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2018年9月16日 (日)

音楽と笑いの融合フェス、『KOYABU SONIC 2018』が開幕! 初日レポート

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昨年復活を遂げ、3万人を超える観客を集めた「コヤブソニック」が、今年はよりパワーアップして帰ってきました。開催は9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)の3日間、会場は昨年と同じく、インテックス大阪です。登場するミュージシャンもこれまでで最強と言っても過言ではないラインナップ。もちろん小籔率いる吉本新喜劇ィズも参戦するなど、笑いあり、音楽ありの一大イベントとなっています。

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初日のステージにまずは前説の守谷日和が登場。朝イチから大勢詰めかけている観客に「何時起きですか?」と問いかけます。まずは、特技を披露するということで、口を動かさずに「打ち上げ花火」を歌い上げると会場からは拍手も。それからコヤブソニックはノーケンカであることや、ルールを守るフェスを目指していることなど、注意事項を伝え、「全力で盛り上がってください!」と観客に呼びかけ。ラストは一青窈さんの「ハナミズキ」を表現するネタで笑いをゲットしていました。

続いてバスドラの重低音が響くと、一気に会場が暗転。ステージ上のスクリーンに現れたのは、ベンジャミンイマフォード(今別府直之)です。緊迫感あふれるVTRが流れるなか、「音楽と笑いの3日間」という文字、そして「すべてはコヤブソニックのために!」のナレーションのあと、いよいよコヤブソニックが開幕です。

「ど〜も〜」と小籔が登場すると、会場は大きな拍手と声援に包まれます。まずは「朝からお集まりいただきましてありがとうございます!」と観客に挨拶し、続いて出演者やスタッフ、スポンサーなどにも感謝を述べました。そして、「自分のペースで楽しんでいただけたら」と観客に語りかけ、「僕が大好きな方、心の底から面白いなと思う人、お客さんやったら見たいなという人しか呼んでいない」とラインナップに自信を見せました。

続いてオープニングネタ。小籔が「めちゃくちゃハマって、見てすぐコヤソニに呼ぶって決めた」という、ゆーびーむ☆が登場。Tシャツにジーンズ姿で、いきなり会場とのコール&レスポンスをキメると、女性に気遣いできる男を描いたフリップネタを音楽に乗せて次々に披露。そのハイテンションぶりで会場を巻き込みました。

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ネタのあと、改めてこういうのが好きやなと再確認したと小籔。ゆーびーむ☆は、芸人になったのは、1000万が欲しくてネット検索したのがきっかけと話すなど、ネタが終わっても変わらぬハイテンションぶりで、小籔を笑わせます。小籔は新喜劇に出てもすぐにケバい役とかできそうと、そのキャラに太鼓判を押していました。

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続いてライブのトップバッターの登場です。小籔が最初にテレビで見かけたとき「なんともピュアな子だと思った」という崎山蒼志が登場です。「静岡県浜松市から来ました崎山蒼志と申します、よろしくお願いします」と挨拶すると、アコースティックギターを鳴らし、すぐに歌い始めます。スクリーンに映し出されるまだあどけなさの残る顔とは違い、大きなステージの真ん中でギターを抱えて歌う姿は堂々としたもの。MCは「がんばります」「来ていただいて本当にありがとうございます」「がんばって歌うんでよろしくお願いします」とイメージにぴったりの朴訥さですが、曲が始まるとハードにギターをかき鳴らすなど、様々な表情を見せてくれました。途中、今日CDが発売されたことを話し、そこからの曲も披露。ラストは「ここに立ててよかった、本当に本当にすばらしい方々が出るので楽しんでいってください」と話し、16歳とは思えないステージングで、しっかりとトップバッターを務めてくれました。

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ステージ後、小籔は「すごい!」とひと言。今日のライブについて崎山は「ここまでの人の前でライブしたことがなかったので緊張したけど、呼んでいただいてありがとうございました」とコメント。そして、小籔がとにかくがんばってほしいと思っているということを伝えると「ありがとうございます」と笑顔を見せます。さらに音楽以外の趣味や好きな食べ物についての質問には、16歳らしい答えを返す場面も。小籔が「もし崎山くんがSNSで攻撃されていたら全力で守りましょう!」と会場に呼びかけると、大きな拍手が起こりました。

