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2018年3月31日 (土)

髙木美帆選手や吉田沙保里選手、登坂絵莉選手らオリンピアンが登場した『meiji Tokyo 2020 Fes in OSAKA』にロンドンブーツ1号2号・田村亮とペナルティも参加!!

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のゴールドパートナーである株式会社 明治が開催する、スポーツの楽しさと食の大切さをカラダ全体で感じられるイベント「meiji Tokyo 2020 Fes」の第4弾が3月30日(金)、立命館大学 大阪いばらきキャンパスで行われました。

平昌2018冬季オリンピックにおいて、1,500mで銀メダル、1,000mで銅メダル、そしてチームパシュートで金メダルと、1大会で3色のメダルを獲得するという日本女子史上初の快挙を成し遂げたスピードスケートの髙木美帆選手に加え、吉田沙保里選手(レスリング)、登坂絵莉選手(レスリング)らオリンピアンが登場。一般参加の小学生と一緒にスポーツを楽しみながら、触れ合いを通じてスポーツの楽しさや食の大切さを伝えました。

さらに、ロンドンブーツ1号2号・田村亮、ペナルティがゲスト出演。「アスリート トークライブ」や「POWER!ひとくちの力 ランチミーティング」などさまざまなプログラムに参加しました。

開会式では、吉田沙保里選手、登坂絵莉選手が登壇し、「今日は一緒に頑張りましょう」と参加者に呼びかけました。昨年夏、第1回の「meiji Tokyo 2020 Fes」に参加した登坂選手は、「参加してくれた子供たちにはスポーツの楽しさと食の大切さを持ち帰ってもらったと思います」とご感想を。同じく吉田選手もイベントを通じて、「2020年に向けて目標を持って頑張ってもらいたいと思いました」と振り返りました。

先日閉幕した2018年平昌オリンピックは、毎日のように注目していたという吉田選手。メダルを取る難しさて改めて実感されたそうです。「オリンピックに4回出させてもらっていますが、今回は客観的に見ながら"緊張してるだろうな"とか思いながら、ドキドキワクワクしていました」。登坂選手は「初めて見る競技もいくつかあり、ダイナミックでかっこいいなと思いました。やっぱりオリンピックっていいなと思いました」とお話されました。

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そんな中、髙木美帆選手がステージへ。「平昌オリンピックでは応援ありがとうございました。たくさんの応援があったからこそメダルがとれました。今日はスポーツの楽しさを感じながら、いろんなことを経験できたらいいなと思います」と呼びかけました。吉田選手と登坂選手の印象を尋ねられると「登坂選手は年齢も近いので、リオ以降のご活躍も刺激を受けています。初めてお会いした時は思ったより小柄な方なんだなと感じました。でもパワフルな動きができてさすがだなと思いました。吉田選手は、スケートに本格的に取り組む前から活躍していたので、憧れの人。出会えてうれしく思います」と語られました。

1大会で3色のメダルを獲得するという日本女子史上初の快挙を成し遂げた髙木選手ですが、4年前のソチオリンピックでは出場できず、8年前のバンクーバーでも何も残せなかったと悔いが残っていたそう。それだけにソチオリンピック後の4年間は平昌オリンピックに向けて強い思いで取り組んできました。「今、振り返ってみて、あの大舞台でたくさんの種目に出場できて、いろんな思いをぶつけることができてありがたいことでした。悔しさを感じることもありましたが、4年間の思いを達成できました」と髙木選手。

そんな髙木選手に「努力する大切さが伝わってきました」と吉田選手。登坂選手も「プレッシャーも多かったと思いますが、その中でメダルを獲得されて。勇気と感動をいただきました!」と意見を交換されました。その後、髙木選手に明治商品1年分の贈呈と、花束贈呈が行われました。

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また、ロンドンオリンピックで取った吉田選手の金メダルと、リオオリンピックでの登坂選手の金メダルも披露し、一気に会場が華やぎました。髙木選手に花束を贈呈した参加者代表の女の子は実際にメダルを手に取り「予想以上に重かったです」と声を弾ませ、男の子も「こんなにメダルは重かったんだ...」と驚いた様子でした。

続いては、スピードスケートのトレーニングで使われるスライドボードに挑戦するコーナーへ。そこで髙木選手に挑戦したいと意気込んできたのが、ロンドンブーツ1号2号・田村亮とペナルティです。亮を先頭にヒデ、ワッキーの順にパシュートの隊形で登場。会場を沸かせました。

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膝を90度曲げ、中腰になって氷上を滑るような感覚でトレーニングをするスライドボード。その姿勢のきつさに、亮とワッキーは早くも悲鳴を上げます。そして何とか髙木選手についていったものの、30秒という短い時間でも二人の顔には疲れが。吉田選手、登坂選手はさすがオリンピアンだけあり、すぐにコツをつかんでいました。「難しいですね。滑っている最中に上体が高くなっていきます」と登坂選手。レスリングのトレーニングとは使う筋肉が違うそう。スターターを担当したヒデは「このきつい練習の先にメダルがあるってことなんですね。すごいですね!」と改めて髙木選手のご活躍を絶賛しました。

