M-1王者・とろサーモン&和牛も応援!『ハイスクールマンザイ2018~H-1甲子園~』開催発表会見
5月10日(木)、千葉・イオンモール幕張新都心 グランドコートにて『ハイスクールマンザイ2018~H-1甲子園~』開催発表会見が開催され、とろサーモン、和牛が応援芸人として登壇しました。
今年で16回目を迎える高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」。過去15年間で8,609組、17,450人もの高校生が出場している本大会は、プロへの登竜門として、またひと夏の思い出として、高校生が真剣に漫才に取り組む姿が毎年多くの感動を呼んでいます。
動画審査によって選出され、全国6エリアで行われる準決勝を勝ち進んだ地区代表が、9月2日(日)に大阪・なんばグランド花月にて開催される決勝大会で争う本大会。今年から新たに特別枠として、ジャンル問わず、エンターテイメントに関するパフォーマンス全般でもエントリー可能となっています。
MCのタケトよりコンテストの趣旨説明が行われたあとは、イオンモール株式会社 マーケティング統括部の宮嶋佐知子氏より挨拶が行われました。
続いて本大会の応援芸人・とろサーモン&和牛が登場! 高校生の大会の応援ということで、それぞれ学生服で登場した2組。平日の午前中にもかかわらず、会見には多くの観客が詰めかけており、「キャーッ」と歓声があがっていました。
登場するなり、タケトから「この2組は仲悪いの?」と聞かれた2組。すると「仲いいですよ、一緒に飲みに行ったりもするし」(村田)、「全然仲悪くないですよね」(川西)と、仲がいいことをアピールします。M-1直後に一部報道で不仲説がささやかれたことについては「M-1当初は、"仲悪い"って言ってた方が互いにwin-winということで(笑)。ビジネストークです」(久保田)、「でももう5月やし、言っても大丈夫ですよね」(川西)と、演技だった(?)ことを明かします。
お互いの漫才についてどう思うかを聞かれると、川西は「ずっと面白いですよ。baseよしもとの頃から周りがずっと面白いって認めてる先輩。だから、ホンマはもっと早く報われるべきやったんです」と話し、水田も「2017年の優勝は遅すぎるんです。もっと早くに優勝してM-1からいなくなってくれるはずの人たちだった。たぶん、才能にかまけてぐうたらしてる時間が長すぎて、チャンスを逃したんやと思います」とほめているのかけなしているのかわからないコメントで笑いを誘います。
すると村田も「僕もずっと和牛好きですよ。いつもYoutubeで見てます」と話し、タケトに「直接見ればいいじゃないですか!」とツッコまれると、「直接袖から見るのは恥ずかしいんで。家で焼酎の水割りを飲みながら笑ってるのが好きなんです」と話したため、今度は久保田から「和牛を(酒の)あてみたいにすな!」とツッコまれていました。
M-1で優勝したことで変わったことはありますか?と聞かれると、「そりゃあ変わりましたよ!」と口を揃えるとろサーモンの2人。村田は「紅白にも出れましたし。でも紅白に出たとき、楽屋で久保田がレシートの裏に電話番号を書き出して、それを持って出演者がいる大きなロビーをウロウロし出したんで『おまえ、ホンマにやめとけ!』って注意しようと思ったら、渡しに行ったのがTOKIOの城島さんだったんです」と、意外な連絡先の渡し先を明かし、笑いを誘います。
水田は「僕らも変わりましたね。準優勝なのに優勝したかのような仕事が舞い込んでくるし......。いろんなPR会見とか」とどこか戸惑いぎみに告白。その中にはとろサーモンが断った仕事も入っている、という話題になったところで、村田が「そういえば和牛とミキがお鍋つついてるWebCM見たんやけど、あれ何? なんで俺ら入ってないの!?」と発言。水田から「あれは環境省絡みの仕事です」と説明されると、「なんで環境省のやつ、俺ら出られへんねん! おかしいやろ!」と納得がいかない様子の村田でした。
