極&翔メンバー総出演!秋の夜長を笑いで盛り上げるスペシャル公演「MANGEKI Autumn Night Party'18」大盛況
9月24日(月・祝)、よしもと漫才劇場にて、「MANGEKI Autumn Night Party'18〜極も翔も全員集合!! 笑いの大収穫SP 〜」が開催されました。タイトル通り、漫才劇場所属芸人が一堂に会するスペシャルかつ超レアなライブは、なんと4時間にわたる濃〜い内容に。もちろん客席は立ち見も出る大入り満員! ネタやゲームコーナーはもちろん、歌にダンスにモノマネに...笑いてんこ盛りで、秋の夜長をとことん盛り上げました。
午後6時をまわると、スクリーンにスタイリッシュなオープニングVTRが流れ始めます。映し出されたのは、スカートをひらめかせで踊る女性の足下...ところが、カメラが引くとなんとヒガシ逢ウサカ・高見の女装であることが判明し、場内は爆笑の渦に。舞台が明転すると、出演芸人たちがさっそく舞台に大集合! 極メンバーを代表してアインシュタイン、翔メンバーを代表して霜降り明星がMCとなり、トークを展開します。
先ほどのVTRは、映像制作に定評のあるポートワシントン・笠谷が手がけたとのこと。笠谷は「キレイな女性を撮影していたのに、バグで高見さんになった」と主張。当の高見は撮影時の苦労などを語りましたが、周囲から"女装癖疑惑"をかけられて大弱りでした。
ライブの始まりを告げるのは、ショートネタ11連発。フースーヤ、
チャンプチョップ、
濱田祐太郎、
鱒之介、
Dr.ハインリッヒ、
パーフェクト・ダブル・シュレッダー、
武者武者、
青空、
span!、
斜に噛む、
ゆりやんレトリィバァがイキのいいネタを繰り出します。
もちろんコーナーもたっぷりと。まずはプリマ旦那がMCを務める「特技Party」です。
漫才劇場メンバーたちが意外な特技を披露するこのコーナー。トップバッターのジュリエッタ・藤本は、「格闘ゲームのキャラが戦う前に言いそうなセリフ」と題し、祇園・木﨑×ニッポンの社長・ケツなどの対戦に絶妙なアテレコをして笑いを呼びます。
「予言を台なしにする」滝音・佐土原さすけ、「空手の型」を披露したリアル・西垣、「どんなお題でも『わだしが和田です』で終わるショートコントにする」ヘッドライトなどなど、次々とおもしろ特技が飛び出します。「男性を数値化する」特技を持つ紅しょうが・熊元プロレスは、「教科書通りのデートをしそう」な木﨑を70点、「全然会えなさそう」なデルマパンゲ・広木を68点と評価。最高点はデルマパンゲ・迫田で「ギャップの振り幅がすごい」と98点。ヘンダーソン・中村ら低評価芸人たちからは、抗議の声も上がっていました。
ほかにも、二メートルズ・江城の「ゼロ輪車」、ヒガシ逢ウサカ・今井&ジソンシン・酒井の「ハンガーくぐり」、クロスバー直撃・渡邊、ヘンダーソン・中村、ツートライブ・たかのり、セルライトスパ・肥後の「最強コンパノリ」といったすごい特技、変な特技が続出。
クロスバー直撃・前野はHYの仲宗根泉さんになりきり、「手を使わずプリンを一気食い」など5つの特技を連続披露しましたが、時間切れや時間余りすぎで微妙な空気に。トリのミルクボーイ・内海は、ピアノで安室奈美恵さんの『AN YOU CELEBRATE?』を演奏しました。
