7月20日に単独ライブを開催する横澤夏子へインタビュー!「今までの集大成にしたい」と意気込みを語る!!
7月20日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて、横澤夏子が単独ライブ『出版ガール』を開催いたします!
自身の28回目の誕生日&入籍して1年と、記念すべき日に開催を決めた横澤夏子へインタビューを敢行。仕事の中でいちばん好きだと語る単独ライブへの意気込みはもちろん、「今回で一旦、単独ライブを落ち着かせたい」と語る真意に迫りました。
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――28回目の誕生日、そして入籍から1年経つ7月20日に単独ライブを開催されるわけですが。
「あぁ、入籍のことまでありがとうございます! そのことは特に意識してないんですけど(笑)、誕生日に単独をやるのは成長した気持ちを持って歳を重ねたいなと思ったからなんです。毎年、1年が始まる1月と新学期が始まる4月に決意表明してるんですけど、7月ってなんだかすごくダレる感覚がありません? 年末になると、また来年がんばろうって思えるんですけど、夏って目標を決意できる機会がないので、単独をやって新たな決意を持とうという思いもありました。何より、誕生日に何かしら記念に残ることをやるのが好きなんですよね(笑)」
――1年に何度も決意表明する辺り、計画性のある横澤さんらしいです(笑)。
「仕事の中でいちばん好きなのが、単独ライブなんです。もちろん準備は大変ですけど、終わったあとは"やってよかった、またやろう"って前向きな気持ちになれるし、誕生日に単独をやると次の歳へのいいスタートが切れる気がしてます」
――どんな単独ライブになりそうですか。
「今回も、出会いたてホヤホヤの女の人たちを見せる発表会のような感じになるのかなと。今はまだ構想段階ではあるんですけど(注:インタビューは6月中旬に行われた)、いつもやってる『横澤夏コレクション』では私がこの半年で出会ったいろんな女性をファッションショーみたい発表しつつ、新たに細かいネタもいろいろとやりたいなぁと考えてます。あと、今までやったキャラクターの成長した様子も見せられたらいいなと。例えばOLネタだったら少し違うランクに進んでいるとか、自分の年齢と一緒に歳を重ねた女性像をお見せしたいですね。とにかく、今後に残るネタをたくさんやりたいなと思ってます」
――20代になりたての頃と今、チョイスする題材に変化は感じますか?
「感じます、感じます。昔の何冊かあるネタ帳を見返すと、"すごく低レベルなことでイライラしてたじゃん!"とか"私、こういう人が許せるようになったんだな"とかわかってすごく面白いんです。例えば、前は(大勢がいる中で)動かない女の子がすごく苦手だったんですけど、今は動かないほうが得してるんじゃないかと思ったりもしますし、動かないのをわざわざ見つけて怒ってるほうが性格悪いんじゃないかって考えたりもするんです。今回のネタも達観している人は、"あぁ、こんなところでイライラするなんて、横澤夏子はまだまだお子さまね!"って思うかもしれないですけど、それが今の私なので楽しんでもらえたら。もし毎回観に来てくれている方がいるなら、"横澤夏子って成長したじゃん。そこにイラつかないで、ここを面白がれたんだ"って思ってもらえたら嬉しいですね」
――テレビの仕事が増えると、一般の人と触れる機会って少なくなるような気がします。芸人さんの中にはネタ探しのために街へわざわざ出る方もいるみたいですけど、横澤さんはどうですか?
「地元の友人や一緒に遊ぶ仲間は変わらないですし、みんなが覆面調査員のようにいろんなネタを常に提供してくれるので(笑)、そんなに以前と変化はないかもしれないです。確かに、仕事で出会う人は偏ってしまうところもあるかもしれないですけど、ロケに行くといろんな人に出会えるから面白くて。私、今回の単独で本当は『代々木公園でバドミントンのラリーが10回続かない女』っていうのをやりたかったんです。いざネタを作って作家さんに見せたら『面白くない!』って言われてボツになっちゃったんですけど(笑)、それも代々木公園でロケに行った時に公園にいる人を観て"あの人いいなぁ"って思ったところから思い浮かんだものだったんですよね。あと、ロケでトレンドのお店に行かせてもらうこともあるじゃないですか。食べ物のお店に行った時に"あぁ、こういう人が並んでるんだな"とか"みなさん、並びながらずっとおしゃべりしてるんだな"とか感じたことと、自分が実際かき氷か何かを食べるために友達と並んだ経験を混ぜて、前回の単独で『ローストビーフに並んでる女』っていうネタを作りました(笑)。だから、相変わらずネタに困ることはないですね」
――女性への興味も尽きることはないですか?
「尽きないですねぇ。だから、さっき話したように半年間で出会った女たちを発表するネタづくしの単独をお届けする予定なんですけど、実は今回で単独ライブはちょっとお休みしようかなと思ってるんです。だからと言って海外留学するわけでもないんですけど(笑)、インプットするために一区切りしたいなと思ってるんです」
――あぁ、そうなんですか!!
「そうなんです〜。で、次は違う単独のかたちをお見せしたいなと考えているので、今回の単独ライブはネタづくしにして、今までの集大成を観ていただきく予定です!」
――今後、例えばどんなことをやってみたいんですか?
「私、今までの単独でお客さんに書いてもらったアンケートをすべて、保管してるんです。そこにはみなさんが気になる女性たちがたくさん書かれているので、そういう女性たちをネタにするライブもやってみたいですし、オフ会みたいに20人くらいのお客さんの話を聞くトークライブも興味があります。もちろん、単独ライブは大好きなので、気が変わってまたネタだけのライブもやろうと突然、思うこともあるかもしれないです」
――それを聞いて、ちょっと安心しました。では、これまでの集大成となる今回の単独ライブ。どんな方に観に来ていただきたいですか?
「私の単独ライブを観に来てくださる方は、性格悪いと思うんですよ。ふふふ! だって、わざわざ横澤夏子で検索して、ライブの情報をチェックしてくれて、チケットを買ってくださってるわけじゃないですか。本当にありがたいですし、来てくれて嬉しいので、そういう方々があぁ、スッキリした! 成仏成仏!と思ってもらえるような単独にしたいですね。で、私のネタに出て来たような人と現実に出会った時に、"あぁ、横澤夏子が言ってたわ。デジャヴだわぁ。免疫できててよかった!"と思ってもらえたら嬉しいなと思うので、人間関係でモヤモヤしている人はぜひ観に来ていただきたいです。で、アンケートに『こんな人がいるんです』って教えてもらいたいです」
――女心を知ってもらうために、男性にもぜひ足を運んでもらいたいですよね。
「そうですね。私のネタを観てわかる女心なんて、男性にとっては知りたくないイヤな部分かもしれないですけどね(笑)。最近、男性のお客さんも増えてるんです。私のネタで笑ってくれていると、"あぁ、男性も気づいてるんだ"ってわかって嬉しいので、大きめの女子会に紛れ込んだくらいの気持ちで観に来てほしいですね。とにかく今回は女の私が作った女の塊が詰まったネタづくしの単独です! ぜひみなさん、観に来てください!」
【横澤夏子】
『横澤夏子単独ライブ「出版ガール」』
日時:7月20日(金)19時開場/19時30分開演
会場:ルミネtheよしもと
チケット:前売3000円/当日3500円
チケットよしもと(http://yoshimoto.funity.jp)にて絶賛発売中!