紅しょうが漫才劇場初単独ライブ「みんなー! 土曜日お疲れさん!」開催!神輿に乗って場内を練り歩くエンディングに観客も大興奮
10月13日(土)、よしもと漫才劇場にて、紅しょうが単独ライブ「みんなー! 土曜日お疲れさん!」が開催されました。同劇場での単独は初とあって、気合の入ったネタが勢揃い。漫才・コント・VTRの連打で詰めかけた観客をたっぷり楽しませました。
オープニングVTRに続いて、紅しょうがのふたりが舞台に飛び出すと、客席からは大きな拍手と歓声が。熊元プロレスの「みんなー! 秋やでー! 落ち葉拾いやー!」のひと声で大きな笑いを起こしたあと、さっそく1本目のネタに突入です。恋愛疲れの女性が増えている今こそがチャンス!と意気込む熊元のため、稲田が"頑張り方"を指南しますが...。熊元の多彩すぎるアピールポイントに、稲田は困惑、観客は爆笑!
ネタの合間のブリッジVTRでは、稲田のやりたいこと、熊元のやりたいことにそれぞれチャレンジし、前後編で大公開。稲田のやりたいことは、「『バチェラー・ジャパン』に出たいんじゃー!」。婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』の大ファンである稲田は、自分も独身女性のひとりとして出演したいと思い、一度、応募したことがあるそう。しかし、残念ながら書類審査で落とされてしまったとのこと。そこで、同じく番組のファンであるマユリカ・中谷と蛙亭・中野が加わり、応募写真をチェック。髪形からメイクまでけなしまくられた稲田を、プロのヘアメイクアップアーティストが変身させることに。
2本目のネタは、「女子ー! 川?麻世、空いたよー! 取り合いやー!」の雄叫びで幕開け。「上品な女性に憧れる」という熊元が、稲田が考える上品な女性の代表、デパートの美容部員になりきりシミュレーションしていきます。丁寧な物腰ながら奇行が止まらない熊元に、場内騒然!?
VTRでは、稲田大変身の全貌が明らかに。中谷、中野が「これですよ!」と大興奮する仕上がりとなりましたが、なぜか突然、熊元が嫉妬。「私もキレイにしてほしい」と懇願します。深夜にも関わらず、さらに1時間以上かけてヘアメイクしてもらった結果は...中谷も「いいよ!」と納得のルックス。稲田はこの日のスタイルで再度、応募するとのことなので、今後の動向に注目です!
女子のひとり暮らしに、ひょんなことから男子が同居、という少女漫画にありそうなシチュエーションで展開した3本目。強引なハンドリングで男子を追いつめていく熊元に、客席も大いに沸きました。
ブリッジVTRは後半の熊元編に。熊元のやりたいことは、なんと「レンタル彼氏を注文したい!」。物陰から稲田が見守るなか、地元・神戸でさわやか男子と落ち合う熊元。「あわよくばリア彼に...」と野望をたぎらせながらのデートに、観客はハラハラドキドキ、そして大笑いです。
4本目はコント。人間に憧れる人魚が、浜辺でとある男子に出会い、そこから物語は思わぬ方向へ!
VTRもいよいよラスト、手つなぎからふたりで乗る観覧車へと、徐々にデートは熊元ペースに。しかし、観覧車の中でキスを迫ったところで、あえなく撃沈。仕方なく、最後はなぜか男同士のように肩を組み、それなりに満足げな熊元でした。
締めくくりはもちろん漫才で。個性派合コンの極致(?)鬼ごっこ合コンに挑戦するふたり。追いつ追われつで繰り広げる肉体派合コンの行方は...。
全5ネタが終了すると、客席後方扉から、なんと神輿に乗ったふたりが登場! 「そーりゃー!」のかけ声とともに通路を練り歩き、プレゼントをばらまくというド派手な演出に、場内は大盛り上がり。舞台へと戻り、熊元が「スペシャルな土曜日になりましたでしょうか?」と呼びかけると、もちろん大きな拍手が起こります。さらに、「これからも、どんどん頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と挨拶し、「みんなー! 土曜日お疲れさーん!」と高らかに叫んで、この日のライブは幕となりました。
【紅しょうが】【熊元プロレス】【稲田美紀】