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2018年4月 6日 (金)

ヘンダーソン・中村との決戦を制しスマイル・ウーイェイよしたかが王座に!「ワースト脳力王 in よしもと漫才劇場」

4月5日(木)、よしもと漫才劇場にて、「ワースト脳力王in よしもと漫才劇場」が開催されました。おバカ芸人No.1を決める同イベントが、漫才劇場で行われるのは二度目。前回はからし蓮根・伊織がチャンピオンの座に就きましたが、果たして連覇はあるのか!? それとも新たな王者が誕生するのか!? ふたたび怒とうのおバカ旋風が、劇場を襲撃しました。

MCの浅越ゴエが開会を宣言すると、さっそくエントリー芸人の入場です。

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「相方・瀬戸とご飯に行ったとき『何食う?』と質問され『僕、生野区』と答えた」スマイル・ウーイェイよしたか、「機械関係にうとく、とくにパソコンにさわったことがないのに、パソコンの話になると知っている感じで相づちを打つ」祇園・木﨑、「石川啄木の写真を見せて『この人物の名は?』という問題に『MCボマー』と答えた」ヘンダーソン・中村、「裸足でいたのに靴を履いていると思い、床に足をトントンとして突き指をした」きんめ鯛・上田だう、「『僕、賢いんでワースト脳力王に向いてないかも』と言っていたのでスタッフが問題を出すと、5問中1問しか正解しなかった」コウテイ・下田、「わからない問題は、すべて『熊本では習っていない』と豪語する」からし蓮根・伊織の6人が舞台へ。エピソードが紹介されるたび観客は大爆笑、クイズバトルへの期待が高まります。

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漫才劇場で行われる前も、なんばグランド花月などで開催されてきた同イベント。「ずっと出てるよね?」と言われた中村は、「一度、チャンピオンになって、(ギャラの)単価が上がりました」と回答。ゴエは「そんなことはないはず。逆に下げてもええぐらいですよ」とツッコみます。よしたかは二度目の出場ですが、前回(なんばグランド花月開催回)について「僕と瀬戸くんの決勝で、優勝したのは瀬戸くんだったのに、僕?」と不思議顔。「不服ですね」と言い放った下田は、出場者を見やり「おバカって黄色を身につけるんですね」と持論を展開。確かに下田と上田以外の全員が黄色を取り入れたコーディネートで、「だうさんと僕はマトモだということ」と主張しました。そんな上田は、同イベント出場により、「チケット売りのとき、遠くから『アホの人』と呼ばれているのが聞こえた」と悲しい事実を明かします。木﨑は「マジでわからない」とエントリー芸人選出基準に納得いかない様子。両親ともに教師で、自身も龍谷大学に在学していたことを訴え、「産近甲龍ですから」と言うも、他の出場者には通じず。「3回緊急入院ですか?」「何かの交流会?」とおバカコメントが飛び交います。前回王者の伊織は「優勝という2文字がこんなにも不本意なことはなかった」と暗い表情。今回は「めっちゃ本読んできました。広辞苑を!」と雪辱を誓っていました。

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出場者の相方も、サポーターとして参加。クイズ開始を前に、さらにおバカエピソードを積み上げます。過去の実績を棚に上げ、「アホの相方を支えていければ」と語るスマイル・瀬戸に、「怖い! 怖い!」と怯えるよしたか。祇園・櫻井は、かつて木﨑が火綿のかわりに、コットンにオイルを含ませて使用したという衝撃の事件を暴露します。ヘンダーソン・子安も、中村の癖にまつわる爆笑エピソードを。からし蓮根・青空は「自分をバカだと思っていない」伊織の国語力に疑問を投げ掛けます。コウテイ・九条は「ズィーヤ」連発でゴエから「大丈夫か?」と心配されつつ、「(下田は)進級試験がハンダゴテだった」と証言。きんめ鯛・真輝志は、上田が師匠の前で見せた「ずるいおバカさ」を披露して笑いを誘っていました。

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解説を担当するのは、神戸大学出身のネイビーズアフロ・皆川。前回、中村の頭部をハリセンで叩いたところ、後日、中村が不調を訴え、MRI検査に付き添ったそうですが、その場でも中村のおバカぶりが発動されていたとのこと。今回も、熱い戦いを見守ります。ちなみに出されるクイズは、一般常識として「誰もが知っている」レベルのものが中心。にもかかわらず、いったいどんな珍回答が飛び出すのでしょうか?

