インディアンス、霜降り明星、ゆにばーすが「琉球漫才ツアー~漫才とコーナー~」で沖縄に笑いを届ける
3月21日(祝)、よしもと沖縄花月にて、インディアンス、霜降り明星、ゆにばーす3組の芸人のネタが楽しめる「琉球漫才ツアー~漫才とコーナー~」が行われました。
冒頭3組揃って登場すると、フリートークを展開しました。「どのコンビが目当てで見にきたのか聞いてみますか?」との話になり、川瀬名人が「僕の予想ではゆにばーす、霜降り、インディアンスの順だと思う」と告げると、インディアンス田渕が「しぇー」と叫び笑いを誘っていました。
その後は「みんな沖縄の人たちなんですか?」との問いかけに、会場から「兵庫県から来ました」というお客さんや「静岡から」という熱烈なファンもいて、沖縄だけではく遠方から来たというお客さんも来場していることを知り、芸人達のやる気にも火がついた様子でした。
ひとしきりフリートークで盛り上がったあとは、いよいよそれぞれコンビのネタ披露です。トップバッターで登場したのは、霜降り明星。人気アニメ「アンパンマン」を絡めたネタを展開し、粗品が繰り出すボケに、せいやが鋭い突っ込みを入れ、息の合った掛け合いを見せました。ネタ中、場内は大きな笑いが起こり賑やかな時間となりました。
次に登壇したゆにばーすは、待ってましたと言わんばかりの一際大きな拍手で迎えられていました。冒頭、川瀬名人が「見た目、新興宗教の広報担当と・・・教祖でやっております」と自己紹介すると、大きな笑いが起こっていました。そして次々繰り広げられるはらのボケに、会場は終始笑いっぱなしで、場内は和やかな雰囲気となりました。リズミカルでコミカルな掛け合いを見せるゆにばーすのネタに、お客さんも満足気な表情を浮かべていました。
ラストにネタを披露をしたのはインディアンス。木村が「僕らこう見えても30歳なんですよ」と会場に向かって告げると、場内は何ともいえない雰囲気に。すかさず田渕が「妥当!」と叫ぶと、大爆笑が起こりました。体を大きく使い、リズミカルに息もつかせぬボケを繰り広げる田渕に、客席も圧倒された様子でインディアンスのネタを楽しんでいました。
それぞれ3組のネタ披露が終わると、再びステージに3組が集合し、霜降り明星のせいやが進行役となって、ゲームコーナーを展開しました。「ジャスト30秒当てましょう」と題した、流れてくる音楽をぴったり30秒で止めるというゲームでは、霜降り明星の粗品が、音楽に合わせ軽快なダンスをし場内を沸かせていました。軽妙なダンスで笑いを誘っただけかと思われた粗品でしたが「29秒12」という数字をたたき出すと、芸人達も場内も歓声を上げ、会場全体が盛り上がりを見せていました。
続いては「のぞき見伝言ジェスチャー」を実施しました。お題をジェスチャーで伝えていくゲームですが、ティッシュペーパーを目に当て、視界を見えにくくした状態で相手の動きを見なければいけないゲームです。見えづらい状況のため、徐々に正確な動きが崩れていき、芸人それぞれが自分の予想を付け加えた動きを見せ、場内を沸かせていました。
2問続けて不正解となったため、「じゃあティッシュを少し上げてもいいよ」とせいやから許可が出ると、田渕はティッシュを全開に上げ、完全に視界が広がった状態で客席を見渡して笑いを起こしていました。
そして最後は「バルーン割り大喜利」を行いました。スイカ割りの要領でバルーンを割り、お題に対して大喜利をするゲーム。みごとなチームワークで田渕が風船を割ると「めちゃくちゃ効果がありそうな花粉症の薬の名前」というお題が出されました。すかさず田渕は「めちゃきーく」と回答すると、ここでも大きな笑いが起こっていました。
盛り上がりを見せたゲームコーナーも終わり、そのままエンディングに突入。漫才でもゲームコーナーでも大きな笑いがたくさん起こるステージとなり、訪れたお客さんは皆、満足気な表情とともに会場を後にしていました。
【インディアンス】【霜降り明星】【ゆにばーす】