セットチェンジの間には、松浦真也と今別府直之も登場。小籔が受けているドラムのレッスンについてのエピソードなど、音楽トークで盛り上げました。

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ライブ後、小籔と崎山蒼志の囲み取材が行われました。「お客さんたちが親戚のおっさん、おばさんみたいな感覚で崎山くんを見守りながら、(演奏に)びっくりしていた表情が印象的で、ステージもかっこよくて。出ていただけて良かった」と語る小籔。それに対し、「たくさんの人に見てもらえて、小籔さんに呼んでもらえて嬉しかったです」と答える崎山。小籔が崎山の存在を知ったきっかけは川谷P(ゲスの極み乙女。・川谷絵音)とくるり・岸田氏が絶賛していたことから。さらに、あるテレビ番組でインタビューを受けているのを見て、圧倒的なライブパフォーマンスと朴訥とした人柄のギャップに驚いて、興味を持ったといいます。「ミュージシャンとしてステップアップしていく中で、コヤソニをひとつの経験として、栄養にしてもらえたら」とエールを贈っていました。記者からは、「お笑いは好きですか? 好きな芸人さんはいますか?」という質問も。そこで即答で「小籔さん」と答える気づかいもできる16歳に感心する一同。さらには、「今日の出演者の中では、霜降り明星さんが気になります。新喜劇は滋賀県のおじいちゃんの家に行った時にいつも見ています」とお笑い好きの一面も語ってくれました。「今日のコヤソニのステージが今まで立った中で一番大きかったということで。このまま原生林に生えている草のように、まっすぐに育ってほしい」と本当に親戚や親のような心情で応援する小籔の姿が印象的な会見となりました。

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ステージに2番手として登場したのは、「いつか出てもらいたいと思っていた」と小籔が呼び込んだ「雨のパレード」。ブルーのライトに照らされ浮かび上がるメンバーの姿に、会場はいきなりバンドの世界観に引き込まれます。広がりのあるサウンドに、繊細なボーカルが溶け込む楽曲は、透明感がありながら、力強さもしっかりと感じられるもの。途中、まだどこでも演っていない新曲を披露することが告げられると、会場からは大きな拍手が起こります。曲のあとには、実はまだタイトルを決めてないことが明かされたほか、またワンマンへも足を運んでほしいと会場へ呼びかけていました。

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ステージ後には「アーティストイメージとしてしゃべっても大丈夫ですか?」と気遣う小籔に「しゃべれます!」と笑顔のメンバーたち。「(雨のパレードを聞いていると)自分を見つめ直してしまう」と小籔。お互いの初対面のエピソードを明かしたあと、ドラムについてのトークも弾むなど、ステージとはまた違ったメンバーの表情を見ることができました。

ステージチェンジの間には爆乳三姉妹が登場。今しがたステージを終えた「雨のパレード」についての感想や、昨年までに登場したアーティストの話しなどで盛り上がりました。

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次に小籔が「素敵な演奏と世界観を楽しんでください」と紹介したのは、雨のパレードと同じく小籔がバンド練習しているスタジオでよく会うという、きのこ帝国。昨年に引き続き二度目の登場となったステージは、ヴォーカル&ギターの佐藤千亜妃とギターのあーちゃんによる美しいハーモニーで幕開け。代表曲「海と花束」をはじめとする全5曲を披露し、なんともいえない浮遊感の中に芯のあるシューゲイザーサウンドで魅了しました。「コヤブソニックすごく楽しいです。きのこ帝国のことを知らない人が多いかなと思ったけどにこやかに見てくれてうれしいです」と佐藤。後半には、9月12日にリリースされたばかりのニューアルバム「タイム・ラプス」から1曲、さらに最後は根強い人気を誇る名曲「東京」で締めくくり、短いながらも濃密なセットリストにファンも大満足した30分となりました。

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ステージ後、メンバーを呼び込み「去年に続いてよく来てくれました」と小籔。スタジオで会った時のエピソードで盛り上がり、「今年はどんな1年でした?」との問いには、「アルバムをつくるのにてんてこまいでした」とドラム・西村"コン"さん。5日後のなんばハッチ公演の告知も行われ、「まだコヤソニでは僕が好きな曲をやっていただいていないんです。何の曲かというのは主催側のエゴになるので、言いませんがその曲をやってくれるまでオファーし続けます!」とガチのファンとしての想いを打ち明けていました。

続いて、小籔が「心の底から尊敬する芸人に来てもらっています」というコヤソニの真骨頂であるネタブロックがスタート。

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ネタブロックのトップを飾ったのは、コヤソニ第一回目から出演し続けている唯一の皆勤賞芸人であるダイアン! 2人が登場するなり会場からは、大歓声が。「毎年出させていただいてます」と感謝を述べると、そのままの勢いで「ごいごいすー!」と「スーを差し上げます」を繰り出す津田。スーを受け取った観客は大喜び。人気ネタ「美容室」では、いつもより舞台を広く使い、ダイナミックな動きの漫才で会場を爆笑の渦に巻き込みました。

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続いては。今年はM-1ラストイヤーとあって、注目が集まるスーパーマラドーナ。相変わらず完成度の高い漫才は、武智のツッコミもキレキレ!

