レイザーラモンRGが出生地・熊本を巡るバスツアーで新曲&"あるある"熱唱!
レイザーラモンRGのバスツアー「ライブナタリーPresents レイザーラモンRGが『いただきます』『DO THE パンダッ!』を歌いながら行くミステリーバスツアー」が8月5日(日)に熊本で開催されました。
このバスツアーは、RGが6月に初のCDシングル『いただきます』をリリースしたことを記念して8月5日に熊本、6日に大阪と和歌山、7日に東京と3日間行われたもの。ここではRGの出生地でもある熊本のツアーの模様をレポートします(敬称略)。
この日のRGは"日本あるある連盟会長"という、どこか見覚えのあるキャラクターに扮して登場。「村田(とろサーモン村田秀亮)がチャンピオンになれたのも俺のおかげ」と会長節を飛ばし、さっそく乗客を沸かせます。
車内ではすぐさまRGによるカラオケタイムが始まり、まずサザンオールスターズの『希望の轍』に乗せて"熱中症あるある"を歌い、参加客にこまめな水分補給を促せば、続けてサザンの『Melody』に乗せた熊本の惣菜メーカー「おべんとうのヒライ」あるある歌い上げると、同店が『秘密のケンミンSHOW』で紹介されたことに触れ、「ずいぶん有名になったなあ」としみじみする場面も。
また、天草あるあるを谷村新司の『昴』に乗せて聞こえないほどの小声で歌い、「次の『R-1ぐらんぷり』のネタ決まりましたね」と不敵な笑みを浮かべます。他にも、GLAY『誘惑』に乗せた江津湖あるある、ゴダイゴ『ガンダーラ』に乗せた地元の甲佐町あるあるなどを次々披露し、母校や祖父母の家なども案内して、「思い出が多すぎて止まらない!」と興奮ぎみに語りました。
昼食には甲佐の名産である鮎を使った絶品料理が堪能できる人気店 『甲佐町やな場』を訪問。豪勢な鮎料理を前にしたRGは、デビュー曲『いただきます』を歌いながらメニューを1つずつ参加者に紹介しました。
昼食を終えた一行はこの旅のメインとなる目的地・ 熊本県野外劇場アスペクタに向かい、道中立ち寄った道の駅で生で食べられるトウモロコシを購入したRGがそのおいしさに感激し、再び『いただきます』を歌いながら乗客に配るひと幕もありました。
バスは熊本県野外劇場アスペクタに到着し、いよいよRGのミニライブがスタート。惜しくもステージは前日行われたライブの撤収作業で使用できませんでしたが、同会場で1987年に開催された伝説のオールナイトロックフェスティバル『BEAT CHILD』に強く影響を受けたRGは、ステージ前方のスペースでライブを行うことに喜びが隠し切れません。
山々に囲まれた雄大な自然の中、1曲目は佐野元春の『SOMEDAY』に乗せて阿蘇のあるあるを熱唱。サビではオーディエンスに「SOMEDAY!」のコールアンドレスポンスを煽り、感極まって涙ぐむ場面もありました。
しかし、歌い終えると「『スシ食いねェ!』みたいな歌はいただいたし、パンダの曲もいただいたし、あともう1曲『SOMEDAY』みたいな曲がほしいな」と欲しがりな本音(?)もポロリ。
「あるあるを言いたくない。言わなければいつまでも終わらないBEAT CHILD......」と阿蘇のあるあるを言わないままBOOWYの『ONLY YOU』へとなだれ込み、「阿蘇のままで」「あるある言わないで」と歌詞を替えながらハイテンションに歌唱し、観客の熱気を高めていきます。またRGは白井貴子が「BEAT CHILD」出演時にバケツにたまった雨水を頭からかぶった名シーンを再現したのち、THE STREET SLIDERSの『Boys Jump The Midnight』であるあるを歌い上げます。
そして黒いTシャツに着替えたRGは、尾崎豊『十七歳の地図』を力強く熱唱。観客からの「尾崎ー!」の呼びかけに応えるように、ラストではついに「阿蘇は最高ー!」と阿蘇あるあるを放ち、RGによる「BEAT CHILD」を締めくくります。
その後、「ここで僕のデビューシングルを歌うという夢を叶えさせてください」と前置きしたRGは「佐野元春もBOOWYもTHE BLUE HEARTSも歌ったこのアスペクタの地で、こんな6万人の観衆を集めて自分のデビュー曲が歌えるとは思いませんでした」と語り、m.c.A・Tが作詞作曲した表題曲『いただきます』を伸びやかな歌声で披露。
大きな拍手に包まれると、続けてパンダのかわいさがつづられたカップリング曲『DO THE パンダッ!』を歌唱し、リズミカルなメロディとキャッチ―な歌詞にファンは体を揺らしながら楽しみます。
終演後には本ステージの撤収も終了しており、急きょ壇上で記念撮影ができることに。会場スタッフから貸し出してもらった「BEAT CHILD」の写真を抱えたRGは感慨深い表情を浮かべながら、ステージ上の空間に浸ります。
アスペクタをあとにした一行は、阿蘇山の火口にほど近い絶景スポット・草千里ケ浜へ。2ショットチェキや、乗馬するRGの撮影タイムを経て帰路についた一行は、往路で立ち寄った道の駅を再訪するが、すでに閉店している事態に肩を落とします。
しかし、車内ではRGがさっそくこの出来事をサザンの『勝手にシンドバッド』に乗せ、「早く閉まりがち」という"道の駅あるある"に昇華。RGが「『今何時』を今までで一番正確に使えた!」と語った歌詞が参加者の大きな共感を呼び、車内は一体感に包まれます。
テンションが上がる一方のRGは「道の駅あるあるがどんどん浮かんでくる!」と次々にサザンの名曲に乗せてあるあるを歌唱。最後に桑田佳祐『白い恋人達』を歌い、「次は冬にバスツアーやりましょう!」と呼びかけて、バスツアー1日目の幕を閉じました。当日の様子は参加者たちがTwitterのハッシュタグ「#RGCDデビュー」を付けてリアルタイムで投稿しています。
次回は、8月6日(月)に行われました大阪と和歌山の同ツアーの様子をお届けします。
なお、RGは『いただきます』をリリースしたレーベルSLENDERIE RECORDの主宰である藤井隆と、9月12日に同レーベルから1stミニアルバム『(タイトル未定)』をリリースする椿鬼奴の3人による全国ツアーが9月に開催決定!
『レイザーラモンRG / 椿鬼奴 W RELEASE SLENDERIE TOUR』
2018年9月14日(金)大阪 YES THEATER
2018年9月15日(土)東京 UNIT
2018年9月16日(日)岡山 YEBISU YA PRO
2018年9月21日(金)愛知X-HALL -ZEN-
2018年9月23日(日・祝)福岡 よしもと天神ビブレホール
<出演者>
レイザーラモンRG / 椿鬼奴 / 藤井隆
※チケットなどの詳細は、よしもとニュースセンター内の記事(http://news.yoshimoto.co.jp/2018/08/entry85393.php)をご参照ください。