チョジョンミン、2700人の大観衆前にデビュー曲「あっぱ」を披露
韓国の人気トロット歌手チョジョンミンが7日、大阪・フェスティバルホールで開催された「第四回大阪歌謡フェスティバル」に出演。中村泰士氏のプロデュースし、4月18日によしもとミュージックエンタテインメントから発売された日本デビュー曲「あっぱ」を披露しました。
チョジョンミンにとってこの日がデビュー曲発売以来、初めての日本でのステージとなりました。まっ白いスーツ姿で、チョジョンミンは「みなさん初めまして。私は韓国の歌手チョジョンミンです。よろしくお願いします」と約2700人の観衆にあいさつ。ピアノの弾き語りで、バラード調のデビュー曲「あっぱ」をしっとりと歌い上げると、大きな拍手が沸き起こりました。
韓国では月に1回程度のペースで人気歌手が登場するKBSの番組「歌謡舞台」に出演。同じような規模の大きなホールからの中継で、大観衆には慣れているものの、日本で初めての本格的なステージに最初は緊張した様子だったが「お客さんの笑顔が見えて、大丈夫になりました」と温かいファンに感謝していました。
デビュー曲は父親への感謝の気持ちを伝える歌。チョジョンミンは10年前に父親を亡くしており、「初めて歌ったときには涙が出ました。お父さんを思い出して運命的なものを感じました。この曲は心で歌うことができます。きょうは最後まで聴いてくれてみなさんが拍手をしてくれたのがうれしかった。うまく伝えることができたんじゃないかと思います」話していました。
現在は日本語を勉強中。「いずれはこういうところで自分のコンサートを開けたら」と日本の活動での夢も膨らんだようです。
チョジョンミンは、7月4日には大阪・リーガロイヤルホテルで開催される「中村泰士50周年スペシャルディナーショー」に出演する予定になっています。