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3番手の天竺鼠は登場するなり、サンパチマイクの前に立ったり、「千鳥でーす、コヤソニのクセがすごいな!」など川原がボケをたたみかけます。マナーの悪い人を注意するネタで、川原が見事な複式呼吸の発声法を披露するというまさかの漫才で沸かせました。

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おなじみの低音ボイスでスタートした麒麟の漫才は、旅番組のレポーターとナレーターのネタ。川島の冴え渡るワードセンスでスキのない笑いを生み出します。

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最後は、初登場となったFUJIWARA。全身黒タイツのフジモンが登場し「サタン大魔王だ」と叫ぶも何がはじまったのかと戸惑う客に「もうちょっとテンションあげてもらえます!?」とツッコミ。そして、全身黄色タイツ姿の原西も登場し、マリオやポーチマンなど様々なヒーローに扮し、定番ギャグを連発。爆笑ヒーローショーにチビッ子たちも大喜びでした。

そして、ネタブロックの4組がステージに再度登場。ダイアンに「1回目からお世話になってます」と小籔。「きのこ帝国の後はどうですか?」と、過去にはCHARAさん、ダイアン、小泉今日子さんという並びもあったという話も。このまま皆勤記録を更新してほしいものです。

スーパーマラドーナ武智には、「四国に一緒にうどんを食べにいった時も行きの車内で『ネタ書かなあかんなあ』とつぶやいていた。真面目すぎる」と指摘する小籔。一方相方の田中は、呼んでいただき、「ありがとうございました・な・か」のギャグを連発。それを見た我慢できないフジモンが「すいませんでしたフ・ジ・モン」、続いて、川島が「上下右左まんなかわ・し・ま」などかぶせまくるくだりで大爆笑が起こります。

天竺鼠・川原は「大阪はお客さんが温かいです」と泣きそうになって、「眠たいっ」のなすびギャグで笑わせると、「お笑いを科学する新喜劇をやっているけどこのギャグの何がおもろいかわからん!心配になるだけやん」と小籔。

「なんで今まで呼んでくれなかったん?」と最後にFUJIWARAの二人。「関西の先輩は呼びやすいが、関東の先輩は呼びにくかった」とのことで、「コヤソニ11年間の歴史の中で俺が一番黄色いで!」と原西が爆笑を誘い、初めてのコヤソニのステージを満喫した様子でした。

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続いては、小籔が「いつも、MCも楽しみにしている」というホフディラン。小気味いいクラップをきっかけに始まり、ヴォーカル・ギターのワタナベイビーが「50歳になりました! 敬老の精神でお願いします!」とオーディエンスに呼びかけ、笑いと共に熱を注ぎます。MCでは、小宮山から「50歳にして、ワタナベイビーに第二子が誕生しました!」とうれいし報告! ワタナベイビーも「またうちにベイビーが誕生しました」とにっこり。生まれたお子さんは娘さんだそうで、「娘が思春期になったら『パパ、臭い』と言われたり、『じじい』と呼ばれていると思います」と語り、お客さんは大笑い。そんなワタナベイビー第二子誕生を記念して、小宮山が「僕が以前、ワタナベイビーに当てて作った曲をお祝いとしてやらせてください」と、ユウヒーズの「Baby Song」を披露。まさかのうれしい選曲に、ファンも大喜び! 曲の最後に小宮山は改めて「渡辺、おめでとう!」とお祝いの言葉で締めくくりました。実は、ワタナベイビーは始まる前に、小宮山から「この曲をするときにステージを練り歩いてくれ」と言われていたそうですが、「シールドが短くて動き回ることができなかった」と明かしていました。ラストに、今年8月に亡くなられたさくらももこさんの人気アニメ「コジコジ」のオープニングテーマ「コジコジ銀座」を届け、お客さんはじっと聴き入っていました。

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ライブ後のトークでは、「いつもこの時期に、スケジュールを空けてもらってるんです」と小籔。それを受けてワタナベイビーは「期待しています!」と笑顔を見せ、小籔も「こんなに渇望していただいてうれしいです」と喜んでいました。ワタナベイビーの第二子の娘さんは8月23日生まれだそうで、小籔は「嫁はんの誕生日と一緒なんです」と明かしました。すると、「実は前に飼っていたネコの命日とかぶってしまいました」とワタナベイビー。さまざまな偶然の一致に、これからの8月23日もまた何か起こりそうな予感を語っていました。

ステージセッティングの合間には、守谷日和扮する女キャッチャーによる「ベンチ裏レポート」! 左手に付けたキャッチャーミットを盛んにパフパフさせ、なにかを発見するたび「かわいい〜! ストライク、ストラ〜イク!」と女子っぽく盛り上がり、楽屋でくつろぐアーティストの皆さんや芸人さんたちの素顔をリポートしていました。

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続いてのアーティストは、小籔が20代の頃に出会い、ずっと大ファンというサニーデイ・サービス。「一度解散されて、もう一生見られないんだな、と思ったら再結成されて。今日はどういうステージを見せてくれるのでしょうか?」と期待。「忘れてしまおう」で、序盤から重厚なサウンドが会場を包みます。MCを挟むことなく、立て続けに5曲を一気に演奏し、会場全体が一気にサニーデイ・サービスの世界に。「白い恋人」が終わったところで曽我部がギターを置き、もう終わりか...と思いきや、曽我部が「もう一曲あった!」と再びギターを手に持ってセッティング! 「最後に1曲!」の声に、オーディエンスからは喜びの拍手が!