「楽屋ノリParty」前半戦は、マルセイユとからし蓮根がMCを。ふだん舞台では見せない"楽屋だけのノリ"を特別に大公開! 意外な顔合わせも飛び出し、観客も興味津々で見守ります。
ダブルアート・真べぇらがヒガシ逢ウサカ・今井の頭をシバきまくるノリに始まり、MCの4人が「(楽屋で)見たことない」と口を揃えたエンペラー・西山&たくろう・きむらバンドによる「ハマらんのかい」、ダブルアート・タグの「コロス」が笑いを誘った「ヘンダーソン・子安への楽屋あいさつ」、ちからこぶ・宮北、ヒガシ逢ウサカ・高見らの「どんなケンカも止めてくれる人」など、舞台上は楽屋そのままの雰囲気に。
蛙亭・岩倉演じる「いそうでいないダルい先輩の感じ」では、何ともいえない先輩の立ち振る舞いに出演者たちも大爆笑。見取り図・リリー&霜降り明星・粗品による「名前イジり」、見取り図・盛山&プリマ旦那・河野が繰り広げる「楽屋での商売」まで、いずれも客席を大いに沸かせました。
コーナーとコーナーの間を彩るのは、ブリッジVTRならぬブリッジギャグ寸劇!? 「マンゲキ戦隊ギャグレンジャー」と題し、ギャグ自慢の芸人たちが揃い踏みしました。ライブを楽しむ少年(サンドロップ・ジェット菅原)を、「マンゲキを潰すために生まれた怪人」ことサンドロップ・山内が誘拐。そこで博士(見取り図・盛山)率いるギャグレンジャーが集結し、総攻撃を仕掛けます。レッド(ジュリエッタ・藤本)、ピンク(パーティーパーティー・きむきむ)、ブルー(ネイビーズアフロ・はじり)、ブラック(ヒガシ逢ウサカ・今井)、グリーン(エジソン・関谷)、イエロー(たくろう・木村バンド)の6人が入れ替わりでギャグを発すると、徐々に弱っていく怪人・山内。最後はレッド渾身のギャグで撃破され、マンゲキに再び平和が訪れることとなりました。
まだまだPartyは始まったばかり。アインシュタイン・河井&霜降り明星・粗品がMCを務める「モノマネParty」では、完成度の高いものから「わかる人にはわかる」ピンポイントなものまで、モノマネ芸がズラリ勢揃い。きんめ鯛による「ちゃらんぽらん冨好のお年玉の渡し方」を皮切りに、ドーナツ・ピーナツ、リアル・横江らが自慢のネタを連発していきます。たくろう・木村バンド&ちからこぶ・晃太郎による「カナリア」、モンスーン・T@TSU&ニッポンの社長・ケツによる「おかずクラブ」、村一番・小泉による「つぶやきシロー」、中山女子短期大学「デーモン閣下」、キャタピラーズ・さかもとによる「銀シャリ・鰻」など、インパクト勝負で笑わせるネタも多数。ダブルヒガシが演じた「ビスケットブラザーズのネタ終わり」では、テキパキ片づけるきんとオロオロする原田の対比に一同大ウケ!
一方、プードルによる「プロ野球チップスカード」は、その完成度の高さにどよめきが。ロックンロールブラザーズ・重本がなりきった「トット・多田の『うまいんお前や!』」には、本人・多田の物言いが付きましたが、河井から「自分ではわからんもんや」といなされていました。エジソンは「魔女の宅急便のあのシーン」、ポートワシントン・笠谷&センリーズ・テコンドー近藤は「『M-1グランプリ』でのさや香」を披露。戦慄を呼んだのは、デルマパンゲ・広木による「きかんしゃトーマス」。客席から悲鳴が上がるほどのなりきりぶり(?)で、会場の空気を一変させていました。
