見取り図、トット、祇園ら個性豊かな生徒たちが集結!「マンゲキ高校〜球技大会編〜」で爆笑チームバトル
4月3日(火)、よしもと漫才劇場にて、「マンゲキ高校〜球技大会編〜」が開催されました。見取り図・盛山プロデュースによるおなじみ「マンゲキ高校」シリーズ、今回のテーマは春の風物詩「球技大会」! ワイワイにぎやかな雰囲気のなか、個性豊かな"生徒たち"がさまざまなゲームに挑戦しました。
担任教師のヒガシ逢ウサカ・高見は、観客も生徒という設定で、客席に語りかけます。「マンゲキ高校」を初めて見に来た人は、「転校生」。この日はかなり「転校生」が多かったものの、高見の呼びかけに「はい!」と元気いっぱいの声が返ってくるなど、すでに一体感は120%です。
オープニングVTRでは、「出席を取る」と称して、出演者を紹介。「マンゲキ高校番長」見取り図・盛山を筆頭に、「クラス1のイケメン」トット・多田、「ほぼホスト」見取り図・リリー、「バリメガネ」トット・桑原、「典型的な野球部のボケ方してくるやつ」ヒガシ逢ウサカ・今井、「115cmのナルシスト」祇園・木﨑、「夜中のツイート基本病んでるやつ」プリマ旦那・野村、「日本で一番ダブルピースしてるやつ」祇園・櫻井と続きます。「学校周辺のやばいおっさん」で、生徒ですらない爆ノ介。プリマ旦那・河野にいたっては「河野」と、まさに「あるがまま」な設定となっていました。
舞台に登場したメンバーたちは、さっそくボケを連発。野球部キャラの今井は、球技大会でも長袖アンダーシャツを重ね着。爆ノ介は、早くもおっさんになりきっています。野村は部屋からそのまま出てきたかのようなパーカー姿で、こちらもキャラそのまま。盛山と今井で祇園のモノマネを炸裂させる場面もあり、すでに収拾がつかない状態に...。
そんななか、ひとつめの競技「巨大ドッジボール」で大会がスタート。その名の通り、大きなバランスボールを使ってドッジボール対決を行います。赤チーム(盛山、桑原、櫻井、河野、今井)と青チーム(リリー、多田、木﨑、野村、爆ノ介)に分かれ、いよいよ熱戦の火蓋が切って落とされました!
強烈なボールも果敢にキャッチするなど、本気度の高い試合展開に、客席も熱狂。キャラ通り球技が苦手そうな動きで笑わせる野村、年齢をものともしない(?)好プレーを連発するおっさん・爆ノ介など、それぞれが活躍を見せるなか、最後はボールがリリーを直撃。泣きながら「もう帰る」と舞台からはけていました。
第2試合ではさらに大きなボールを使用。大きさのせいかキャッチしやすいようで、第1試合をしのぐ熱戦に。2試合を通じて赤チームが勝利すると、「もっかいやろう!」とメンバーたちはすっかりノリノリになっていました。
次の競技への転換時は、2月に配信リリースされた盛山の『ショーバン』がBGM。シンプルに曲を流すだけでなく、MVや、NSCでラップの授業をする盛山のスナップ写真が映し出されたりと、転換のたびに『ショーバン』まつりが繰り広げられました。
ふたつめの競技は「人間カーリング」。ストーンの代わりに、台車に乗った人を使ってのカーリングです。両チームが交互に投げて、最終的に中心に一番近かったチームが勝利。爆ノ介がさっそく「そだねー」ならぬ「さよかー」を連発するなど、開始前からメンバーはやる気満々!?
先攻・青チームのストーンは今井。続く赤チームの木﨑もいい位置につけると、青チームの櫻井に押されてさらに中心に近付きました。そこへ「失うもんあらへん」と豪語する爆ノ介が突っ込んでしまい、最終的には青の勝利に!
もちろん「もぐもぐタイム」もあり。「男子高校生が大好きなもの」としてドリアや餃子などが用意されました。両チーム、もぐもぐしながら第2試合に向けての作戦会議に没頭...するはずが、青チームはなぜか単なる宴会になっていました。
すべてキレイに食べきったところで、こんどは赤チーム先攻で第2試合へ。野村は少しオーバーしてしまいましたが、青チームの今井はまたまた好位置! このままでは負けてしまうと、赤チームの二番手・木﨑は手を使って今井を押し出し。しかし、最後のストーン・河野が見事な軌道を描いて中心に近づき、青チームの2連勝となりました。
3つめの競技「ボールボーイ大喜利」では、隣のクラスが行っているテニスの試合でボールボーイを務めながら、大喜利に答えていきます。まずは青チームがボールボーイに。お題は「Apple社から出た新商品とは?」。「パン」「チーズiPhoneデュ」「お茶」などの答えはもとより、ラリーが途切れるたび、中腰で駆け抜けていく姿も笑いを誘います。盛山がなべつかみを置くと、そこから鍋つながりの答えが連なる新展開も。
赤チームのお題は「真面目な父親が、これだけは棺桶に入れてくれと言ったものは?」。「菓子折り」「実印」「領収書」といった答えで沸かせるメンバーたち。しかし、途中で木﨑が卒業証書を入れる筒を置いたところから、こちらも大脱線。最後はリリーによる盛山の似顔絵へと続き、爆笑の連続となりました。結果は引き分け! ちなみに生徒たちの強い要望を受け、高見も青チームのお題で大喜利を。しかし、その答えに生徒たちは無反応、残念な結末となっていました。
4つめの競技は「ゲームセット野球」。最後の一球で勝利が決まった瞬間、マウンド上(舞台に置かれた台の上)にいるピッチャーのもとに客席後方から駆け寄り、より多く台に乗れたチームが勝利です。ピッチャーいじりが止まらずなかなか競技が始まらないハプニングもありつつ、勝利とともに全員がマウンドへと激走! ところが終わってみるとピッチャーを含め誰ひとり台の上に残れず!?
このままではマズイと再度行うも、大混乱の末、またまた台の上にはひとりも乗っていません。三度目の正直で、ピッチャーの股の間に盛山がもぐりこむ「ケンタウロス」スタイルで青チームが何とか勝利。その光景が、大きな笑いを呼んでいました。
最後は「客席伝言ラグビー」で締めくくり。各チーム、客席からそれぞれ縦2列を選び、最前列の人から最後列の人まで伝言ゲームをしてもらいます。最初と最後にはメンバーが入り、正しい答えが伝わっていればOKです。
お題は「女性を落とすときに使う決め文句は?」。これに赤チームは多田、リリー、青チームは河野、今井がそれぞれ答え、最後列まで伝言のパスつないでいきます。観客を巻き込んでのゲームは大盛り上がり! 野村が聞いたリリーの「オレ、M−1の準決勝行ったことあるよ」を皮切りに、ボケあり、ガチありの決め文句が続々。
しかし、最後に盛山が発表した今井の決め文句は、「全然違う!」(今井)。客席で犯人探しも始まりましたが、結局、盛山がひとり勝手に変更していたというオチでした。
5つの競技を経て、総合優勝は赤チーム! ハイタッチして喜ぶメンバーのなか、ひとり手が届かず「もうやめてーやー」と落ち込む木﨑。
盛山&今井は、「ニセ祇園」に続き「ニセトット」にもなりきるなど、今回も、最後まで笑いいっぱいの「マンゲキ高校」となりました。