吉田たち、さや香の前で漫才披露「お笑いオープンスクール」
5月26日(土)に、NSC・YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)大阪校にて、子供から大人まで、多くの参加者が集まりました。
「お笑いオープンスクール」は、NSCとYCCの両方で役立つ、発想法・コミュニケーション力が身につく、体験型のワークショップ。
はじめに、本日のMCダブルヒガシが登場し、会場を盛り上げます。
「僕たちのこと知っている人?」と参加者に聴くと、何名かだけ手があがり、東は「お笑いを志そうというのに・・・」とがっかりすると、大東は「別にええやん。俺らが参加者やったら、こんな2人絶対知らんかったし。」と会場を和ませます。
今回、体験してもらうのは「漫才ワークショップ」。
即席でコンビを組み、ネタづくり、最後にはゲストの前で漫才を披露するというもの。
いきなり漫才のネタをつくるのは大変なので、ここからは、漫才作家の藤田曜さんに、簡単な「漫才のつくりかた」を教えていただきます。
漫才の基本は会話。なので、相手の話を「そうですね」だけで終わらせるのではなく、会話を前に進めるようなことを言っていくことが重要。
ネタをつくる手法のひとつとして「プロデュース型」があり、「こんな○○あったらいいな」を自分の趣味や好きなものから考え、実際にできそうなもので考えるというもの。
趣味や好きなもので考えれば、ボケの要素となるものもたくさん浮かび、ネタづくりも楽しくなります。「大喜利で考えてみる」のも手法のひとつで、たとえば「旅館」がテーマのネタのとき、「こんな従業員は嫌だ」「こんな食事は嫌だ」など、大喜利の要領でボケを考えて、ネタにすることも
できます。
講義を終え、ここからは実践。即席コンビでネタづくりをおこなっていきます。
友達同士のコンビ、兄弟で参加したコンビ、初対面のコンビなど、さまざまなコンビが、お互い意見を出し合い、ネタが出来たコンビは立ち稽古をはじめていきます。
藤田さんも各コンビのもとに行き、アドバイスをおくります。
MCのダブルヒガシ大東も、参加者の男性とコンビを組んでネタづくりに挑戦しました。
稽古の時間が終わり、いよいよネタ披露の時間です。
ここで今回のゲスト、吉田たちとさや香が登場。2組には審査員となっていただき、参加者の漫才を見ていただきます。
短い時間でネタづくりしたとは思えないほど、どのコンビもネタの完成度が高く、さや香石井は「自分なりのツッコミの間をしっかり持っていた」と参加者のツッコミを褒める場面も、女性コンビに対し、新山は「かわいいから、芸人になったらご飯につれていきたいです。」とネタとは関係ない感想も。
兄弟で参加した、小学生の男の子コンビは、去年M―1に挑戦するほどの漫才好き。
すでにネタが30あると聞いて、吉田たちこうへいは、「30?俺ら300。」と大人げない返しが。
しかし「そのうちウケるのは4。」と答え、ゆうへいは「6くらいや」と返しました。
最後に登場したのが、ダブルヒガシ大東が参加したコンビ「ふつうのいきかた」。
ネタを見たこうへいから「だんだん自信なくなって、声小さくなってた」と厳しい意見が。
大東は「ネタ中、新山さんがマジで笑ってなかった。」と言われ新山は「普段から大東のこと可愛がっているんですが、これから考えます」というまさかの返答がありました。
すべての漫才を見終え、「吉田たち賞」「さや香賞」そしてMCの「ダブルヒガシ賞」が発表され、それぞれのコンビに賞品が渡されました。
最後で全員で記念写真を撮り、「お笑いオープンスクール」は終了しました。
■公演情報
「お笑いオープンスクール」
日程:2018年6月30日(土)
時間:15:00~17:00(14:30~受付開始)
会場:NSC大阪6階大教室
参加費:1,500円(当日払)
対象:小学生以上※小学生の参加は、必ず保護者による送迎をお願いします。
出演:ジュリエッタ、タナからイケダ、マルセイユ
申込:オープンスクール申込フォーム
【吉田たち】【さや香】【ダブルヒガシ】