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2018年9月 2日 (日)

お笑い芸人をめざす高校生をFUJIWARAが応援!『ハイスクールマンザイ2018~H-1甲子園~』準決勝

8月15日(水)、埼玉・イオンレイクタウンmoriにて『ハイスクールマンザイ2018~H-1甲子園~』準決勝が開催され、MCにFUJIWARAが出演しました。
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今年で16回目を迎える高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」。過去15年間で8609組、17450人もの高校生が出場している本大会は、プロへの登竜門として、またひと夏の思い出として、高校生が真剣に漫才に取り組む姿が毎年多くの感動を呼んでいます。

動画審査によって選出され、全国6エリア(8カ所)で行われる準決勝を勝ち進んだ地区代表が9月2日(日)に大阪・なんばグランド花月にて開催される決勝大会で争うのですが、その関東エリアの準決勝が、前日の千葉に続いて本日も行われ、全11組がしのぎを削りました。

MCのFUJIWARAが登場し、まずは会場の空気を盛り上げようとコール&レスポンスをしようとするのですが、藤本が「僕らが『イオンレイクタウンmo』と言ったら『ri!』と言ってくださいね」と、バランスの悪いコール&レスポンスを提案し、会場が笑いに包まれます。
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原西が、お得意のゴリラのモノマネで最前列にいたお客さんの帽子を取ったりして会場の雰囲気を和ませたあとは、今大会の優勝者にお笑い奨学金として50万円が授与されることや、NSCの年間授業料が免除されることなどが発表され、審査員の紹介もすんだところで、いよいよ準決勝のスタートです!
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トップバッターは高3コンビ・ツーアウト。しかし、緊張からか登場するなりいきなり言葉が出てこなくなり、お客さんから「がんばれ~!」と励ましの声がかかります。なんとか始まった漫才のテーマは「モテないから、恋愛をすっ飛ばして家庭を作りたい」というもの。そこからパパと赤ちゃんの会話の漫才を繰り広げるツーアウトの2人でした。
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続いては高2の女子高生コンビ・大河原。昔話が好きだという話から、「こぶとりじいさん」の話を始めるのですが、そのあと「整形じいさん」という聞いたこともない話を語り出します。しかもその話は悪者目線で話されるという画期的な物語で......。「自分で昔話を作る」という、いろんな意味で斬新な漫才を披露していました。
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3組目はアーカイブ。初めて飛行機に乗って沖縄に旅行に行く体験をジェスチャーで表わすのですが、空港に着くなど細かいところまですべて表現していきます。さらに海ではスイカ割りも体験し......。お揃いの衣装に色違いのネクタイがさわやかなコンビでした。
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4組目に登場したなじまりは、プロ野球の勝利選手インタビューに挑戦しますが、インタビュアーが野球をまったく知らないとしか思えない質問をしてきたり、お母さんが亡くなったなどの個人的でどう返していいかわからない話を混ぜ込んでくるため、まったく進まないインタビューにお客さんは爆笑!
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4組が終わったところで、ネタを終えた4組とFUJIWARAが再登場。

藤本は1組目のツーアウトに、「(木下)優樹菜のことイジったよね? 準決勝敗退~!」と勝手に審査を下し、笑わせます。また「緊張してたよね~」と言われ、「いえ、この後イオンで何買おうか考えてました」という、イオンに媚びつつボケるという発言で返したツーアウトですが、続けて「何買うの?」と聞かれると一瞬言葉に詰まり「......パンツ」と苦し紛れに答えたため、すぐさま藤本に「ボケの先を考えろ!」とアドバイス(?)されていました。
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大河原の中村さんに「"莉菜"って言うんや。ウチの娘とまったく同じ名前なのよ~。漢字も一緒やし。決勝進出~!」とこれまた勝手に審査を下す藤本。さらにコンビ名である「大河原」の由来を聞くと「剣道部の顧問の先生の名前」だそうで、FUJIWARAの2人は「そんなコンビ名の付け方ある?」と不思議そうにツッコみます。
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続いて5~8組が登場。5組目に登場したメニメニマニーは、好きな人ができたからと告白の練習を始めるのですが、途中でネタを忘れてしまい、漫才がストップして立ち尽くしてしまいます。こちらも「がんばれ~!」とお客さんからの温かいかけ声に助けられ、無事にネタを続けることができました。
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続く6組目は兄弟コンビ・ホカニメイ。クイズを始めるのですが、ヒントを聞くために母親に電話したつもりがなぜか兄弟である相方の電話が鳴るという斬新な(?)ボケを挟みつつ、不正解だと罰ゲームがあったり、ラストの問題が1億ポイントももらえたりと、バラエティあふれるクイズ漫才を繰り広げます。
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7組目のフライドポテトは、刑事ドラマによくあるシチュエーションで先輩と後輩のやりとりの漫才を披露。後輩の刑事が先輩に「わかりませんか?」と質問し、先輩は後輩の前でカッコ悪いところは見せられないとがんばるのですが、どうしてもわかりません。すると「髪切ったんですよ」との後輩の言葉にお客さんは爆笑! ツッコミのうまさが光る漫才となりました。
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高3の女子高生コンビ・焼きたてパンはことわざをテーマにした漫才を披露。「ことわざは自分で作れると思った」といい、「コンクリートに水」と、自作のことわざを発表。他にも「芝生の上の子どもたち」「耳の上の子どもたち」など、一聴しただけでは意味がまったくわからない自作のことわざを発表していくという、シュールな味のある漫才でお客さんを笑わせていました。
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ここで4組とFUJIWARAが再登場。メニメニマニーは「ネタができたのはおとといです」と話し、FUJIWARAを驚かせます。

