「マンモスターBANDオーディション」最終審査結果がいよいよ決定!
関西に眠るマンモス級のスター=マンモスターを発掘するオーディション番組「関西発!才能発掘TV マンモスター+」(MBS毎週水曜日:25:59〜放送/大阪チャンネル毎週水曜日:26:30〜配信)。アキナがMCを務める同番組で行われていた「マンモスターBANDオーディション」ですが、8月27日(月)、遂に最終審査を開催。賞金100万円とユニバーサルミュージックからのメジャーデビューをゲットするバントが決定しました。970組のエントリーがあったこのBANDオーディション。最終審査に挑んだのは、一次から三次までの審査をくぐり抜けた5組。今回は各バンドが20分のライブを行い、それぞれに与えられたテーマで作った新曲も披露しました。
まずはMCのアキナが登場。早速審査委員長の寺岡呼人さんを呼び込みます。寺岡さんは1次審査からのことを振り返り「あっという間ですね」と感慨深げ。優勝バンドには100万円とメジャーデビューのほか、イナズマロックフェスへの出演が決定したことも告げられました。
ここで改めて決勝のルールが紹介されると、寺岡さんは「20分という時間はいろんなバンドの本当の力が見える」と説明。そして事前に寺岡さんから各バンドに与えられていたテーマを元に作った曲が披露されることも改めて発表されます。「自分がお客さんならこういう新曲を聞いてみたいというものを与えた」と寺岡さん。アキナの2人も新曲が楽しみで仕方ないといった様子です。
そして、ここでもう一組、今回のイベントを盛り上げるコンビとして、マルセイユが登場。すぐに持ちギャグを披露して、会場を沸かせます。そして「笑かしてよ!」と秋山が無茶ブリすると、会場から拍手を受けてのダンスを見せ、もう一度盛り上げました。
そしていよいよ1組目のバンド、Made in Raga-saの登場です。実はアキナがバンド名の読み方を間違っていたと発表、会場は笑いに包まれました。テーマ曲では初めてツインボーカルに挑戦したことも話され、その仕上がりに期待が高まります。
ライブはアップテンポのナンバーで一気に会場のボルテージを上げたかと思うと、一転してスローなバラードへ。さらにハネるリズムの楽しい曲、そして会場と一体になれるポップチューンと、しっかり構成が考えられたライブはお見事。クオリティの高い楽曲で素晴らしステージを見せてくれました。
ライブ終わりのトークでは、アキナが「あっちゅー間の20分!」と驚いた表情。新曲についてメンバーは、普段やってる曲調と全く違うことに挑戦したとのことで、楽しかったと満足げ。寺岡さんも「新曲がすばらしかった」と絶賛していました。
二番手で登場したのはオトエスト。決勝進出発表の日にボーカルが欠席していた真相についてツッコミが入ると「あんまり詰められるとライブが...」とかわし、笑いを取ります。「再会」をテーマにした曲については、母親との再会をイメージして作ったとのことで、タイトルは「ディケンズに告ぐ」。こちらも期待が高まります。
ライブ前のトークそのままに、飄々と、それでいてしっかりと熱さが伝わるステージを見せる3人。MCも朴訥としていますが、だからこそ言葉が伝わってきます。切なさがじんわりと染みる歌詞と3ピースバンドらしいタイトな演奏で、観客もすっかりバンドの世界に引き込まれていました。
ライブ終わりには、アキナとマルセイユも「グッときました」と感動した様子。メンバーは、20分間のライブは「楽しかったです、やりがいをいただきました」と笑顔でした。寺岡さんはこれまでの審査でやった曲を一曲も入れていないことがすごいと評価し、荒削りながら才能を感じたと話しました。
続いてはエリカ。メンバーは「ドキドキしている」と緊張気味。テーマ「夕立ち」での曲作りに苦労したとのこと。さらに「夕立ち降れ」って願っていたと話すと、会場からは笑いが起こります。さらに街を歩いていて曲作りのヒントが浮かんだときのエピソードなども語られました。
「今日は勝ちに来ました!」と強気のMCからスタートしたライブ。ポップな曲調にキュートな歌詞、どことなく危うげなボーカルがミックスしたエリカワールド全開のステージが展開されます。バンドの音もしっかりとまとまり、歌をバックアップしていました。
ライブ後のトークでは、「思い切りやれた、でも口がカラカラ」と緊張していたことを告白したメンバー。寺岡さんは、新曲を聞いて「歌詞のセンスが素晴らしい、さすがの構成力」と高く評価していました。
4番手はARKS。ですが、なぜかオトエストのメンバーのうち1人がステージに。実はARKSのベーシストが現在活動休止中ということでヘルプとして登場したとのこと。アキナからしっかりイジられ、会場は笑いに包まれました。テーマ「友達の彼氏を好きになってしまう曲」については、経験がないことで、「すっごい悩みました」と告白。しかし「苦労したけどいいのができたと思う」と自信のコメントを聞かせてくれました。
