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2018年9月16日 (日)

『KOYABU SONIC 2018』でちゃらんぽらん・冨好とスチャダラパーがコラボ!『KIMURA SONIC』でおなじみ、ファンキー木村も登場!

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『KOYABU SONIC 2018』2日目の9月15日(日)、ちゃらんぽらん・冨好がスチャダラパーとコラボし、『今夜はブギー・バック』を熱唱! さらに、バッファロー吾郎Aが2014年までコヤソニの翌日に開催していた『KIMURA SONIC』もステージ上で再現。キムソニでのAのキャラ、ファンキー木村もステージに姿を現し、往年のファンを喜ばせました。

パフォーマンス終了後、スチャダラパー、小籔千豊、ちゃらんぽらん・冨好、バッファロー吾郎Aが囲み会見に応じました。

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小籔は「スチャダラさんには1回目からずっと出ていただいて、フェスの作り方や相談も、いろいろやらせていただいています。そして、10年くらい経った今でもこうして出ていただけるというのが本当にうれしいですし、10年があっという間やったなという風にも思いました」と喜びをかみしめていました。

続けて「(バッファロー吾郎)A先生とのつながりで、スチャダラさんと僕は仲良くさせてもらっています」と話し、「スチャダラさんが、『A先生がやっていた"キムラソニック"を再現したい』とおっしゃったので」とコラボのきっかけを明かしました。「じゃあ、(『今夜はブギー・バック』の)小沢健二さんのところは誰がうたいます? となって、候補があった中で冨好さんになりました。冨好さんも普段から優しくしていただいております。バリバリお世話になってる5人です」と5人に感謝を。

Boseさんは「最初の頃は新喜劇の方と絡ませてもらったり、僕らは毎回いろんなパターンでやらせてもらっていて、以前はコヤソニの翌日に木村さんと『キムラソニック』をやっていたのが久しくやれていないので、『コヤソニで再現できたらうれしいな』と相談しました」と明かしました。

ステージで『今夜はブギー・バック』を歌い切った冨好は「初めてコヤブソニックに出してもらって、ありがとうございます。普段から、ちゃんとやっていたら誰かが見てくれているという。ありがとうございます」と何度もお礼を。続けて「今回は、2つ意外なことがあった」と冨好。ひとつ目は、「こんな大々的なコヤブソニックやのに、1回もリハーサルなしで、本番30分前に(現場に)入って『はい、やってください』って(笑)。こんな気楽なんはあれへんわ! 小籔くん、また呼んで」と、コヤソニの魅力にハマった様子。あとひとつの意外なことは、「小籔くん(の出身高校)が、近大付属やったこと」と、お得意の高校野球ネタを。すると「冨好さんの下のお名前が、"真(まこと)"っていうのも意外でした」とBoseさん。これを受けて冨好は「"ゆうじ"とか"しんいち"っていう感じ、せえへん?」と自分の名前のイメージについて答えていました。Aは「こんなに好きな人たちと、まさかあんなステージで一緒に歌える、一緒にいれるというのは貴重な体験なので、本当に芸人になってよかったなと思いました」と、大感激だったようです。

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質疑応答では、キムソニでおなじみのAのキャラ、"ファンキー木村"についての質問が。小籔は「A先生には去年も出ていただいていて、そのときは演歌歌手(八公太郎)です。なので、ファンキー木村としてコヤソニに出演してもらったのは初めて、という感じですが、なんやかんやで出てもらってるので、何がファンキーかどうかもわからない」とのこと。

毎回、コラボで何をやるのか相談して決めているというスチャダラパーと小籔。小籔は、「僕が『こういうのがありますが、いかがでしょう?』と相談して、たとえば(2017年の)岸大介(ダイアン・西澤)のときは、動画を添付で送ったら『絶対これでお願いします』と。ハードルが低いというか、この方たちがいいと思ったら知名度は関係ありません」と人選の方法を明かします。今回のファンキー木村はBoseさんからのリクエストで、冨好は小籔からの提案。「おふた方にお願いしたら、すぐにOKをいただいたので早かったです」と決定までスムーズだったことを明かすと、冨好は「小籔くんからしたら、おれはドラフト1位やな? 吉田輝星や」と満足そうでしたが、小籔に「そんなええもんやない」といなされていました。

冨好には、「大きなステージで歌った感想は?」との質問が。冨好は「歌ったのは初めての経験でしたね。気持ちよかったです。でも、音の取り方は大失敗しましたね。所詮、ド素人ですわ」と反省も。とはいえ、「いきなり行くっていうのが、あれ、スリルがあって最高やわ」とステージを楽しんだようでした。

「すごく攻めたコラボだな、と思いましたがステージ上から見てお客さんの反応はいかがでしたか?」との質問も。小籔は、「『コヤソニに行ってからキムソニ』というお客さんが多かったので、ファンキー木村さんが出た時に『ワァー!』と喜んでいる人たちは、だいたい顔を見たことがあるくらいの人ばかりで(笑)。マッド・キムソニファンでした」と、長く愛されるコヤソニ、キムソニの歴史を感じさせます。一方、「冨好さん出てきた時も『わー!』と笑ってはったけど、ずっとスベっていましたね(笑)。とくに『ミルクハニー』は、僕が死ぬほど笑いました」と、冨好が「ミルク&ハニー」と歌うところを「ミルクハニー」と歌った点をふり返りました。これを受けて冨好は、「『アンド』がなかなか...。『ヤンアメリカン(ヤングアメリカン)』もうまく歌われへん。一応俺、英検2級やねんで!」と吠えましたが、小籔から「英検2級で、なんで『ミルク&ハニー』が言われへんねん!」とツッコまれ、記者陣は大爆笑。

Boseさんは、「こんなにコヤソニをやっていて、まだ『小沢健二が来る』と思っている人がいる。そんなお客さんの反応が素直でおもしろいです」と語り、「これまで(Mr.)オクレさんが出てきたり、(ロバート)秋山くんが出てきたり(笑)」とかつてのコラボを懐かしんでいました。

【小籔千豊】【ちゃらんぽらん・冨好】【バッファロー吾郎A】