吉本坂46のメンバー46名が決定! 暫定センターはトレエン・斎藤&スパイク・小川!!
8月20日(月)、ヒューリックホール東京にて『吉本坂46 メンバー発表お披露目会』が開催され、46名の吉本坂46メンバーが発表。暫定センターにスパイク・小川暖奈、トレンディエンジェル・斎藤司が選ばれました!
「吉本坂46」は、秋元康さんがプロデュースする「乃木坂46」「欅坂46」に続く"坂道シリーズ"第3弾となるアイドルユニット。今年2月21日(水)に行なわれた『巨大プロジェクト発表会見」にて、吉本に所属する芸人、文化人、スポーツ選手など約6000人を対象としてこのユニットが結成されることが発表され、3月には応募者1741名の中から第一次書類審査を突破した751名の合格者が発表。二次審査のグループオーディションでは自己PRや歌唱審査が行なわれたのち、第3次審査は自分CMでPR。第4次の水着写真審査を経て、第5次審査にて行われた12チームに分かれてダンス審査。ここで80名にまで絞られた壮絶なオーディションは、秋元康さんとの面接によって自己PR30秒とカラオケでの歌唱審査にて幕を閉じました。
本イベントのMCを務めるのは、千原ジュニアと武内由紀子。あまりのビッグプロジェクトに、「かつて吉本がここまで一丸となったことがあったのか」と感嘆するジュニア。「ほんまにドキドキしてきたね」とつぶやくと、武内も「ものすごく緊張してます!」と大きく頷きます。
大きな声援が起こるなか、最終エントリーメンバーが入場し、一人ずつ決定メンバー、そして衣装が発表されました。なお、合格者は下記の46名です。
A-NON、池田直人(レインボー)、岩橋良昌(プラス・マイナス)、 鰻和弘(銀シャリ)、エハラマサヒロ、遠藤章造(ココリコ)、旺季志ずか、大地洋輔(ダイノジ)、尾形貴弘(パンサー)、小川暖奈(スパイク)、おたけ(ジャングルポケット)、おばたのお兄さん、金田哲(はんにゃ)、川島章良(はんにゃ)、きょん(ラフレクラン)、ケン(水玉れっぷう隊)、こいで(シャンプーハット)、河本準一(次長課長)、小寺真理(新喜劇)、斎藤司(トレンディエンジェル)、榊原徹士、♥さゆり(かつみ♥さゆり)、島田珠代(新喜劇)、SHUHO 、しゅんしゅんクリニックP、たかし(トレンディエンジェル)、高野祐衣、多田智佑(トット)、 田中シングル(8.6秒バズーカー)、てつじ(シャンプーハット)、なだぎ武、西村真二(ラフレクラン)、野沢直子、HIDEBOH、光永、藤井菜央、マサルコ、まちゃあき(エグスプロージョン)、松浦志穂(スパイク)、まひる(ガンバレルーヤ)、三秋里歩、村上ショージ、八木真澄(サバンナ)、山本圭壱(極楽とんぼ)、ゆりやんレトリィバァ、よしこ(ガンバレルーヤ)
記念すべき一人目の合格者として名前を呼ばれたのは、しゅんしゅんクリニックP。「シュッ!」とおなじみのポーズを見せながら「医師免許を持っていて、医師をやりながら芸人をやっています。今日は医師国家試験の時くらい緊張しているんですけど、吉本坂46として麻疹の怖さについて広められたらと思います。がんばりまっシュッ!」と喜びます。
「俺?」と驚きを隠せなかったのは、山本圭壱。「相方の加藤(浩次)に『仕事を選んでる場合じゃないから、全力で受けてみろ! 行ってこいと背中を押された。みなさん、一歩一歩がんばっていきましょう」とコメント。岩橋良昌は「僕がアイドルっすか? 世の中面白い! だからこそやめられない! 今、きゃーってなってないけど、1年後、きゃーってなるけどな!」と力強く宣言しました。
タップダンザーのHIDEBOHは「46年踊ってるんですけど、お客さんの前で感じる緊張とは違うものを(オーディション中)感じていました。年齢もあって無理かもしれないと思うけど奇跡的」と静かに噛みしめるように話しながら、喜びの舞としてタップダンスを披露。客席から大きな拍手が起こります。
財布持参で、壇上に上がった遠藤章造。「バツイチで子供が3人いますけど、がんばっていきたい」と意気込みを。名前を呼ばれて、大きな目をさらに真ん丸とさせた鰻和弘は「ダントツで変な苗字のアイドルですけど、なんとなく応援していただければ」とコメントしつつ、子供が産まれたことも報告して「それも込みで、いろいろとがんばっていきたい」と語りました。
ガッツポーズを見せたおたけは、「昭和57年に産み落とされまして35年間、そんなに輝くこともなく、相方のお荷物として見られがちです。けど、相方の背中を押す? 何を押すのかわからないですけど、肩を並べていければ」と意味不明な発言に、「背中を押したら、さらに引き離されますけどね」(ジュニア)「そういうことになりますね」(武内)と冷静にツッコむMCの2人です。
名前を呼ばれた瞬間、頭を抱えて「すごくうれしいです。けど......いつ言おうか悩んでたんですけど、明日アメリカに帰るんですよ~」と、まさかの告白をした野沢直子。「こんなこともあろうかと事前にマネージャーと相談したら、節目のイベントには帰ってきてくださいって言われました」と報告します。