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パフォーマンス後、曽我部は「いつも楽しみにしています。(コヤソニが)休んでいた時に『ないのかな』と思っていたら復活して、また呼んでくださって、毎年ありがたいです」とうれしそう。小籔も「右腕1本くらいはサニーデイでできてるんちゃうか、というくらい20代はずっと聴いていました」とふり返ります。また、サニーデイ・サービスとファッションブランド「FACETASM(ファセッタズム)」が限定コラボしたことにも触れ、「FACETASMは僕の大好きなブランド。やっぱり、好きな人たちは好きな人たち同士でつながりはるねんな、と思いました」とも。

ネタブロック②には、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する芸人たちが勢ぞろい!

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霜降り明星は、せいやの得意のモノマネを交えつつ、90年代懐メロや歌ネタを盛り込んだネタで、お客さんは大笑い。

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野性爆弾のコントには、くっきーとガリットチュウ・福島による「蟲の集い」が登場! 大阪に来たロッシーが、ダウンタウン・浜田(くっきー)と小川菜摘(ガリットチュウ・福島)夫妻に出会うという展開。くっきーが「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」や「明日があるさ」をメドレーで歌い、福島はバックダンサーとして盛り上げます。途中で米米クラブの「浪漫飛行」も紛れ込ませるなど、野爆ワールドで会場を包みます。

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かまいたちは、山内のちょっとした言い間違いを濱家が指摘したことを発端に、ふたりの間はこじれにこじれ...という漫才を。

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とろサーモンは、趣味がない村田に「趣味は挨拶」という久保田の、かなり深い意味を持ちそうなボケの「挨拶」をやってもらうというネタで爆笑をさらっていました。

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笑い飯は、ハッピーバースデーソングのネタ。ふたりでハッピーバースデーソングを歌うものの、なかなかタイミングが合わないという「M-1グランプリ2005」ででも披露したネタです。

ネタの後はステージに全員集合! 「えげつないメンバーに集まっていただいてありがとうございます!」と改めて感謝の言葉を告げる小籔。笑い飯とは、「台風で、えげつない時にも来ていただいて...」と当時のコヤソニを懐かしく語りました。哲夫は「すごい楽しかったです」と答えますが、いつしかトークは、小籔と笑い飯の深夜ラジオ番組「土020」(MBSラジオ)のオープニングトークさながら政治絡みのトークとなり、西田が止めていました。霜降り明星は「二年連続でありがとうございます」というふたりに「すくすく売れてるな」と目を細める小籔。するとせいやが、「せ、せ、せいや」のリズムネタは「小籔さんにもらった」とだしぬけに感謝し始め、小籔は「1,000時間考えても思いつかへん」と困惑していました。また、「コジコジ」が大好きというせいやは、ホフディランの「コジコジ銀座」を聴けて大感激していました。とろサーモンには、改めて「M-1グランプリ2018」優勝のお祝いの言葉をかける小籔。久保田は「去年もおととしも呼んで欲しかった」と訴え、小籔も「とろサーモンのことは、おもしろいと10年前から言っていた」と言いますが、なにやら久保田が小籔をガンガン詰めはじめるという一幕も。かまいたちはこの日、コヤソニのネタステージ以外にも劇場出番があるそうで、「劇場の出番回数、えげつないんやろ?」と小籔が水を向けると「今日だけで9回漫才します」と濱家。続けて「おかげさまで、1本目にかけた新ネタが仕上がってきているのでありがたい」とも話し、「ええ風に考えてくれたら」と小籔も笑っていました。野性爆弾は、9月12日からLUCUAホールで開催中の「超くっきーランドneo in LUCUA osaka」をPR。くっきーは「初日は2時間待ちで、お金がガッポガッポ状態です」とニヤリ。

トークコーナーの最後は、ガリットチュウ・福島による「フセイン大統領の銅像が倒れるモノマネ」で締めくくりました。

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「独特の歌声と曲調、耳に焼き付けて元気になっていただきたい」と小籔が紹介したのはクリープハイプ。ステージにメンバーが登場すると、会場から拍手が起こります。そしてしばらくの静寂のあと、スローなナンバーからライブがスタート。線が細いようでいて、強く、しなやかに伸びる尾崎世界観のボーカルは、タイトなバンドサウンドにのって耳を直撃します。ベースの長谷川カオナシがリードボーカルを務める曲も披露されますが、それも、しっかりとクリープハイプの色。MCでは「コヤブソニックに出られてうれしいです、すごく大切なフェスです」と尾崎。そして来年以降もやってほしい、そして出してほしいと話すと、会場からは大きな拍手が。全6曲、クリープハイプの世界をしっかりと感じさせてくれました。