ホカニメイの兄弟コンビは、藤本に「名前カッコいいな~!」と絶賛されますが、お兄ちゃんが来夢(ライム)くん、弟が城牙(ジョウガ)くんと聞き、「うわぁ、名前負けてる~!」と失礼な感想で笑わせます。
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去年、決勝進出を逃したというフライドポテトの2人は、「去年悔しかったんでがんばりました」とコメント。なんでも昨年はコンビ名にちなみ、黄色のTシャツで臨んだそうで、「それがダメだったのかなと思って......」と、今年は違う衣装にしたことを明かしますが「そんなわけあるか!」と一蹴されていました。
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焼きたてパンは会話がしっかりしていたとほめられると、実は演劇部だということを明かし、「それでか~」と2人を納得させます。また、夢を聞くと「町内会の会長」という独特の答えが返ってきたため、原西が「そんな夢ある?」と驚く場面も。
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続いては、いよいよ最終ブロックの3組が登場です! 

9組目はこの日唯一の男女コンビ、こむすび。ダイエットには筋トレがいいという話題から、筋トレをするから、この筋トレは体のどこを鍛えてるかを教えてほしいと話す安藤くんに、なぜか肉の部位で答える中根さん。さらに今度は焼肉の部位名で答え出す中根さんに笑いが起こります。
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「個人名だけでも覚えて帰ってください」と話すサイダーは、2人の違いをわかりにくい方法で説明。すると相方が「個人名なんて覚えてもらわなくていいよ! ただ、このネクタイをイオンで買ったということだけ覚えて帰ってください」と訴え、笑わせていました。
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そして、トリを飾ったのは週刊誌。少女マンガのような恋がしたいと話し、食パンをくわえて走っている女の子の出会いシーンをやってみるのですが、なぜかその女の子のくわえていたパンの種類を当てようとする相方に困惑するという漫才を繰り広げていました。
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すべてのネタ披露が終わり、ラスト3組とFUJIWARAが登場。こむすびの中根さんが"すあま"という珍しい名前だということに驚いた藤本が、資料を見ながら「すあまちゃん!?」と名前を確認しますが、中根さんは「去年も藤本さんに『すあまちゃん!?』って言われました」と冷静に明かします。さらに「デジャブかな?って」と軽いイヤミで笑わせる中根さんに「そりゃオレも1年間すあまちゃんのことばっかり考えてるわけちゃうからね!」と逆ギレする藤本。
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サイダーは「これで負けたらしかたないレベルまでできたと思います」と、自分たちのパフォーマンスには満足していると話します。その自信の現れなのか、他のコンビより若干前に出ていることを指摘され、笑いが起こります。

「バレたらヤバいんで、親に内緒でこの会場に来た」という週刊誌の2人は、言われてみればひとりは学生服、もうひとりは名前の刺繍入りのジャージという姿。FUJIWARAの2人も「だからそんな格好なんかぁ~(笑)!」と納得していました。
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審査結果を待つ間、最前列にいるよく笑っていた男の子に話しかけるFUJIWARAの2人ですが、男の子の元気のよさに、「こっちおいでよ」とステージに招きます。「誰が好きなの?」と聞かれ、「アキラ!」とアキラ100%を省略して言う男の子に笑いが起こります。また、「将来はお笑い芸人になりたいの?」という質問には「海洋博士になりたい」と答える男の子。お笑い芸人とは別の夢を持っているようでした。
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続いて「原西のギャグ見たい人いたらやりますよ~」と呼びかけると、お客さんから「"フルテンションからご臨終"やって~!」と声がかかります。すると「『コレやって』っていうときにオチまで言うのやめて~」とクレームをつける原西ですが、言われたとおり披露し、キッチリ笑いを取っていました。
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いよいよ審査結果が発表。優勝はエントリーNo.111のフライドポテトに決定しました! 
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思わず感動して泣き出しながらも「優勝目指してがんばります!」と決意を新たにするフライドポテトの2人。先ほど最前列の男の子に「今日いちばん面白かったコンビは?」と聞くと「フライドポテト!」と即答していたこともあって、藤本は「自分、審査委員長みたいになってるやん!」と男の子に再度話しかけていました。
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審査員を務めた作家からは「みなさん個性が出ていて、高校生らしさが爆発していたと思います。本当に面白かったし、逆にこちらも勉強になりました」と高校生の熱意あるパフォーマンスを讃える言葉が贈られました。

この日決勝進出が決まったフライドポテトが出場する決勝大会は、9月2日(日)、なんばグランド花月にて行われます!
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【FUJIWARA】