの頭の中がハテナやと思うんです。『なんで方正が津幡町の広報特使なん?』って。実は僕は、津幡町にある弘願寺(ぐがんじ)というお寺の娘さんと結婚したんです。だから僕は弘願寺さんと親戚なんです」と、特使になった理由を語り、その理由に客席からも納得の声が上がります。
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さらに、「よしもとと連携しようなんていう町はユニークやと思いますし、そんな津幡町のユニークさを取り入れた落語を披露したいと思っています。落語会は8月半ばにやる予定なんですが、スペシャルゲストを迎えたスペシャルな落語会にしたいと思ってますので、みなさんぜひ来てください」とアピールする方正。

また、その他のプロジェクトとして、大河ドラマ『義仲と巴』の実現をめざして行われている誘致推進事業の一環として行われる「源平歌合戦」や、町民参加によるスペシャル新喜劇「津幡町ご当地吉本新喜劇」が開催予定であることが発表され、調印式は終了。

調印式終了後、上記出席者による囲み取材が行われました。

これまでにもよしもとが地方の町と包括連携協定を結んだことはあるが、北陸地区では初めてだそう。期限を聞かれると「一応1年ですが、何もなければまた1年、という形で......」と、続けていきたいという考えを明かす町長。

この地で落語会を開催できることが嬉しいと語る方正は、「町民参加による吉本新喜劇という企画は素晴らしいですね。僕はこれまで何回も津幡町にきてますけど、町民のみなさんが明るいんです。だからきっと面白い新喜劇ができると思う」と、新喜劇にも期待を寄せていました。

すると町長が、昨年ぶんぶんボウルが立ち上げた、町民50名が参加しているという「ふるさと劇団」公演は、この日のイベント同様津幡町文化会館「シグナス」ホールで開催され、超満員だったことを明かします。すると方正が「へぇ~、すごい! もちろん大爆笑で?」と尋ねますが、町長は「そこまでは......」と謙遜(?)。それを聞いて「これからですよ!」と頼もしい言葉をかける方正でした。

「地方の町との包括連携協定でのよしもとのメリットは?」と聞かれると、「まずは町民の方に、自分たちが参加して『人を笑わせる』ということを体験してもらいたい。その体験を経てみなさんがよしもとのファンになっていただければ。ゆくゆくは全国民がよしもとのファンという状態をめざしています」と、野望を語る水本常務取締役。

「協定の中の連携・協力事項に『健康・福祉に関すること』とあるが、この面ではどういった活動をする予定があるか」と聞かれると、「これまでにも各地で子どもを持つ芸人たちがフォーラムや講演に参加しており、そういった形での協力も考えている」と水本。すると町長も「町としては、有名な方が来てくださって身近な話をしてくださることで、人が集まる機会が増えることはいいことです」とそういった形での連携・協力を歓迎すると明かします。

最後に「津幡町でなぞかけをお願いします」という記者の無茶ぶりに答え、方正が「津幡町とかけまして、方正の高座とときます。その心は、落ち着くでしょう」と答えますが、場がしーんとしてしまったため、「あれ? どうしたんですか、みなさん(笑)!」とツッコむ方正。そのツッコミには報道陣から笑いが起こっていました。

今回の包括連携協定により、ますます「笑いで元気に」発展していくに違いない津幡町の今後が楽しみです!
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【月亭方正】【ぶんぶんボウル】【横澤夏子】