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小籔は「今年も出ていただいてありがとうございます!」とお礼。そして「尾崎さんは普段は謙虚ボーイ」と明かし、「クリープハイプを聞いていると45歳を忘れて19歳になる、若い時に見られたらよかった」と話します。メンバーも「(コヤソニは)特別なイベント」「普段は会えないお客さんと会える」とコメントするなど、相思相愛の関係であることを見せてくれました。

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続いては小籔が「大阪を元気にしに来てくださいました」と田島貴男を呼び込みます。ステージに登場した田島はセンターに立ち、「田島貴男の一人ソウルショーへようこそ!」とギターを鳴らしながら挨拶。ギターをパーカッション代わりに使うだけでなく、自分の頬まで叩いてリズムを取るなど、そのスタイルは自由自在。そし小籔が「むちゃくちゃ歌声がエグい」という声は、太く、艶があり、とてつもなくセクシー。アップテンポの曲からスローなナンバーまで、歌い始めた途端に広い会場の色を一気に変えてしまうパワーにあふれています。観客もそのパフォーマンスにしっかりとレスポンス。田島もMCで「テンション高くいきますよ!」と笑顔を見せるなど、ライブバーにいるかのようなリラックスした空間を全員で共有します。終始伝わってきたのは、音楽が好きでたまらない、プレイすることが楽しくて仕方ないというアッパーなバイブレーション。ギター一本、たった一人でライブをやっているとは思えない、圧倒的なステージを見せつけてくれました。

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小籔も開口一番「すごい!」。そして「歌手として、アーティストとしての地肩の強さ!」と絶賛します。田島は最近フィルムカメラを始めたそうで、小籔とカメラ談義に花を咲かせるひと幕も。ギターとカメラは似ていると話し、小籔へカメラの毒舌を期待していると話すと、会場からは笑いも起こっていました。

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次は「エゲツないメンバーに集まっていただきました」と小籔がハードルをあえて上げて紹介した「吉本新喜劇」です。おなじみのテーマが流れると、ステージ上にはうどん屋台のセットが。まずはすち子が登場し、恒例のアメまきを始めると、会場は歓声に包まれます。

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続いて哀愁のトランペットが流れて川畑泰史がステージへ。おなじみのキメ顔を見せつけると、酒井藍も登場し、3座長が揃い踏み。

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それだけではなく、なんと大ベテラン桑原和男、Mr.オクレ、帯谷孝史らも出演、ギャグを披露するという豪華な舞台となります。ほかに森田まりこたち若手メンバーも大活躍。定番のボケからのコケ、懐かしい新喜劇メンバーのギャグなど、新喜劇は初めてという観客が多いはずの会場を当然のように爆笑させました。

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終了後には出演者全員が改めてステージへ。すっちーは、森田まりこの動きを初めて間近に見たそうで「いいですね!」とニヤリ。小籔はすっちーが漫画雑誌の表紙になっていたことを会場にアピールします。酒井は小籔が考えてくれたという藍五郎をコヤソニで披露できたことを報告。川畑は「(新喜劇の前の)田島さんのステージのままの一体感でできた、これぞコヤソニ」と話しました。

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音羽一憲はこの規模で新喜劇をやらせていただくのは初めてと感激の表情。清水啓之は新喜劇に入った当時、コヤソニを観客席で見たそうで、その舞台に自分が立てているということでちょっと泣きそうに。オクレはそれに乗じて「涙が出そうです」とボケますが、「30年くらい泣いたことないでしょ」と小籔からツッコまれていました。

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太田芳伸は、去年コヤソニで好きな食べ物がプロテインと話したらネット検索に上がるようになったと報告、今年は好きな芸能人を発表しました。続いて帯谷がトークを始めると、小籔が鋭くツッコミ。その様子に会場からは笑いが起こります。そしてラストは桑原和男。芸能生活64年、82歳と話しますが、実は5月から舞台を休んでいるなか、コヤソニに駆けつけました。小籔が「体調が許す限りいっしょにお仕事させていただきたい」と話すと、桑原もしっかりと答えていました。

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吉本新喜劇が終わった後、囲み取材が行われ、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍が出席しました。小籔は、「新喜劇を見たことないお客さんも、コヤブソニックで新喜劇を見ていただいて、北海道物産展みたいな感じで、食わず嫌いな人にもひと口、味見してもらって、『おもしろかったな、テレビで観たろか』、『劇場に観に行こうかな』というふうにつながっていけばいいなと思います」と語りました。川畑は、「コヤソニは本当にお客さんがよくて、毎年ウケては気分がよくなっています。今年は桑原和夫師匠が体調を崩されて休んでおられたんですが、コヤソニで事実上の復帰ということで。コヤソニというのは、デイサービス的なことも兼ねているのかな、と。改めて小籔の懐のデカさを感じました。感謝しています」と、休養に入っていた桑原和夫の舞台復帰をしみじみと喜んでいました。