今年もM-1に出場する予定だという和牛に意気込みを聞くと、「史上初の2連続優勝を狙いたいと思います」(水田)、「してないしてない!」(川西)と、まるで漫才のようなボケとツッコミを披露する2人。そんな2人に久保田は「僕はM-1優勝したときの手引きを作ってるんです。だから、もし今年和牛が優勝したら、その『優勝の手引き』をあげます」と話し、「全部で6カ条あるんですけど、5個目だけ教えますね」と前置きして「親しそうに寄ってくる社員にペコペコすな!」と言い放ったため、会場は爆笑!「どういうことですか?」と聞かれると「急に寄ってくる人は怖いんですよ」と妙に実感のこもった言い回しで答える久保田でした。
続いて、大会にちなみ、それぞれの高校時代の写真を紹介するとともに、当時のマル秘エピソードを語るコーナーへ。
川西の高校時代の写真が紹介されると、会場からは「キャー!」と歓声が。ラグビー部だったという川西のラガーマン姿などの写真を見ながら、「この頃はセンター分けがバリバリ流行ってたんで、スプレーで固めたりしてました。この頃から太平かつみさんに似てるって言われ出しましたね」と当時を振り返る川西。
一方の水田は、ヤンチャ風な金髪や、なぜか上半身裸の写真を見せ、村田に「ヤバいやん! これ、笑いながら人殴るヤツやん!」とツッコまれると「ヤンチャしてましたわ~! 1時間目遅刻したりしてました~」と、まったくヤンチャではないエピソードを話す水田に笑いが起こります。マル秘エピソードを聞かれると、「1日も学校休んだことないです」と話し、写真とエピソードとのギャップに笑いが起こっていました。
とろサーモンは高校から一緒ということもあり、2人が一緒に写っている写真を紹介したのですが、その写真が女の子と5人で写っている何やら怪しげな雰囲気の写真だったため、写真を見たお客さんから「え~!?」と声が上がります。当時のエピソードを聞かれ、「実は同じ女の子を好きやったんですけど、最近それを知ったんです」と明かす久保田。なんでも、故郷の宮崎でロケをする番組で当時の思い出を話している最中にそのことが判明したんだそう。しかも2人ともフラれていたという青春の甘酸っぱい思い出を語るとろサーモンの2人でした。
会見終了後の囲み取材では、M-1優勝後、急に忙しくなった反動でカードで散財しまくっていると話す村田に水田が「こないだも1匹7000円の煮付け頼んでましたもんね」と暴露しますが、「おまえが言うな! おまえが『7000円の煮付け、食わせてください!』って土下座してオレに頼んだんやろ! おまえ7000円の煮付け2匹食うてたやんけ!」と暴露し返されます。とにかく食事にもカードを使いまくっていたそうで、明細を見て「信じられへん額。足震えました」と話す村田。
また、先日とろサーモンの銅像がお目見えしたことについて「ありがたいことです」と恐縮する2人。ただ、その銅像は期間限定らしく、時期がくれば撤去されてしまうんだとか。すると久保田が「撤去するぐらいなら銅を溶かして首飾りにしたい。『コレ、もともとオレやってん』って言いたい」と話したため、全員爆笑します。その流れから「和牛がもし今年M-1に優勝して1000万円の賞金をもらったら何に使いたい?」と聞かれると、水田が「......じゃあ、金の像作りたいですね」と答え、久保田に「なんで上いくねん!」とツッコまれます。
最近の高校生の漫才について聞かれると、「今の若い子らは漫才もうまい子が多い。僕らが高校生やった頃は録画した漫才を見るぐらいしかできなかったけど、今は動画もいっぱい見れるし、勉強する材料がたくさんある。むしろ僕らが若い子から勉強させてもらおうと思ってます」と謙虚に話す川西ですが、すかさず久保田に「絶対本心ではないと思います」とツッコまれます。
最後に村田が「芸人にはハイスクールマンザイの出身者がいっぱいいるんですよね。横澤夏子もこの大会出身ですし。ぜひ注目してください!」と呼びかけ、イベントを締めくくりました。
『ハイスクールマンザイ2018~H-1甲子園~』の詳細はハイスクールマンザイ2018事務局(http://www.highschool-manzai.com)まで。参加費は無料です!
【とろサーモン】【和牛】【タケト】