最新ニュースインタビューライブレポート

« NON STYLEの全国漫才ツアー「38〜サンパチ〜」が地元・大阪の梅田芸術劇場にて公演初日開催! | メイン | 濱田祐太郎がブラインドサッカーに挑戦! 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会「2年前」イベント オープニングイベント »

2018年8月19日 (日)

松岡修造さん、テニス芸人・バモス!わたなべにお笑い指導も! 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』公開直前イベント

8月31日(金)TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開される『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(ギャガ配給)の公開直前イベントが、8月19日(日)、東京・神楽座にて行われ、試写会の前には松岡修造さん、さらには松岡さんへの相談者の一人としてテニス芸人のバモス!わたなべも登壇しました。

20180819174813-95ac5551778424fd2379c1b3b312201a4fe13b50.jpg


1980年、世界中が注目する中、エレガントなプリンスとワイルドな野生児の対極的なビヨン・ボルグ、ジョン・マッケンローという2人が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った世紀の試合を映画化した本作。


開場時間から客席を練り歩き、来場者とテニス談義を交わすなど、早くも臨戦態勢の松岡さんは、イベントがスタートしても、MCの荘口彰久さんから紹介をされる前に、フライングで登壇し、場内を沸かせます。

20180819174900-c7788d932e26dbbc224f885cac904971771b8812.jpg


まずは、「ボルグ、マッケンローを知らない人?」と客席に問いかけ、1980年頃、いかに2人がスーパースターで、テニスブームだったかを語る松岡さん。


そして、映画化された1980年のウィンブルドン決勝戦でのボルグ対マッケンローについて、「あの試合がなければ、僕のテニスに対する魂は、違った形で表現されているでしょうね。そのくらい僕にとって、大きな試合だった」と熱弁します。

20180819174900-9b61669e34866cbd2d81e28bdf0e488e0aedece0.jpg


松岡さんは20歳の時、マッケンローと対戦経験があり、コートチェンジの際にボディアタックをされたとのエピソードを披露し、「世界一の選手が俺にアタックしてきた」「俺も世界のトップ選手に仲間入り出来たっていう力をくれたんですよ」といった当時の心境を回想。


『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』については、「どんだけのプレッシャーで、どんな雰囲気のなかでやっているかむちゃくちゃわかる。ロッカールームの状態、ウィンブルドンのセンターコートに立った時の雰囲気とかよくわかる」「この映画は深い」とその臨場感を絶賛します。

20180819174902-e83a9ed3c08f5c7c172020731ad1246de4771ddf.jpg


それゆえ、錦織圭選手にこの映画を見て欲しいとし、「彼ら(ボルグ、マッケンロー)が感じていたプレッシャーと比べたら、100分の1くらいだろうなという捉え方になるはずです。違う言い方をすると、フェデラーとかナダルとか、彼らの心の中に入っていって、世界と戦っていこうという気持ちになるかもしれない」と進言。


イベント後半は、来場者からのテニスにまつわる悩みに松岡さんが答える形で進行します。

20180819174848-634f651ec4de21cd2bb9214556a02f6727fdbbae.jpg

20180819174856-c9b2ed96ea04115a0ab5ca51886ffcac63ecc993.jpg


その3人目に選ばれたのが、よしもと屈指のテニス芸人のバモス!わたなべで、松岡さんはその名前を聞いた途端、「この前、デビスカップ行った時、一番前列にいた」と認識していたことを明かします。


ステージに上がったバモス!わたなべは、「普段は劇場で、テニスあるあるというネタをやっていまして...」と自己紹介すると、松岡さんは「じゃあやってみろ。笑わせろよ。3、2、1、バモス!」とすぐさまカウントダウン。
バモス!わたなべは「国内大会と国際大会のラインズマンの違い」を披露し、客席の笑いを誘うも、松岡さんは満足していない様子です。

20180819175021-4b7fc8fdce975eeea910a55f51786b0046720539.jpg


さらにバモス!わたなべは、ボヨン・ボルグというキャラに加え、今年8月1日からジョン・マッケンブーという新キャラも始めて、「来週ニューヨークへ行き、マッケンローご本人を探し出して、ものまねの許可を取りに行こうと」とのプランを告白。
それを聞いた松岡さんは、いかにマッケンローが偉大かを語り、解説で足を運ぶ全米オープンでも会うそうですが、「ぜひ会わせていただけないでしょうか...」とのバモス!わたなべの嘆願は、「無理だね」と一刀両断にします。


とはいえ、バモス!わたなべが持つボルグモデルのラケットを解説したり、何度もネタの時間を与え、「お笑いっていうのは、普通にやるなかに、一個なきゃダメなんだよ。何か見つけなくちゃ」とお笑いも熱血指導をするほど親身になる松岡さん。

20180819174852-3c260b6af9c86389644a5179555a33d55a92cd06.jpg


肝心の「肥って仕事をもらっているけど、痩せてテニスが上手くなりたい。どうすればいい?」というバモス!わたなべの悩みについては、「痩せる必要がないよ。この身体はひとつの表現だから」とし、色紙には「バモスはボルブー できブー マッケンブー 信じてブー 松岡修ブー」と綴り、語尾に「ブー」をつけて話すことも加えてアドバイスしました。
そして「心の底からホントがんばれ。このままだったら終わっちゃうぞ!」と熱いエールと握手。

20180819174905-e196cf49f1c241ccc25ecf264f076dfad3bf672d.jpg


終演後、バモス!わたなべにイベント出演の感想を求めると「松岡さんとご一緒することを目標のひとつに、ピン芸人というシングルスでやってきました。今日はそれが叶って、タイトルがひとつ獲れました。営業という名のツアーをまわりつつ、このようなテニスのお仕事に携われればと思うブー」と、さっそく松岡さんのアドバイスを実践していました。

20180819174849-74af8d3c504121f77fba77c9e6b961de4e7f5d0a.jpg


『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』とともに、バモス!わたなべにご注目ください。


© AB Svensk Filmindustri 2017


【バモス!わたなべ】