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藍ちゃんは「舞台に出るとお客さんから拍手をいただくことがあるんですけど、『ワァ〜!』って言っていただけることは少ないので、コヤソニに出たらいつも勘違いしちゃう(笑)。いい気持ちで帰れます。ありがとうございます」と、コヤソニの盛り上がりに感謝。

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すっちーは、「コヤソニって、テンションが上がるんです。今回、帯谷さんが出てはったんですけど、おそらくですが裏(楽屋)で食べられるクレープを5本食べてました」と、ベテランの帯谷も、もれなくコヤソニにテンションが上がっていることを明かしました。小籔は「あんなおっさんが!?」と驚いていました。続けてすっちーは「それくらい、すごく楽しんでます。我々がこんなに楽しめているということは、お客さんも楽しんでいただけていると思います」と、出演者の視点からコヤソニの魅力を。藍ちゃんからも「帯谷兄さんは、コヤブソニックのことを"ソニック"と呼んでいました」とプチ暴露が飛び出しました。

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うれしいコメントの数々に、小籔も「そう言っていただいて、ありがとうございます」と笑顔を見せていました。

質疑応答では、桑原和夫の休養について尋ねられた小籔。「11月の新喜劇の打ち合わせをしていた時、(桑原は)出てはるんか? って聞いたら、『出てはらへん』と。お年寄りを自宅療養させて復活するわけない」と持論を展開。それには理由があり、「美保姉さん(中山美保)も、たつじぃ(井上竜夫)も、島木さん(島木譲二)も、長期自宅療養になったら復帰されなかったんですよね。やっぱり年齢を重ねられた方は、長い間舞台を離れると、今まで張りつめていた緊張の糸が切れるというのがあると思います」と、小籔なりに思うところがあった様子。続けて「舞台を離れてしまうと、前まで舞台に出ていた感覚と違うように感じて、舞台に立つのが怖くなる感覚があるんちゃうかな、と思って」とも。小籔自身、ドラマの撮影や東京での仕事が立て込み、数ヶ月新喜劇の舞台を離れたときに、「前まで余裕やったのに、『ちょっと感覚が違うな』って感じたりするから、僕にはすごくよくわかるんです」とのこと。「桑原師匠にはちょいちょい出ていただいていた方が、体調面も、そして芸人としての勘も鈍らないというか。もしものことがあって大問題になってはいけないから、ある程度はストップをかけるのはわかるのですが、長く自宅療養していただくことが芸人の桑原和夫としての療養にはならないんじゃないんか、と僕が判断しました」と語りました。

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また、今回のオファーについて、「桑原師匠に『11月(の新喜劇)に出てもらえませんか?』と電話させてもらったんです」と、まず11月の新喜劇の話を持ちかけたといいます。「朝起きて、しんどかったら来んでいいです。1回目に出たけどしんどかったら2回目は帰るとか、そんな感じでいいので出てもらえませんか? と聞いたら、あの人は男気があるので、『途中で休んだりして舞台に迷惑をかけるのはイヤやから、それはできひん』と。僕は、絶対その答えが返ってくると思ってたから、先に11月の方を言っておいて、次に『じゃあ1日だけならどうですか?』と。『コヤソニなら1日だけなんで、朝起きてしんどかったら来なくてもいいし、出てハケるだけの役で、椅子置いておきますので』と言ったら『いいよ』と言ってくださった」とのこと。また、コヤソニ開幕前日の9月14日の朝、新喜劇ィズのメンバーで、この日予定が合った松浦真也、宇都宮まき、金原早苗、そして爆乳三姉妹の服部ひで子、森田まりこ、岡田直子の7人で、島木譲二さん、中山美保さん、井上竜夫さんのお墓参りへ行ったという小籔。お墓参りの途中、ついでに桑原の家に寄ってお見舞い行くことになったといいます。ひとまず桑原に電話をかけてみたところ、「このあと、散髪屋さんが入ってるから家におらん」と言われたとのこと。「それはハッピーニュースやな、と。今から散髪に行くということは、明日(コヤソニに)来る気満々ということやから。よかったなと思いました」と小籔。7人で、桑原和夫が散髪しているという散髪屋に向かい、写真を撮影したのだそう。川畑も桑原の体調を気にかけていて、「今日も確かに始まる前はちょっと不安やったんですけど、会場に来られてから食事をたくさん摂っていました。ごはん一膳とアジフライを食べて、『宮田麺児』もペロリと食べられていたので、それを見て『あ、これはいけるな』と。そしたら案の定、しっかりしておられてよかったです」とにっこり。これを受けて小籔は、「えらそうですけども、これをきっかけにリハビリになったらいいなと思います」と桑原師匠の体調を気遣いました。

