オールコントで挑んだ3年ぶりの単独ライブ! 東京ダイナマイト単独ライブ「ダイナマイトアンドローゼズ 死ぬのは奴らだ」
4月30日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて、東京ダイナマイト単独ライブ「ダイナマイトアンドローゼズ 死ぬのは奴らだ」が開催されました。
東京ダイナマイト3年ぶりの単独ライブとあって、チケットは即日完売、立ち見が出るほどの盛況ぶり。場内はガンズアンドローゼズの『Welcome To The Jungle』が流れており、会場の空気を盛り上げます。
機材トラブルで開演が遅れる旨のアナウンスが流れた直後、突然松山千春(に限りなく似ている人)が舞台に登場し、『大空と大地の中で』を気持ちよく熱唱したあとは、いよいよライブのスタートです!
最初のコントは『Chinese Democracy』。かつて所属していた古巣・オフィス北野の森社長を彷彿とさせるいでたちの洋服屋の店員(松田)が現れると、それを見た店の客(ハチミツ)が「オレたちはいい時に辞めたと思ってます。先見の明があった」と一言発したため、会場は爆笑! さらに、ハチミツが店員に勧められるがままに服を着替えると、そこに現れたのは......! 本ライブのテーマ「行こうぜ コンプライアンスの向こうへ」らしく、初っ端からデンジャラスなコントをお見舞いする東京ダイナマイトでした。
続いては『Shotgun Blues』。レストランでソムリエ(松田)が次々とワインを紹介していくのですが、どのワインもかなりピンポイントかつ特殊な条件で作られたものばかりで......。グラスに注ぐペースが早すぎて、まだ飲み終わっていないのに次々とワインを注いでいくソムリエに「つぎ足すのやめてくれる?」ともっともなツッコミをする客(ハチミツ)に笑いが起こります。
3本目の『Small coffee shop』は、懐メロのオンパレードの中、一瞬のツッコミが笑いを誘うコント。
幕間のブリッジVTRでは、2人があの"もぐもぐタイム"を実践! おっさん2人がイチゴをもぐもぐしているかわいらしい(?)映像が流れます。さらに「私のおやつ」と題し、自分の好きなおやつを持参して、次々と好きなおやつについて熱く語る2人。その様子はまるで小学生男子のような純粋さです!
4本目のコントは『NAMECO JAPAN LADYS PRO-WRESTLING』。都バスになめこジャパンの新人レスラー(ハチミツ)が乗っていると、先輩の松田千種(松田)が乗ってきて、「巡業のバスで新人が背もたれに背中をつけるんじゃないよ!」と激しく激高しますが、新人に「これ、都バスですよ」と冷静に指摘されます。その後も奇妙な言動が目立つ千種にクスクス笑いが止まらないコントとなりました。
「ザ・リーヴ」CMにちなんだブリッジVTRに続いては、コント『Super Ultra Intro quiz』。イントロクイズが次々と出題されるのですが、正解したのでは?と思っても、正解の時に流れるイントロが出題時とは微妙に変わっているため、まったく正解できません。そのうちなぜかダンサーまで登場し、クイズはどんどん混沌とした空気に......。
続いてのコント『GLORIOUS』では、とある有名ホテルチェーンの女社長(松田)が、自身のホテルのトイレをリニューアルするために音姫の音を変えようとするのですが、音姫の音の製作者(ハチミツ)が「フランスの声優による音姫」や「鳥の鳴き声」をプレゼンしてみるものの、いまひとついい反応が得られず......。だんだん怒りがこみ上げてきた女社長は、独特なセンスの罵詈雑言や攻撃で業者の男を戸惑わせるのでした。
2回目のもぐもぐタイム(VTR)を挟み、コント『Yesterdays』へ。無言で将棋を指し続ける先生(ハチミツ)に、松田扮する生徒が「なんで怒ってるんですか? なにか言ってくださいよ!」と詰め寄るのですが......。
えんえんパックンチョを手打ち食いする2人の映像が流れたあとは、ラストのコント、『Bad Obsession』へ。わきあいあいとした結婚式のシーンなのですが、最後の松田の言葉にお客さんは大爆笑! また、このコントのみ観客も自由に撮影してよかったため、本当の結婚式のように、コント中写真をパシャパシャと撮られる新郎新婦たちでした。
全8本、コントのみの単独ライブを行った東京ダイナマイト。次回の単独ライブは2018年8月20日(月)、なんばグランド花月にて「東京ダイナマイトオール漫才単独ライブ」を開催予定です!
【東京ダイナマイト】