ライブはボーカルの弾けるような歌声が印象的。女子の気持ちをストレートな言葉とキャッチーなメロディにのせて会場へ届けます。MCでは最終審査ということに実感がわかないと話したあと、テーマ曲については悩んだものの、いい曲を作ってきたので聞いてほしいと改めてアピール。出口のない恋の切ない気持ちをしっかりと歌い上げました。
ライブ終了後には、テーマ曲の完成度の高さに「(友達の彼氏を好きになった)経験をしてたんじゃないか?」とアキナが疑惑の目を向けるひと幕も。メンバーは今まで無いくらい緊張していたと話し、ホッとした表情を見せます。寺岡さんはテーマ曲を聞いて「(テーマを)150%くらいで返してくれた、新しいARKSの一面になっていくんじゃないか」と期待を込めていました。
ラスト1組は河内REDS。登場から歓声が起こるなど盛り上がります。今の気持ちを聞かれると「...ウワ〜ですわ」と返答。意味不明の受け答えで笑いを誘います。テーマ「河内REDS版母に捧げる泣けるバラード」はかなりの自信作ときっぱりと答えていました。
演奏前から会場では手拍子が起こるなど、すっかりホームの雰囲気で始まったライブ。身近で下世話、ユニークな歌詞と、どこか憎めないメンバーたちが放つパワフルなサウンドに会場も盛り上がります。立て続けにアッパーなナンバーを連発したあと、ラストはテーマ曲の「河内REDS版母に捧げる泣けるバラード」で締めくくりました。
終了後のトークでは、「(ライブは)もうバッチリです!」と笑顔を見せたメンバー。寺岡さんはサザンオールスターズや爆風スランプなどのバンドの雰囲気を感じたと話し、テーマ曲については想像以上のすばらしさと感想を伝えました。
そしていよいよ結果発表です。静まりかえる会場...寺岡さんがコールしたのは、河内REDSです! 発表の瞬間、メンバーは信じられないといった表情を見せますが、気持ちを聞かれると「マンモスうれPです!」と答え、しっかり笑いをゲット。全員が口々にうれしいです、と笑顔を見せました。
寺岡さんは審査員の中でも意見が分かれたと話し、どのバンドも甲乙つけがたかったと強調。最終的にはバンドの一体感、バンドとしての魅力、プラス新曲でこう来たかということ、そして1カ月でここまで持ってくるスキルも含めると河内REDSだった、このメンバーじゃないと河内REDSじゃないんだというバンド感が決め手になったと評しました。寺岡さんから優勝賞金100万円、メジャーデビュー、イナズマロックフェスの出演権が書かれたボードを手渡されるとメンバーは満面の笑顔。会場は改めて大きな拍手に包まれました。
発表後の記者会見には、アキナ、寺岡さん、そして優勝した河内REDSが登場。まずはアキナが「どのバンドもすごい!」と絶賛。寺岡さんも審査に苦労したこと、どのバンドも回を重ねるごとにスキルアップしていたことなどを振り返り、改めて、ライブスキル、経験、パフォーマンスの差で河内REDSに決定したことを強調しました。
ボーカルのタダミは、結成7年目でやっと何か大きいものをいただけてうれしく思っていますと、改めて感謝のコメント。発表の瞬間、泣きそうになっていたことをアキナにツッコまれると「やっぱり恥ずかしいじゃないですか」とテレるひと幕も。ギターのサクラマサチカは「実感がなくてふわふわしている」と話し、ドラムのセタは「逆にちょっとずつ実感が出てきてそわそわしている」と笑顔。ベースのナカザワリョウジは新曲作りが難航したことを振り返りました。
そして秋山が、イナズマロックフェスでは、9月24日(月・祝)に雷神ステージに登場することも発表。時間などの関係で演奏は1曲のみとのことですが、アキナから「俺らが謝りに行くから2曲やる?」と驚きのアドバイスも。メンバーたちはがんばります!とやる気をみなぎらせていました。そして、今もバイトをしているというメンバーたちを見て、アキナの2人も「すごく気持ちがわかる」と共感。2人で初めてのオーディションは満席だったのに落ちてしまったこと、その日は昼の12時にはもう飲み始めていたことなどを振り返っていました。
100万円についての質問には、ここでケンカしたくないから四等分と話したあと、今日はみんなで回転寿司へ行くと最初の使いみちを披露し、笑いを誘っていました。最後にメジャーデビューへの意気込みを聞かれたメンバーは、ずっと目標にしていたことと話したあと「これがゴールじゃない」と気を引き締め、「みんなに好きと言ってもらえるバンドになりたい!」と抱負を語りました。970組の頂点に立った河内REDS。番組ではメジャーデビューへ向けての様子もレポートされるとのこと。これから活動も目が離せません!
【アキナ】【マルセイユ】