さらに、ガチャガチャ・ジョージによる「兵動大樹の顔モノマネ」、ポートワシントン・伊藤&きんめ鯛・上田だうによる「たまに見かけるカップル」、アインシュタイン・稲田&蛙亭・中野による「寒そうに漫才するアインシュタイン・河井」、ちからこぶによる「とろサーモン」、清友による「ラルフ・ローレンのロゴのヤツ」、爆ノ介+蛙亭・岩倉による「新婚さんいらっしゃいによくいるカップル」と、ノンストップで続くモノマネ合戦。ヒガシ逢ウサカ・高見は「ポカスカジャン」、馬と魚は「DM802のDJ中島ヒロトさんの『こんにちは』の言い方」、ツートライブ・周平魂は「田村正子による古畑任三子」を披露。紅しょうが・稲田、ニッポンの社長・ケツ、ロックンロールブラザーズ・重本による「夜の相合橋」あるある、たくろう・赤木による「草彅剛さん」で締めくくられました。
休憩タイムを経て、トット・多田とヘンダーソン中村が登場。先日、なんばグランド花月での公演も大成功に終わった、おなじみのイベント「Berry Better!!!」のスペシャルゲストとプロデューサーが、9月19日より配信スタートしたばかりのオリジナル曲について改めて紹介。もちろん、ジュリエッタ・井尻、見取り図・リリー、ツートライブ・たかのり、マルセイユ・津田、ジソンシン・下村、いなかのくるま・木佐、kento fukayaの面々が『Very Berry Better!!〜音感、リズム感のない男達〜』を生披露して、観客を喜ばせました。
そのまま後半戦がスタート。ポップマン、
十手リンジン、
ハブシセン、
ラビットラ、
黒帯、
シゲカズです、
ミキ、
やまぐちたけし、
田津原理音、
ピュアピュアズ、
ラニーノーズの11組が、前半同様ホットな笑いを届けました。
コーナーもどんどん続きます。「楽屋ノリParty」後半戦では、ヒガシ逢ウサカとジュリエッタがMCに。
冒頭、ゆりやんレトリィバァから謎の楽屋ノリを仕掛けられ、高見が右往左往するひと幕もありつつ、ここでもおもしろノリが続々。ネイビーズアフロ・皆川の失礼すぎる言動にヒューマン中村が翻弄されるノリでは、「ツイッターに書こう」というオチのひと言に場内爆笑。ラフ次元・空とからし蓮根・青空は、名前が同じなため起こるふとした瞬間を切り取ります。ネタ合わせに、なぜかロングコートダディ・堂前&ニッポンの社長・辻が乱入して、大混乱に陥るなにわスワンキーズの面々。熱いお茶・トニオからオネエが伝染していくノリにも笑いが起こります。
蛙亭・岩倉が、こんどは「ダルい後輩の感じ」を演じるノリでは、「先輩編」からつながるまさかの設定が。ほかにも、爆ノ介、熊本プロレス、ダブルアート・タグによる「怪物」、祇園・木﨑、アインシュタイン・稲田、ネイビーズアフロ・はじり、からし蓮根による「後輩の前でやめろ」など、漫才劇場の"日常"がかいま見られるノリが次々と再現されていました。
やっぱり音楽も欠かせない!ということで、「Music Party」では、MC祇園のもと、芸人たちの歌やダンスが披露されました。
セルライトスパ・肥後、マルセイユ・別府、さや香・石井、ラニーノーズ・洲崎、ラフ次元・空は、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『R.Y.U.S.E.I.』に挑戦。肥後のボーカルと4人のダンスで見事なコンビネーションを見せましたが、「ランニングマン」を踊る際は何ともいえないぎこちなさに!?