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開会式の最後には、髙木選手、吉田選手、登坂選手はもちろん、亮、ペナルティも参加して、2020年までの「成長宣言」を行いました。

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ペナルティは「世界に通用する芸人(WWW)」と宣言。「世界中からたくさんの方が東京に来たとき、我々が笑顔でお手伝いできたら」とヒデ。なお、WWWとは「ワールド・ワイド・ワッキー」の意味だそうです。

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亮は「フルマラソンを4時間半切り」。「今まで4時間40分ぐらいなんですが、マラソン中は声援などをいただいても何も応えられないくらい、しんどくて。でも、沿道で手を振ってもらえたら、笑顔でゴールできると思うんです。それを目標にしたいです」と意気込みました。髙木選手は「更なる高みへ」。今より人としても選手としても、そして技術面でも更なる高みに行きたいという思いを込めました。登坂選手は「連覇」。2020年はすぐに来るので、連覇を目指して頑張りたいと気合を入れました。最後に吉田選手。「金メダル量産!」。「たくさんの金メダルが取れるように、がんばりたいです」と未来を見つめました。

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開会式に続いて行われたのは「POWER!ひとくちの力 ランチミーティング」です。髙木選手の栄養サポートを行っている明治の管理栄養士・村野あずささんを交え、亮やペナルティと共にセッション形式で食育についての講義を行いました。

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2017年5月より髙木選手の栄養サポートについている村野さん。髙木選手の普段の食事を分析しながら最適なバランスなどをアドバイスすることが主な目的です。髙木選手から村野さんに送られた写真の数は820枚にも及び、それらを元に「主食」「おかず」「野菜」「果物」「乳製品」という5大栄養素を満遍なく摂取する食事の提案。平昌オリンピック直前まで、二人三脚での取り組みでした。「朝ごはんは大事ですか?」「白米より雑穀米の方がいい?」「ご飯はお代わりしてもOK?」など、亮、ヒデ、ワッキーも興味津々、次々と質問が飛び出します。また、バランスよい食生活を送ることで得られた効果などを髙木選手に尋ねるなど、前のめりでトークを繰り広げました。

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「理想は栄養フルコース型の食事であること」と村野さん。詳しい解説を交えながら、栄養素が成長期の子供たちに与える影響などをレクチャーされました。カルシウムの摂取も欠かせないことや、運動をして、バランスの良い食事をし、しっかり睡眠することが強い体づくりに繋がることもご説明。亮もペナルティのふたりも"パパ芸人"であることから、熱心に耳を傾け「今日聞いたことはさっそく、家で実践したい」(ヒデ)と意気込みました。

トークコーナーの後には、子どもたちの質問を受け付けたり、アスリートの食事を再現したメニューを味わう時間も。食事中には、髙木選手、亮、ペナルティが牛乳とヨーグルトを参加した小学生たちに手渡しし、終始、盛り上がりました。

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開会式の後には囲み取材も行われ、イベントについての質疑応答がありました。「meiji Tokyo 2020 Fes」の取り組みについての感想を尋ねられると「オリンピアンの生の声や表情を見ることができる子どもたちがうらやましい。今日という一日を過ごすだけで、選手の背中からも学べることがあるのではないかと思います。私も今日教わったことを家で活かしたいですね」とヒデ。ワッキーは「こんなすばらしいイベントに、数あるよしもと芸人の中から選んでもらえてうれしいです」と参加の喜びを語りました。髙木選手は「私は20年前の長野オリンピックを見てスケートに憧れた兄の影響でこの競技を始めました。今日は次の世代を担う子供たちに何か感じてもらえたら」。そして亮は「平昌オリンピックも盛り上がりましたし、この勢いを東京オリンピック・パラリンピックまで持続できたらと思います。このエネルギーを持っていきたい」と意気込んだほか、実家の近くにmeijiの工場があることから「学生の頃は僕とおかんが工場にアルバイトに行くというのが夏の恒例でした」と田村家の思い出も明かしました。

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トレーニングのスライドボードについては「本当にきつかった」と声を揃える亮とワッキー。髙木選手は「5分、10分と続けていると腰も痛くなりますね。地味なトレーニングをひたすら重ねます」とその厳しさを語りました。

普段、テレビで見ているという亮とペナルティについての印象は、「今まで芸人さんとからむことがなかったので、新鮮です。待機中も笑顔でいっぱいで、見ているだけで楽しいです」と髙木選手。なお、世界を制覇した髙木選手については「思っていたより華奢ですね」とワッキーに、「笑顔が素敵。いざ勝負とスイッチが入った時の、氷上での表情とは違う」とさりげなくダジャレを入れるヒデ。亮も「気さくな方でさらにファンになりました」と顔をほころばせました。

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スポーツを通して子供たちには何を学んでほしいですかという質問には「平昌オリンピックに挑むにあたっては、つらいこともあり、逃げたいなと思うこともありましたが、ここまでやってくることができました。チャレンジすることは怖いことでもあると思いますが、失敗を恐れず、チャレンジする楽しさを伝えられたら」と髙木選手。今後に向けて「更なる高みへ」と目標を掲げた髙木選手、5月中旬からはチームが集合し、次なる挑戦に向けて始動するそうです。

【ロンドンブーツ1号2号・田村亮】【ペナルティ】