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2018年6月27日 (水)

今年の夏は「大阪万博2025年決定音頭」も! 「河内家菊水丸 河内音頭・盆踊りツアー2018 出陣式パーティー」開催!

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いよいよ夏目前ということで、6月24日(日)、恒例の「河内家菊水丸 河内音頭・盆踊りツアー2018 出陣式パーティー」がシェラトン都ホテル大阪で華やかに行われました。

今年の宴の始まりはK-1ダイナマイト・K-1マックス・新格闘技 巌流島・プロレス団体でリングアナウンサーとして活躍しているNaokiさんのコールから! 「河内家〜菊水丸〜!!」と呼び込まれ、太鼓の音に合わせて菊水丸が壇上に。続いて見事な祝い打ちが場内に響きわたり、繰り出されたのは「大阪万博2025年決定音頭」。2025年の万博開催地決定は今秋ですが、大阪に決まることを信じて「景気付けに」と披露しました。詰め掛けた大勢の人々も手拍子で合わせます。 

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「ありがとうございます。改めまして、大阪万博のレガシー、太陽の塔内部再生事業広報担当アンバサダーの河内家菊水丸でございます!」と挨拶すると万雷の拍手。「2025年に万博が大阪に再び来ました時、8月15日に舞洲・咲洲で"エキスポ盆踊り"が開催されます。私は『すでにその日、スケジュールを空けております』と、松井知事には先般申し上げました」と語り、「大阪万博が、もう一度このナニワに来ることを大変願ってやまないわけでございます」と万博への熱い想いを語りました。今年の宴が開催されたのは、甲状腺がんの手術から5年半というタイミング。「明日で5年半。皆様方の後援をもちまして、このようにまた元気な歌声をご披露できる幸せをかみしめております」と感謝の気持ちを伝えました。

続いて大勢の来賓からのご挨拶。吉本興業代表取締役副社長CAO田中宏幸に続き、西川きよしがご挨拶。きよしは6月18日に発生した大阪北部地震の話に触れ、「こんな時こそみんなで助け合い、支え合いを」と語りました。また、今年1月にこの世を去った野中広務さんとの思い出も、菊水丸と語り合いました。

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続いて、東日本大震災の発生の年の夏から被災地で開催される「三陸海の盆」に出演している菊水丸へ、「三陸海の盆」主催の臼澤良一理事長から感謝状の贈呈、さらに菊水丸後援会から臼澤理事長へ義援金の贈呈が行われました。

また、菊水丸を執刀した大阪警察病院 内分泌外科部長 鳥正幸先生から経過報告が。鳥先生は「先日、検査したところ、まったく心配ございませんでした」

と嬉しい報告。さらに「5年一区切りと呼ばれる病気なので、けじめをつけられたのかなと考えています」とも語り、「5年の区切りを乗り越えた菊水丸さんに盛大な拍手を!」と盛り上げました。ほかにも大村崑さん、貴乃花光司さん、女将の花田景子さんも駆けつけ、菊水丸の出陣式を祝いました。

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いよいよ鏡開きです。「よいしょ、よいしょ、よいしょ」と威勢のいい掛け声とともに木槌が振り下ろされ、万雷の拍手。

続いての激励スピーチのコーナーでは、吉本からオール阪神、大平サブロー、吉本新喜劇の安尾信乃助が登場。菊水丸と見事な掛け合いを繰り広げ、爆笑をさらっていました。毎年、この場で菊水丸や会場の皆さんと会えるのを楽しみにしているというオール阪神は、「去年10月、地元のだんじり祭りにも菊ちゃんに来てもらったんです。これで、菊ちゃんに仕事は8月いっぱいやない。秋祭り、10月もあるということなので、10月までがんばれ!」とエール。これを受けて菊水丸は「今年も空けております」とすでに10月のスケジュールを調整。しっかり者の菊水丸に「決まった時点から何べん電話してくるの、やめて!」とツッコみ、会場を沸かせました。

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大平サブローは、出て来るやいなや「1櫓で50万として、200櫓で...1億!? 憧れます! 理想です!」と皮算用を始め、菊水丸も苦笑い!?さらに、サブローが横山やすしのモノマネを繰り出すと、すかさずきよしがステージに! 思わぬ夢の共演に会場は大盛り上がり! 