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ステージでは、「実質上のトリです!」と紹介された1日目最後のアーティストは、楽曲制作・プロデュースなどで吉本新喜劇ィズとも馴染みの深いカジヒデキさん。9月5日にリリースされた新作EP『秋のオリーブ』制作のバンドメンバーとともにボーダーのロンT、白ハット、白短パンという爽やかな衣装で登場!夏はまだまだ終わっていないかのような楽曲「アイスクリーム・マン」でスタートし、2008年の大ヒットナンバー「甘い恋人」のコール&レスポンスで、一瞬で会場をハッピーな空気で包み込みます。続いてEPのタイトル曲「秋のオリーブ」は、これから訪れる秋を思わせるような爽やかなナンバー。51歳とは思えない軽やかな身のこなしに目を奪われます。そして、ピアノのグリッサンドが鳴るとあの曲!「ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~」ではノリノリでシャウトも炸裂!最後にスペシャルゲストと紹介され登場したのは、吉本新喜劇ィズの宇都宮まきです。「ヘイ・ヘイ・ベイビーポップ」を仲良く肩を組み熱唱し、観客とともに見事な一体感を生み出しました。

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ステージ後、3回目の登場であるカジヒデキさんとの今までの歴史を振り返り、「51歳には見えないですよね。健康に気を使っていることは?」と小籔。ランニングや毎日1万歩くらい歩いていると、健康の秘訣を語る場面も。そして、実は僕にはプロデューサーがいるんですとカミングアウトするカジさん。「今日ここに来てくれているんです。紹介しましょうか」と呼び込まれたのは、野生爆弾くっきー扮する謎の大物プロデューサー「ベンジャミンボーナス」!

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元医者の通訳アダチと謎の少年カルキンを同伴させて現れたベンジャミン氏は、「ニホンのみなさんこんにちは。わたしは数多くのアーティストをプロデュースしてきました。マイケル・ジャクソン、マドンナ、カジヒデキ、エハラマサヒロです」と自己紹介(アダチの通訳による)。さらに、ウッドストックとコヤブソニックとルート33が優勝した目黒区漫才祭りもプロデュースしたとのこと(笑)。

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すると、くっきーのやりたい放題の中、カジさんがベンジャミンボーナスが寵愛するカルキンとなり、からまれてしまうことに。ジャージのコスプレ姿のカジさんを見て、「ミスタースウェーデンになにさしとんねん!(笑)」と小籔。"テンキュー"のくだりを繰り返し、暴走するベンジャミン氏の独特すぎる世界観にされるがままのカジさんという貴重すぎるコラボとなりました。

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いよいよ初日ラストのバンドがステージへ。小籔率いる吉本新喜劇ィズの登場です。ボーカルの宇都宮まきが登場すると「最後まで残ってくれたみなさん、本当にありがとう」と挨拶。そして1曲目の歌詞によしもとの大先輩の名前とギャグを入れることを告げると演奏がスタートします。その歌詞はともかく、演奏力は昨年よりも格段にパワーアップ。小籔のドラムもパワフルさを増し、タイトなリズムを刻みます。1曲目終わりのメンバー紹介では、7月に完結を迎えたチャットモンチー・福岡晃子(あっこちゃん)がベースを務めていることも伝えられました。そのあとも、脱力MCで笑いを取るボーカル・マキ。2曲目もよしもとの芸人の名前を歌詞に入れ、演奏していると、ステージになかやまきんに君が乱入。近所で起こったよしもと芸人とのエピソードなどを話し始めますが、まだトークの途中に曲が再開。会場は笑いに包まれました。

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続いては桑原和男の写真がステージに。コヤソニ出演を小籔が打診したときのエピソードのあと、「桑原師匠に会えてとてもうれしかった」とマキが話すと、小籔のスネアがリズムを刻み始め、3曲目へ。ここでもやはり歌詞に桑原和男の名前が入れられていました。ここからはオリジナル曲のパート。まずはカジヒデキ作詞作曲のキュートなポップソング「アイ ラブ ジョージ」。続いてクリープハイプ・尾崎世界観が作った「マドンナ」。そしてラスト曲は吉本新喜劇ィズが作詞作曲した「TATSU-G」。これらの曲は島木譲二、中山美保、井上竜夫という新喜劇レジェンドたちに捧げられたもの。ステージには各自の写真も登場。マキのMCではそれぞれの思い出も語られました。

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そしてエンディングです。今日の出演者たちがステージに集合。小籔が全員にありがとうと声をかけます。ラストチューンは「アイ ラブ ジョージ」を全員で歌うというスペシャルバージョン。小籔は「島木さんも喜んでいることでしょう!」と話し、昨日お墓参りに行ったことを明かしました。小籔がフロントにいるということで、ドラムは「雨のパレード」大澤が担当。芸人も含め、全員が声を上げて「アイ ラブ ジョージ!」を熱唱しますが、ダイアン・西澤のパートが多過ぎるよう。しかし、歌の終わりにはなぜかダイアン・津田がイジられ、会場は爆笑です。ラストは吉本新喜劇ィズのメンバーが初日を振り返って「楽しかった」「新喜劇を見ていただけて最高でした」など、それぞれコメント。ステージ上から会場をバックに記念撮影し、1日目が終了しました。

