3代目・福岡県住みます芸人マサルがこの1年の活動報告と今後の展開について福岡県の小川知事を表敬訪問!
全国47都道府県に地元出身芸人が住み、「笑いの力」で地域を盛り上げていく吉本興業グループの「あなたの街に"住みます"プロジェクト」。その福岡県住みます芸人3代目「マサル」が、就任1周年を記念して、4月13日、福岡県の小川洋知事を表敬訪問しました。これまでの地域活性化の取り組みや今後の目標を報告、2年目を迎え、新たなステージに踏み出しました。
マサルのこの1年の主な活動は、那珂川リバークルーズ「一日お笑い船長」就任、九州北部豪雨災害ボランティア活動、特に東峰村・杷木小学校仮設住宅訪問【あおぞら花月】は昨年11月と12月に二度実施し、福岡よしもとのメンバーを中心に炊き出しや抽選会など、被災者の皆さまに笑いを通じて元気をお届けしてきました。
最初の顔合わせで「何度も見ているから初めて逢う気がしないですね」と笑顔の小川知事。そして「まず一番に、感謝を申し上げたいです。九州北部豪雨災害では炊き出しなど、たくさんのご支援を頂きありがとうございました。何よりも、あたたかいものが食べられることが一番喜ばれるので、私も本当に嬉しかったです」と感謝のコメントから和やかにスタート。
緊張した面持ちのマサルも、知事の言葉に思わず表情が緩みました。
マサルの住みます芸人としての活動報告に加え、吉本興業としての九州新喜劇やCOOL JAPANの取り組みといった事業説明、福岡県出身芸人の活躍の話題などに広がりました。「笑うと免疫力がつくと言いますから、これからもっと笑いの力でたくさんの人を元気にして欲しいですね」とコメント頂き、予定になかったマサルの一芸の披露に。
博多祇園山笠を一人で実演するという芸を披露させて頂きました。
また、吉本興業グループと株式会社unaluz(ウナルズ)が福岡県の「ご当地ボーカロイド」の制作を福岡の地元企業と進めており、その開発状況についても代表取締役の清水一光氏から報告されました。福岡県では多言語ウェブサイト「アジアンビート」により8言語で若者の文化を通じて福岡の魅力を海外に発信しており、今後この「ご当地ボーカロイド」の取り組みについても、同サイトから海外に向けて発信していく予定とのことです。(来年2月リリース予定)
マンガやアニメ、音楽などの若者文化をアジア圏で発信交流しているアジアンビートを通して、毎年春に開催されている「福岡アジアコレクション」にも海外モデルがエントリーしてきていることなど、アジア圏における福岡の役割について深い想いを持つ小川知事は、ご当地ボーカロイドが今後ヴァーチャル観光大使になるといった創造性の高いこの事業に対し強く興味を示されていました。
「8か国語を操ることのできる人を探すのは大変ですが、ボーカロイドだとそれが実現する。8か国語に長けたキャラクターが生まれるといいですね」と楽しみにされていました。
福岡県北九州市出身の清水社長は、福岡にボーカロイド制作に長けた優秀なクリエイターが数多くいることも知事にご報告。福岡県のプラットホームを利用してその開発と販路開拓が整えば、福岡発の「ご当地ボーカロイド」が全国を席巻することになるかもしれません。
※ボーカロイドとは、歌詞とメロディを入力して歌声を合成できるソフトのことで、代表亭な作品として2007年に発売された「初音ミク」などがあります。
※アジアンビートとは、アジアの若者文化交流の促進を目的に、平成17年に福岡県が開設した多言語ウェブサイトです。日本語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)、英語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語の8言語に対応しています。日本発・アジア発の若者文化情報や福岡の魅力をサイトやイベントの開催を通して発信しており、福岡・日本とアジアの若者の相互理解を深め、相互交流を促進することを目指しています。