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1問目は「二酸化炭素の化学式を書きなさい」。早くも頭を抱えて固まる回答者が続出するなか、下田は「H」が並ぶ図を書いて「化学式にはふたつある。どっちかわからない」と発言。皆川から「化学式はひとつです」とバッサリ斬られてしまいます。上田も「H」と「2」が交錯する謎の図式で、説明を聞いてもいまひとつ意味がとらえられません。

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「酸化+炭素=2」と答えた中村は、「Hって何?」と逆質問。ふたつの公式を書いたよしたかでしたが、いずれも記号ではなく漢字が並ぶ謎回答に。伊織も「2+3」と書き、ゴエに「5では?」と冷静に指摘されていました。そんななか、唯一、正解したのが木﨑。「合ってるのに出すときこんなに緊張するとは」と、同イベントの恐ろしさに驚愕します。

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1問に9分も費やしてしまい、先行きに不安しかありませんが、地図記号の意味を問う2問目でも状況は変わらず。正解は「発電所」なのに、「水車」(上田)、「道場」(中村)、「コーヒー」(伊織)、「かけあし」(よしたか)と、ここでも珍回答が並びます。下田にいたっては、記号を使った地図を描く始末。またしても木﨑のみが正解し、「なんでオレ、スベってるみたいになってんの!?」と絶叫していました。

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たった2問で第1ブロックが終了。第2ブロックは「相方罰ゲーム問題」です。サポーター芸人たちが、鼻フックのついたカゴを装着。相方が間違うたびに、カゴに水の入ったペットボトルが入れられ、どんどん鼻フックが上がっていくという罰を受けることになります。真輝志が「今だけ木﨑さんとコンビ組むことはできないですか?」と懇願するももちろん却下。よしたかは「瀬戸くん、鼻にこんなんする人じゃないから...」とキャラに合わない罰ゲームを心配します。

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第1問は「πr2は何を求める公式でしょう」。「π」の読み方すらわからない回答者に、皆川は「パイアール」とビッグなヒントを。カゴが空の段階で既に鼻が痛いサポーターたちは、「とにかく早く答えろ!」と要求しますが、なかなか進みません。「πは知ってるんです!」と数字を並べるも、正解には至らなかった下田。伊織は言葉の響きだけで「女性を求める公式」と意味不明な回答を繰り出します。

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上田、中村、よしたかも脱力回答が続き、中村にいたっては「オレは何をしてるんだ!」とスケッチブックを投げ捨てる場面も。もちろん木﨑は正解し、櫻井を除くサポーター全員が鼻フックの洗礼を受けてしまいました。

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この後も、「この歴史上の人物は誰?」という写真問題で、隅の方に書かれた文字から名前を割り出そうとスケッチ大会が繰り広げられるなど(正解は野口英世)、同イベントならではの光景が広がっていました。

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「相方答えて!チャンス問題」では、サポーター芸人が回答者となり、正解はおバカ芸人たちのポイントとして加算されます。少しだけ難易度は上がるものの、これは挽回のチャンス! 

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しかし、1問目で「♪春のうららの」に続く「○○○」を問われると、意外なほど正解が出ません。なかでもよしたかの不安的中、瀬戸が大苦戦。「隅田川」と入るところに「きざらしの」と謎のフレーズを書き込みアウト。さらにトーマス・エジソンの写真を見て「ブルーメン」と回答すると、ゴエは「青い人? アバターですか?」と首をかしげます。ほかの5人が揃って正解した3問目でも、ただひとり間違えてしまい、櫻井から「コンビはバランスって、さっきしれっとおっしゃってましたよね?」とツッコミが入っていました。一方、青空の頑張りで、伊織は木﨑に次ぐ2位に浮上、喜びを爆発させます。

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続く「空気を読まない皆川の強烈ケツバットクイズ」は、早い者勝ちで何度でも回答可能。ただし、間違えると皆川からケツバットをお見舞いされます。やる気満々で素振りする皆川に、回答者は戦々恐々。「慣用句で、軽くなったり重くなったり、すべったり、割ったりする体の部位は?」の問題に、ダメ元で部位を挙げていけばいいはずが、つい躊躇してしまいます。

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意を決して手を挙げた上田を筆頭に、ケツバット地獄の連鎖がスタート。中村のところから因縁のハリセンに持ち替え、バンバン叩きまくります。そんななか、よしたかが「口」と正解し、「どんなもんじゃー!」と雄叫び! その後の問題で、下田、上田も正解し、ここぞとばかりに胸を張っていました。

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ここまでの結果により、最後はよしたかと中村の一騎打ちで王者が決まることに。早押し形式で正解が出るまで継続、先に3問"正解できなかった"方が優勝となります。ボタンを押すと、よしたかは犬、中村は象の鳴き声が出る仕組み。このあたりも「おバカ王」にふさわしいセレクトです。

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「日本の国民の三大義務、教育、勤労、あとひとつは?」に「おやすみ」(よしたか)、「ハミガキかな?」(中村)など予想を上回る回答が続出。「果物を表す漢字が使われている唯一の県は?」にも「青リンゴの青森!」(中村)、「北海道」(よしたか)となかなか正解が出ません。

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いつまでも正解できないことを恐れてか、ここまで登場した問題からの「おさらい出題」も多数登場。サービス問題としか思えないエジソンの写真にも、よしたかは「ブルーメン!」となぜか瀬戸の間違いを踏襲してしまいます。

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ボタンを連打しすぎるあまり、別のところを押して音楽が鳴り出すといったカオス状態も経て、結果は2−3でよしたかの優勝! 

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「こんどは助っ人を違う人にしたい」と敗因を瀬戸に押し付けるよしたか。疲れのあまり、皆川は「次回から、チャンピオンには罰金1万円を課します」と独断で決定していました。リスクとともに爆笑度も高まりそうな次回大会にも、ぜひ注目してください!

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