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1号館では、飲食ブースや協賛各社のステージなどが設置され、こちらもライブに負けない盛り上がりを見せていました。

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12:45からのミニステージは「味の素ステージ」。MCのロングコートダディが登場し、まず協賛各企業のPRやおすすめ情報を芸人たちといっしょに届けることを伝えます。ここで現れたのは今別府直之と松浦真也の2人。「みんなおいで〜」と今別府が呼び込むと、スタージ前にはたくさんの人が集まります。ロングコートダディの2人がコヤソニは初めてでめちゃくちゃ楽しいと話すと、今別府は「常連です」とドヤ顔。そして常連の意見として「今年が一番最高じゃないですか!」と話すと、会場からは拍手が起こります。ここでロングコートダディ・兎が味の素Cook Do®のPRステージであることを話したあと、よしもとスペシャルライブキャンペーンの告知へ。スペシャルライブやCook Do®オリジナルQUOカードが当選することなどを伝えました。

ここで小籔と新喜劇の金原早苗もステージへ。小籔は「チケットが高いと思ってる人も多いと思いますが...」と切り出し、会場や大型モニターを借りるのもとてもお金がいる、本当ならチケット代は98,000円になると告白。しかし、そうならならないのはスポンサーさんのおかげと話すと客席からは拍手が起こりました。そして、何か買おうかなと思ったときに「味の素買おう」となってほしいと話します。そして皆さんの力でスポンサーがどんどんつくと2025年には、チケット代が1,500円になってるかもと笑わせました。そしてCook Do®が40周年であることにも触れ、お客様の信頼あってこそだと思うと絶賛。「信頼の品質、Cook Do®よろしくお願いします!」と商品もしっかりアピールしました。

続いては、ニッポンの社長がMCとして登場。今回はキリンビールのステージです。やってきたのは爆乳三姉妹。小籔、松浦、今別府とともに、会場を盛り上げます。ステージへ上がったキリンビールのスタッフは、まず昨年リニューアルした一番搾りを「よりおいしくなっている」と紹介。全員がビールに舌鼓を打ち、口々に「おいしい!」と絶賛しました。続いてはスミノフアイス、スミノフグリーンアップルをアピール。甘すぎず優しいので、女の人が好きな味とおすすめします。最後は氷結のレモンとグレープフルーツを紹介。「飲み物買うなら!」「キリンビール!」のコール&レスポンスも行い、キリンビールのステージは終了しました。それからもドミノ・ピザや串カツのだるまなど、協賛各社の商品を試食し、「今年は食べ物も、最高のものを揃えています」とアピールします。最後には、ホットペッパービューティー、スーモからのお知らせとして学割U24キャンペーンの告知、ミキの二人がWEB動画で漫才を行っていることなども紹介されました。

新喜劇のセットを再現した「花月うどん」では、爆乳スムージー700円も販売。ブルーハワイ、メロン、いちごの3種のスムージに爆乳をイメージしたバニラアイスがのったオリジナルスムージーが楽しめます。14:15から30分間に購入のお客さま限定で、爆乳三姉妹との写メ会が行われ、ちびっ子から女子グループ、カップルまで様々な年齢層のお客さまがスムージーを楽しんだあとに、爆乳ポーズでパチリ。撮影会は盛り上がりを見せていました。

15:30からは1号館のTSUTAYAブースで購入者対象の吉本新喜劇ィズCD即売写メ会が行われました。メンバー全員が登場するとあって、周辺は大勢の人が詰めかけて大盛り上がり。小籔、福岡晃子、宇都宮まき、金原早苗、松浦真也、爆乳三姉妹と記念の1枚を撮ろうと長い列ができました。小籔は「いっしょに写真を撮りましょう」「ありがとうございます!」と全員にお礼。メンバーたちも購入者といっしょに、ニッコリ笑顔で写真に収まっていました。

15:50からミニステージでは「大阪王将・日光ホームステージ」が行われました。MCはニッポンの社長。まずは客席とトークを楽しんだあと、ゲストのダイアンと守谷日和を呼び込みます。守谷日和は女キャッチャーで登場しますが「すごい冷めた目で見てくる〜」といきなり客席にクレーム。しかし負けじとコヤソニ2年目であることをアピールします。続いて辻が大阪王将ステージであることを説明したあと、餃子が運び込まれ、女キャッチャーが試食、おいしいと絶賛します。次に日光ホームのPRコメントを読み上げ、モニターにはシャンプーハット・こいでが登場するCM映像も流されました。

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