ジュリエッタ&コウテイ・九条は嵐の『Monster』を。九条は時計を手に時間を尋ね続ける謎キャラと化し、真面目に歌うふたりとの対比が爆笑をさらいます。
ツートライブ・たかのり&馬と魚は、たかのりのギャグ「メイク・マニー・マニー・マニー」を生演奏に乗せて。
ダブルアート・タグはおなじみ「FOX EYE」で大歓声を浴びていました。
ビスケットブラザーズ、ラニーノーズ・洲崎、ダブルヒガシ・大東、きんめ鯛・真輝志、プードル・メラちゃん、てんしとあくま・川口、マユリカ・中谷、ダブルアート・真べぇ、馬と魚からなる「ドラゴンボール合唱団」は、同作のキャラになりきった10人で美しいハモりを聴かせます。
ラストは蛙亭・岩倉、いなかのくるま・ちろる、美たんさん・光美、紅しょうが・熊元プロレスの4人が湘南乃風『睡蓮花』を。ボーカルパートを譲り続ける熊元プロレスと、ついにマイクを奪って絶叫したフレーズに、大きな笑いと拍手が起こっていました。
最後のコーナーは「ゲームParty」。トット・桑原、ダナからイケダ、アインシュタイン、祇園、てんしとあくま、ツートライブ、プリマ旦那、セルライトスパ、ロングコートダディ、守谷日和の極チーム、霜降り明星、ネイビーズアフロ、ヒガシ逢ウサカ、ビスケットブラザーズ、マユリカ、さや香、ミキ、紅しょうが、フースーヤ、kento fukaya、ゆりやんレトリィバァの翔チームがゲームで対決! MCはトット・多田が務めます。
最初のゲームは「どっちから吉田たち運試し!」。名古屋での仕事を終え劇場に向かっているという吉田たちが、客席後方のふたつの扉から分かれて入場。両チームはどちらの扉からゆうへい、こうへいがそれぞれ入ってくるかを予想し、当たったチームはポイント加算となります。「立ち位置に合わせるのでは?」といったさまざまな推理が飛び交うなか、極チームは「A扉=こうへい、B扉=ゆうへい」、翔チームは「A扉=ゆうへい、B扉=こうへい」と予想。到着を待ちながら、次のゲームへと進みます。
「共通点でグループ組み対決!」では、指定された人数のグループを、共通点を見つけたうえで組んでいきます。成功した数が多いチームの勝利。まずは「2人」からスタートです。次々と手が挙がり、さまざまな2人組が登場。てんしとあくま・川口とセルライトスパ・肥後は「劇場から家が遠いです」、ビスケットブラザーズ・原田と紅しょうが・熊元プロレスは「狼に育てられた人間です」など、意外な、そしてありえない共通点も挙がっていきます。
アインシュタイン・稲田がてんしとあくま・かんざきをムリヤリ誘っての「ブスです」は、OKとなったものの、かんざきは納得いかず捨てぜりふ。Kento fukaya&マユリカ・阪本の「ウッチャンナンチャンです」を始めとする、まったく似ていないシリーズでも盛り上がりました。
「3人」になるとさらに難易度もアップしましたが、ロングコートダディ・堂前、てんしとあくま・かんざき、祇園・櫻井の「おかわりしたことありません」は細すぎる3人のルックスゆえ大爆笑に。粗品、kento fukaya、ヒガシ逢ウサカ・今井の「ハナコです」には「似てる!」の声があちこちから上がっていました。
フースーヤとヒガシ逢ウサカ・高見は「ギャグが得意です」で、「オーマイゴッドファーザー降臨」からの「ポカスカジャン」コラボを打ち出しましたが、多田には認めてもらえず。ついにはネイビーズアフロとさや香・石井の「(このコーナー中でセンターに)初めて出てきました」と言い出す3人組も現れていました。結果は翔チームの勝利!
と、ここで吉田たち到着の知らせが! 出囃子に乗って、ゆうへいがA扉から、こうへいがB扉から、荷物を持ったままの状態で入場。翔チームの予想が大当たりとなりました。
極チームに吉田たちが加わって、こんどは「巨大風船シュート!」。観客の手でふたつの巨大風船を舞台へと運び、先にゴールへシュートを決めたチームが勝利となります。両チーム、背の高いメンバー5人を揃えてゲームスタート。気流のせいか、なかなか舞台に届かない風船にやきもきしながら、ついにはゴールを担いで動かすというルール無視の暴挙も!? その後も混戦の末、なんとか極チームがゴールしました。
最後のゲームは「綱引き!」。代表者10人による力と力のぶつかり合いは、いったん極チームが勝ったものの、そのまま綱の引き合いが延々と続き、多田を困らせます。結果は極チームの勝利でなんと1万点ゲット、そのまま優勝を決めました。
興奮さめやらぬなか、エンディングでは写真撮影OKタイムも! 楽しい秋の思い出を残そうと、思い思いにシャッターを切る観客たち。その後も告知やトークでにぎやかに盛り上がり、笑いに包まれながらこの日のイベントは幕となりました。
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