最高齢アイドルとなった村上ショージは、『KANPEIみちのくマラソン2018』参加のため、福島県の郡山からテレビ電話で参加。「落ちたか? ダンスでぶつかってしもうて、自分がどこにおるんかわからんようになって、徘徊ダンスって言われた」としょんぼりするも、ジュニアから「受かりましたよ」と報告を受けると、「やったー!」と万歳。隣にいた間寛平も一緒に喜びますが、「なんで俺受からへんかったん?」(寛平)「兄さん受けてないでしょ?」(ショージ)と言い合いに発展。そんな2人の様子に、笑いが起こりました。
HIDEBOHを始め、ダンスセクションから参戦したA-NON、まちゃあき、SHUHO全員が正式メンバーに。最後に名前が呼ばれたSHUHOは「俺だけ呼ばれてなくてやべぇなと思ってましたけど、ホットしました」と安堵の表情。ジュニアにリクエストされて、左右の腕、左右の足全て異なる動きをするという驚異的なパフォーマンスを見せて、どよめかせます。
河本準一は「うちの嫁は元OPD(大阪パフォーマンスドール)と、よしもとがつくったユニットアイドルだった。そして僕が43歳でアイドルになるっていうのは、不思議な感じ。みんなを盛り上げていけるようなムードメーカーになれたら」と笑顔で決意します。
コンビ揃って合格となったのは、トレンディエンジェル、はんにゃ、ラフレクラン、スパイク、ガンバレルーヤ。トレンディエンジェル・たかしは「元々アイドル好きだったので、まさにミイラ取りがミイラになった心境。アイドルとして頑張っていくので、よろしくお願いします」と挨拶。また、ガンバレルーヤ・よしこは「まぁちゃん(まひる)が先に呼ばれて、置いてけぼりになったなと思っていた。選んでいただいた限り、がんばります」と安堵の表情を浮かべます。
最後となった46番目に名前を呼ばれたのは、♥さゆり。涙を浮かべて、「本当ですか? もうダメだと思ってました。オーディションを年齢問わずにしてくださってありがとうございました」と嬉々。自腹で新幹線代を払って応援に駆けつけたかつみは「ダメやな、どう慰めようかなと思いました。ほんまにありがとうございます」としみじみ感謝しました。
46名の吉本坂46メンバーが誕生したところで、秋元康さんからの総評がVTRで流されます。
「審査員のみなさんと相談しまして、歌がうまい方、ダンスがうまい方、できるだけ楽しませてくださる方、楽しんでいる方を中心に、審査員のみなさんから強烈に押されたメンバーを選びました。総合点で選んだわけではないからこそ、面白いバランスになったんじゃないかなと思います」と総括。「落ちた方も応募しなかった方も、第2期生を募集しますので、その時に参加いただけたら」との呼びかけに、ジュニアが「生まれたてホヤホヤで、第2期生の募集が始まりました! こぞって応募お願いします!」と呼びかけると、笑いに包まれました。
その後、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛代表取締役社長より、暫定センターの発表が。「2名おります」という一声に、どよめく会場。その後、小川暖奈と斎藤司の名前が挙げられました。
藤原社長によると、この2人は「審査員のメンバーみんなで決めました」とのこと。「男女が混合しているグループなので、メンバー内の恋愛は禁止です」と宣言した斎藤に対し、小川は「センターとは思ってなかったので......」と目を泳がせながら「百倍くらい気合いを入れ直して務めたいと思います!」と気を引き締めました。
吉本坂46メンバー初めての仕事として、来場くださったお客様をハイタッチでお見送りしたメンバー。フォトセッション後、新喜劇の稽古のためにルミネtheよしもとへ向かうことになった島田珠代は「やだ! 受かったのに! これだけやらせて!」と宣言して、「嬉しくって嬉しくって......! チーン!」とお馴染みのギャグを披露して笑いを誘います。
暫定センターに選ばれたことについて改めて訊かれた斎藤は、「盆と正月が一気に来た感じで驚いてますけど、あくまで暫定。正式にセンターを取れるようになりたい」とコメント。一方、小川はまだまだ驚きが続いているようで、目を丸くしながら「しっかりと気を引き締めてがんばりたいと思います」と意気込みを。どうやら運動が苦手らしく、「ダンスも今回の審査で初めて踊りました」と国学しながら「努力でなんとかしていきたいです」と真摯に語ります。
また、尾形貴弘が「秋元さんとの面談の時に、菓子折りを持っていって渡したので受かりました」と切り出すと、ほかのメンバーから「ワイロだ! ワイロだ!」との声が。高野祐衣が「秋元さん、ひと笑いもしてなかったです」と報告すると、「すべりワイロ!」との声が上がります。
元NMB48の三秋里歩は「48グループとは公式なライバルになるということですけど、堂々と戦っていきたい」とコメント。アイドルの先輩としてほかのメンバーへのアドバイスを求められると、「ハイタッチでお見送りしましたけど、みなさん、疲れが出過ぎです。アイドルはフレッシュさが大事。坂道シリーズの中では、年が上ですけどそんなところは見せずにがんばっていきましょう」と明るく呼びかけました。
今後の予定はまだ明らかにされていませんが、CDデビューについて斎藤は「坂道シリーズ、48グループの方々のように、ミリオンを目指したい」と宣言。目指すは紅白歌合戦出場、東京ドーム公演と高い目標が掲げられていますが、「壮大なドッキリでは?」とまだまだ信じられない様子のメンバーたち。不安がる後輩たちに、遠藤章造は「まず、みんなでドームに野球を観に行こう!」と誘いました。