「笑い」の力で認知症予防! 大阪精神医療センターと枚方市、吉本興業のコラボプログラム開催!!
大阪ならではの「笑い」を取り入れた認知症予防プログラムを開発、実施しているのが、大阪精神医療センターと枚方市、吉本興業。三者が連携したこの取組は、昨年9月から行われています。前回に引き続き、今回の「こころとからだ生き生き教室」も大阪精神医療センターによる、脳機能トレーニングや、よしもとが提案するおもろいスポーツ「よしすぽ」プロジェクトを実施。参加者の皆さんは、頭と体を使って、楽しくゲームにチャレンジしました。
まずは座っての脳力アップトレーニングから。両手バラバラにヒザを擦る、叩く動作を行う「トントンすりすり」、画面の中の家に入る人、出て行く人を数える「今、何人?」、スタッフが何の絵を描いたかを推理する「これ、なんの絵?」、テーブルに置かれた紙コップを使ってしりとりを作る「あいうえお紙コップしりとり」を行いました。
続いてMCのspan!が登場。自己紹介のあと、大阪府広報担当副知事・もずやんを呼び込みます。span!から笑いとスポーツをかけ合わせた「よしすぽ」についての説明が行われたあと、準備運動を兼ねた京都弁のラジオ体操が行われました。数字をカウントする発音が京都弁だったほか、語尾に「どすえ」「まひょ」が付くなど、ユニークな体操に参加者も笑顔。画面には舞妓さんのかわいいイラストも登場していました。
体操のあとは、早速「よしすぽ」がスタート。最初のゲームは「ぴょんシー」です。これは参加した皆さんがA、Bの2チームに分かれて行うチーム対抗の鬼ごっこ。手を前に出してぴょんぴょんと飛びながら逃げ回るチームと、代表者2名が逃げる参加者を捕まえるチームに分かれます。捕まえるときには、お札でタッチするのがルール。タッチされた人は自分でそのお札をおでこに貼ります。ゲームは2分間。どちらが数多く捕まえることができるかを競い合います。
ゲームが始まると、つい走り出してしまう人もいるなど、大盛り上がり。Aチームは40秒で全員を捕まえ、Bチームはマコトの頑張りで49秒ということになりました。1回目が終わったあと、参加者の皆さんともっとこうすればいい、おもしろくなると意見を交換。ぴょんぴょんするのは大変、お札は楽しいなど、様々な声が上がりました。
続いてのゲームは「走る茶室」です。押す人、座る人が2人1組になり、キャスターの付いたイスでリレーをするというゲーム。座る人は、お盆とお茶に見立てたピンポン球を載せた下敷きを持たなくてはいけません。ピンポン球を落としたらその場でストップ。載せ直して再スタートします。これも同じく2チームで行いましたが、span!の2人が「ゆっくりでいいですよ!」「がんばって!」など声をかけ、レースを盛り上げます。参加した皆さんも手を叩いて応援するなど、白熱の展開に。最後はアンカー対決にもつれ込み、拍手が起こるなか僅差で勝負が決しました。このゲームが終わった後も、全員で意見交換を行い、最後は記念撮影。大いに盛り上がったプログラムは終了しました。
【span!】