「OSAKA女性活躍推進ドーンdeキラリフェスティバル2018」になるみが登場!
9月7日(金)、ドーンセンター7Fホールで行われた「OSAKA女性活躍推進ドーンdeキラリフェスティバル2018」に、スペシャルゲストとしてなるみが登場。「うふふのある時!」と題して、仕事や子育てなど、大阪の女性がもっと活躍し、もっと輝く社会の実現についてトークを行いました。
昨年に続いての登場となったなるみ。まずは司会の大谷邦郎氏に「今日はガンガン言わせていただきます!」と宣言し、会場を笑わせます。タイトルとなった「うふふのある時」は、昨年の参加時になるみ自身が書いた言葉ということで、まずはその意味を説明。小さい子がいて働きながらの毎日だと、笑うのさえしんどいことがある、そんなときにも少しだけ「うふふ」と笑える時間、気持ちがあれば、という思いで書いたと話しました。
なるみの子どもは2歳9カ月になるそうで、今日も保育園にあずけてきたとのこと。そんな子育て真っ最中のなるみの実体験に基づいたトークが繰り広げられます。まずは「共働き家庭の増加」についてのグラフがスクリーンに。現在は共働き世帯が専業主婦世帯を上回っているとのこと。ここで会場に足を運んだ人たちにも、配布した「◯ YES」と「× NO」のカードで、アンケートに参加してもらうことが伝えられました。
早速「男は仕事、女は家庭」という考えにYES(賛成)かNO(反対)かという質問が。会場の結果はNOが大半。しかし、映し出された調査結果では、YESとNOがほぼ半々ということに。なるみは保育園のママ友に聞いた話しなどを交えて意見。世代によっても違うのでは、と話します。続いての「男女の育児休暇取得率」については、まず男女の育児休業取得率と育児休業取得日数の円グラフが映し出されました。どちらも女性の取得率、取得日数が圧倒的に上回っています。なるみは、社会の仕組みがそうなっているから、どうしようもできないパパの辛さもある、一般的には育休を取ることで白い目で見られることもあると思うと、男性の取得率の少なさにも理解を示しました。
次の質問は「ワンオペ育児」という言葉を知っているかどうか。半分以上の参加者が知らない、と回答しました。それからワンオペ育児の意味を説明。ほとんどの場合、母親が1人で仕事、家事、育児をこなしているということが明かされます。友働き夫婦が担う家事の平均時間についても、男性と女性では圧倒的な差があることも合わせて発表。一方、男性の長時間労働が、家事・育児の分担に支障となっていることも話されました。
なるみは男性へのメッセージとして、自分で考えてやりだしてほしいと苦言を呈し、買い物行ったるでって言うものの、行ったら電話で事細かに聞いてくる、とボヤキます。
そしてなるみは、今年の応援メッセージとして、誰も言ってくれないから自分で常に思うようにしていると話し、「すごいぞ、私!」と書かれたボードを披露します。お母さんはみんなすごいことやってると力説。再び男性に向けて「嫁が師匠で自分は弟子と思ったらうまいこと回る」と提言し、大谷氏が「師匠!」と呼びかけると「(声に出して)言わんでええねん!」とダメ出し。会場は笑いに包まれます。
トークのラストにも男性に向けて「察してわきまえる、こっちも忙しいし、お母さんじゃないから自分のことは自分でしましょう」とキツめのアドバイス。女性には「母親の皆さんはすごい、毎日いろんな環境でいろんなチャレンジをして、そのおかげで家族が回っている、本当にすごいなって思う」と話し、うふふと笑顔を見せていてくれれば、とエールを送りました。
【なるみ】