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安尾信乃助は「吉本新喜劇の安尾信乃助です...か?」とおなじみのボケを交えて挨拶し、会場は爆笑!

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大盛り上がりの激励スピーチのあとは、いよいよ乾杯。全員がグラスを手に、「乾杯!」とそれぞれに菊水丸の活躍を願いました。

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途中で行われた囲み会見では、「手術からあす25日で5年半です。ステージ4で、手術をしなかったら余命半年と言われたところからですから、もう感無量という言葉がぴったりくるわけでございます」と菊水丸。そういった晴れがましい席なので、冒頭から「大阪万博2025年決定音頭」を披露したと明かしました。

歌詞の内容はまさに今、組み立てているところということで、「1970年の時は、三波春夫先生が『こんにちは』で始まりましたので、私の場合はその時にお越しになった世界中の方にまた大阪に来ていただくので『お久しぶり』という歌詞で」と歌詞への想いも。「僕の河内音頭の中では決定していますので、あとは"正式"決定を待つばかりです」とアピール。

また、1970年の大阪万博の思い出を語る一幕も。当時はまだ小学1年生で河内音頭の修行中だった幼い頃の菊水丸は、「お祭り広場で8月15日に盆踊りがあり、そのときは客席に座って観ていました。阿波踊りとか花笠音頭とか、全国の民謡がずらっと並んでいたのに、最後まで河内音頭が出てこなかった。『なんで出てこないんだ』と非常に寂しさを覚えまして、『自分が大きくなった時には、お祭り広場で、万博で、自分が河内音頭を歌うんだ』と、幼い心ながらそんな気持ちになったのを鮮明に覚えています」とふり返りました。

しかし、大人になって知った事実もあるそうで、「いろんな資料を見ていたら、70年の大阪万博の8月15日、万博協会のほうから河内音頭取りへ依頼があったらしいですが、みんな忙しくて行けなかったそうです。呼んでもらえなかったのではなく、音頭取りが忙しかった、という。非常に現実的な理由があったんです」とも。それを受け、「私はスケジュールを調整して、なんとしても2025年の二度目の大阪万博は、1970年に果たせなかった河内音頭の盆踊りを実現させたいと思います」と宣言しました。

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松井大阪府知事にもその旨は伝えているそうで、「松井知事からも『万博が大阪に決定しましたらたのんまっせ』と言われています。今日は一足早くお披露目しました。芸能だからそういう勝手なことができるのでね。景気付けにやっておきました」と盛り上げました。

6月18日に発生した大阪北部地震に対しての想いも語りました。「阪神淡路大震災、東日本大震災のときもそうでしたが、芸能の出番は自衛隊の方たちがいなくなったあと。我々の出番が来たときに、我々なりにいつでも駆けつけられる準備はあります。みなさんに元気になってもらう場面、心のケアの場面が来たときが出番と思っていますので、それまでにこちらが沈んでしまったらいけませんので、元気いっぱいにやっていこうと思います」と語りました。

宴の後半も、華やかに活躍されている方々の挨拶や演歌歌手の原田ゆりさんによるステージ、さらには豪華賞品が当たるジャンケン大会も。

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そして、いよいよ大盆踊り大会! 河内家菊水丸一座による河内音頭が繰り広げられました。菊水丸の歌声に合わせて来場者の皆さんが河内音頭! 踊りの輪が広がり、お子さんからお年寄りまで、みなさん輝くような笑顔で踊っていました。

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最高の船出となった「河内家菊水丸 河内音頭・盆踊りツアー2018 出陣式パーティー」。今年の夏も、京阪神をはじめとするあちこちの櫓で菊水丸が自慢ののどを響かせます。ぜひ河内音頭を一緒に踊りましょう!

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【河内家菊水丸】