ゆにばーすが新TOP5入り! 川瀬「ほんまに笑いがとまらん!」『12TH ANNIVERSARY TOP5∞チェンジ』レポート
3月25日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『12TH ANNIVERSARY TOP5∞チェンジ』が開催されました。
東京よしもと若手芸人が芸を磨く劇場としてさまざまなライブを行い、多くの人気芸人を輩出してきたヨシモト∞ホール。12周年を迎えるにあたって今後「ランキングシステム」に参加する芸人は"芸歴10年以下の若手芸人"に限定されることになりました。
このリニューアルにあたって、同劇場ランキングシステムにおいてピラミッドの最上位となる「ファーストクラスメンバー」と、その中から選りすぐられる劇場の顔である"TOP5"のメンバー5組が、この日開催された『ファーセカ∞チェンジ』と『TOP5∞チェンジ』という2本のライブによって決定。既報の通り、新しいファーストクラスメンバーはインディアンス、空気階段、ダイタク、男性ブランコ、デニス、西村ヒロチョ、ネルソンズ、ラフレクラン、横澤夏子、コロコロチキチキペッパーズ、おかずクラブ、相席スタート、ニュースセンター、やさしいズ、ゆにばーすとなりました。
本イベントのMCを務めるのは、トレンディエンジェル。たかしは「人生を変える芸人がいるかもしれないですよ! 揺るがない5組が揺るぐかもしれない」と期待をあおぎます。
その声に「歴史なんか変わるか!」と吠えたのは、ゆにばーす・川瀬。着替える時間を失ってしまったというインディアンス・田淵はフェミニンな私服で登場し、「着替える暇がなかったんですぅ! 意外とフェミニンなんです!」と笑わせます。
新TOP5決定へ参加するのは、ファーセカ∞チャレンジの上位5組と上位1位に指名されたTOP5のメンバー1組。結果挑戦するのは、ゆにばーす、ラフレクラン、ネルソンズ、やさしいズ、男性ブランコ。1位になったネルソンズの使命を受けて、TOP5からはニューヨークが参戦することに。
「屋敷(ニューヨーク)と西野(コロコロチキチキペッパーズ)は引きずり倒したい」と再び川瀬が吠えれば、ネルソンズ・和田は「マジでニューヨークをぶっつぶしたい」と力強く宣言。ニューヨーク・屋敷は「使命されんでも、やるつもりでしたよ」と不適な笑みを浮かべます。
新TOP5決定は、4つのコーナー企画にて決定されることに。
1つ目の「モノマネ&ギャグバトル」では、頭文字の指定からモノマネ、ギャグをそれぞれ行なって、トレンディエンジェル・斎藤がウケたかウケなかったかをジャッジするというもの。
"く"から始まるモノマネでは、男性ブランコ・平井の「苦学生」が爆笑の渦に。和田が「9時に予約した者なんですけれど......」と切り出すと、すかさず斎藤が「それ、ギャグじゃないです!」とツッコみます。
2つ目は「エピソードトークバトル」。60秒内でお題の添った身内のトークをすることに。
川瀬は、NGK出番でネタが飛んだときの相方・はらの対応を。数秒残っていたため、はらが葬式でおばあちゃんに笑いのネタにされたことを話すという貪欲なコンビネーションを披露。和田はスポーツ抜群の妹の話を、ニューヨーク・屋敷は母親の改名について話して湧かせます。
3つ目の「オールジャンルクイズバトル!!」には、簡単すぎる出題に「これどっち? 大喜利!?」と困惑する屋敷。大喜利のテイストが強い本バトルは、「こんなラーメン屋は嫌だ!」というもはや大喜利でしかないお題も。積極的にボケ続ける面々ですが、ときには答えが被ってペアが完成するなど、バトルらしからぬチームワークの良さも垣間見えました。
最後は「4分ネタバトル」。トップバッターの男性ブランコは数学的な要素を取り入れた個性的なコントを、ゆにばーすはラジオをネタにした安定のしゃべくり漫才を展開します。
ラフレクランは告白を題材にキャラクター性の強いコントを、ニューヨークが見せた結婚式の余興を描いたコントを。ネルソンズはゾンビを題材にトリオらしい見せ場の多いコントを、やさしいズは学生時代の歪んだ淡いエピソードを盛り込んだコントを披露しました。
すべての対戦を終えて集計結果を待つ間、バトルに参加した以外のファーストクラスメンバーが登場し、コーナー『50音何を言われても「○○あるあるがいえます」王決定戦』を行なわれます。
"男子ソフトボールあるある"では「リンゴかなと思ったら3号ボール」が、"ほくろ言われあるある"では「ミツバチに刺されたんか!」などのあるあるが出るも、途中からあるあるの定義が曖昧になって、おかずクラブの好きな食べ合わせを発表したり、ナダルができそうなことを発表したり......。我に返った斎藤は「我々、なんのコーナーをやってるんですか!?」と思わず呟きます。
50音という縛りがなくなった"∞ホールあるある"では「ずーーっと辻井さんがいる」(山添)「笑いが絶えない」(ダイタク・大)「ZAZYがたまにいる」(屋敷)などが発表される中、いよいよ結果発表となり、1位と2位の発表前に残ったのはニューヨークとゆにばーす。
川瀬が「初めて勝てるぞ!」と吠えたように、結果、ゆにばーすがニューヨークを倒して晴れて新TOP5入りすることに。「笑いがとまらん!」とニヤけまくる川瀬でした。
その後、開催された記者会見は、ニュースセンターでも掲載中。新しいTOP5が決定したほか、この春、NSCを卒業した芸人も加わって、ますます白熱したバトルが繰り広げられる「ヨシモト∞ホール ランキングシステム」。今後も目が離せません!
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