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2018年7月 3日 (火)

筋肉自慢の芸人たちが出演し初開催した『関西お笑いボディビル選手権』、優勝はミルクボーイ・駒場!

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7月1日(日)、ポストよしもとにて『関西お笑いボディビル選手権』が開催されました。我こそは筋肉芸人!という筋肉自慢の芸人たちがただただ筋肉を見せつけるというこちらのイベント、元祖から新星まで筋肉芸人たちが世代を超えて集結しました。

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MCはspan!・水本。水本のリングアナ風のコールで筋肉芸人たちがステージへ登場しました。6月3日に『大阪オープンボディビルコンテスト』で優勝したミルクボーイ・駒場、現在はピンで活動中の若手筋肉芸人、ボブ、突如筋肉に目覚め、現在トレーニング中のアッパレード・木尾、脚の筋肉だけは自身があるというモンスーン・T@TSU、そしてナニワの元祖マッチョ芸人ことサバンナ・八木、東京オープンボディビルコンテストで3位のなかやまきんに君という顔ぶれです。きんに君は大事な貴重品袋を持ってステージへ。中にはプロテインやビタミンなどが入っていました。

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このイベントでは真のマッチョ芸人を決定するため、様々な種目にチャレンジ。皆、意気込みを語って早速始まりました。まずはそれぞれの得意なことを披露。駒場はボディビルコンテストあるあるを。ボブはローラー2個を使って腹筋。これには会場からも感嘆の声が上がりました。木尾は俊敏性も見せつけたいと舞台上でランダムに照らされるピンスポットの中に素早く入ってポージングという技を披露しましたが、全くついていかず暗闇でポージング。T@TSUは発達している足のふくらはぎに見たことのあるイラストを。八木はトレーニングギャグを披露、きんに君は筋肉旗揚げで沸かせました。この種目、みんなをあっと驚かせたボブがポイントを取得しました。

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第2ラウンドは「マッチョ小道具」。筋肉にまつわる小道具ギャグを即興で披露してもらうという趣旨です。それぞれ続々とギャグを披露するものの爆発力のあるものは生まれずドローに。

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第3ラウンドは「ボディビル大喜利」。大喜利への感度がいま一つの面々。スロースタートとなりましたが、徐々に調子を上げていきました。そんな中、全くペンが進まないのがきんに君。それまでの勢いはどこへやら。「こんなジムは嫌だ」「ボディビルアイドルのニューシングルタイトルは?」といったお題が出てくるものの、だんまりを決め込んでいました。「大人気のボディビルバラエティ。番組タイトルは?」というお題では「倍筋Good!!」(木尾)「100㎏はムリナンデス」(八木)「脚する人、胸する人」(駒場)など後半に進むにつれて調子を上げていく中、きんに君は「ボディビルTV」と奮いません。しかし、最後の「プロポーズの決め台詞」では「家族会員になりましょう!」とベストな回答を繰り出し、会場は大ウケに。最後にかっさらっていきました。

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第4ラウンドは「タイマン綱引きバトル」です。くじ引きで初戦の相手を決め、トーナメントで戦います。まずはボブ対八木でボブが勝ちました。きんに君対駒場の対決では「二度とパワー!とか、やー!とか言わせません!」と宣戦布告する駒場。それを受けたきんに君も「負けたら長袖で活動しますし、筋肉芸人を辞めます!!」と堂々宣言。筋肉芸人としての生命を賭けたこの戦い、きんに君は執念の勝利をもぎ取りました。続いてボブ対T@TSU、上半身は全く鍛えていないというT@TSUですが、瞬殺でボブを制しました。ボブはあまりの速さに呆然。お次は木尾VSきんに君。きんに君はT@TSUに「決勝で待ってろ!」とはっぱをかけ、もはや木尾のことは相手にしていない様子。さらに、「負けたら筋肉芸人を引退する」とまで言い切りました。健康ボーイズとしてコンビを組んでいる八木は「勝てへんかったらウソつきになるからやめろって」と必死で阻止するも、きんに君にはその声は届きません。その上、芸名からもきんにくの文字を取り「なかやま君」に改名という公約も飛び出しました。芸人生命にも関わる大一番、勝ったのは木尾でした。図らずも窮地に立たされたきんに君は自分の筋肉に「長袖を着るか着ないか」を尋ね、筋肉が「着ない」と答えたことから現役続行、健康ボーイズも解散の危機を免れました。決勝はT@TSU対木尾。きんに君が「負けたらどうなるの?」とけしかけます。木尾は「二度と大阪の劇場に出ない」と大きく出ました。T@TSUは「二度と髪を切らない」。最後の大一番は重量級のT@TSUが制し、優勝しました。負けた木尾も自分の筋肉に「大阪の劇場に出るか出ないか」を尋ね、「出る!」という答えを導き、一件落着となりました。

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最後は「腕立て伏せで古今東西」。筋肉にまつわることを腕立てをしながら順に言っていくというもので、最後まで残った人が真のチャンピオンとなります。水本いわく「ラウンド1から4の勝敗は関係ない」ということで一発逆転のチャンス。「腹筋ローラーを捨てます」(ボブ)「次に会ったらみんな俺のこと呼び捨てでため口でいい。ただ、それを聞いた周りの芸人たちがどう思うかは知らん」(八木)「二度とエスカレーターに乗らない」(T@TSU)など、それぞれ公約も発表。そのうち最初に脱落したのはT@TSU。その後は脱落者は出ないものの、グタグタになって終わりました。

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真のチャンピオンはこの日のバトルをすべて目撃していたお客様に決めてもらおうということで、よかった人を拍手で決定。一番に名前が呼ばれた駒場が最多であっさり駒場に決定しました。本来ならば悪かった人もお客様判断で決めるはずでしたが、よかった人の拍手の際、きんに君に全く拍手がなかったので自ずと決定。きんに君は罰ゲームでてんこ盛りの揚げ物を食べることに。時刻は夜の8時30分。「これはきつい...。この時間に食べたら脂肪にしかならない」と心配する八木。自称「80年ぶりに揚げ物を食べる」と意を決するきんに君でしたが、一口食べて「2日前と同じ味!!」と絶叫していました。

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エンディングでは各々が好きなポージングを。終始大いに盛り上がり、第2回もやりたい!と意欲を見せて幕となりました。

【サバンナ・八木】【なかやまきんに君】【span!・水本】【ボブ】【ミルクボーイ・駒場】【アッパレード・木尾】【モンスーン・T@TSU】