サバンナ・高橋茂雄、史上初の3年連続声優参加!『映画ドラえもん のび太の月面探査記』製作発表会見
10月15日(月)、東京・リッツカールトン東京にて『映画ドラえもん のび太の月面探査記』製作発表会見が開催され、脚本を担当した直木賞作家の辻村深月さん、八鍬新之介監督、シンエイ動画社長・梅澤道彦氏のほか、レギュラー声優陣である水田わさびさん、大原めぐみさん、かかずゆみさん、木村昴さん、関智一さん、ゲスト声優の広瀬アリスさん、ロッチ・中岡創一さん、サバンナ・高橋茂雄、柳楽優弥さん、吉田鋼太郎さん、主題歌を担当した平井大さんが登壇しました。
今年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の宝島』がシリーズ最高のヒットとなった国民的アニメシリーズ『映画ドラえもん』。その39作目となる本作は、月を舞台にした冒険ファンタジーです。
月面探査機が捉えた白い影が大ニュースになり、のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張しますが、みんなから笑われてしまいます。そこでドラえもんの秘密道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使って、月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことになりーー。
本物のススキ3000本があしらわれた、「お月見」がイメージのセットの中、まずは辻村深月さん、八鍬新之介監督、レギュラー声優陣が登壇。シンエイ動画社長・梅澤道彦氏の挨拶のあとは、かねてよりドラえもんの大ファンを公言する辻村深月さんが挨拶します。
「5年前にもオファーをいただいたんですが、そのときはお断りしたんです。誰よりも『ドラえもん』のファンなので、一生ファンでいたいし、ファンである自分がその中に入るのはおこがましいと思ったので」と告白します。しかし「藤子プロのみなさんとお話させていただくなかで、ファンでいさせてもらうことに感謝するようになって。次世代にバトンを渡せるお手伝いができるなら、こんなにうれしいことはない」と思い、脚本を引き受けたことを明かします。
以前から辻村作品のファンだったという水田さんは、ちょうど辻村さんの著作を読み終わった直後に今作の脚本をもらったそうで、「今まででいちばん早く脚本を読みました。私、食いしん坊なんですけど、初めて脚本を読んだときはどら焼きものどを通らないぐらいすごかったです! ザ・辻村深月ワールドとザ・藤子・F・不二雄ワールドがこんなに見事に融合するなんて......。震えが止まりませんでした。ホント、マジヤバいですよ!?」と興奮を抑えきれないようすで熱弁し、笑いを誘っていました。
続いてゲスト声優陣である広瀬アリスさん、ロッチ・中岡創一さん、サバンナ・高橋茂雄、柳楽優弥さん、吉田鋼太郎さんと、主題歌を担当した平井大さんが登壇。
「お月見」というテーマにふさわしく、かぐや姫を思わせる十二単姿を披露した広瀬さんは「家族で旅行する時には『ドラえもん』のDVDを持って行ったりしてました」とドラえもんにまつわる思い出を振り返りますが、「妹さん(広瀬すずさん)にも自慢できますね」と聞かれると「驚かせたくてまだ言ってないんです。最近、妹の仕事はネットニュースで知るので、同じことをし返そうかなと思って......(笑)」と笑いを誘います。
今作が3年連続の声優参加となる高橋は、「去年の会見の時に『来年も出たいなぁ~!』って言ったら、スネ夫(関智一さん)が『よ~し、僕がパパに言っときますよ!』って言ってくれたんで、それで今年も出られたんかな?って思ってます」と話して笑わせます。また、今作については「転校生が物語の鍵を握るなんて、『ドラえもん』の中では斬新な設定。本当に水田さんが仰るとおりすごいと思いました」と本作の脚本を絶賛していました。
柳楽さんは、家族で藤子不二雄ミュージアムに行った際に出演オファーがきたことを知ったそうで、「その場で子どもに『パパ(ドラえもんに)出るよ』と言ったらすごく興奮していました。僕は子どもの頃、家族と映画館に行ったりして、今度は自分の家族と一緒に映画館に行っている。『ドラえもん』と一緒に成長しているところがあるので、うれしかったです」とニッコリ。
吉田さんも、「甥っ子や姪っ子にドラえもんの声優をやることを伝えると、『何やんの!? ジャイアンやろ!?』と言われた(笑)」と話し、笑いを誘います。さらに「何役をやるかは言ってないんですけど、悪役なんで夢を壊したくなくて......。次回はジャイアンでいかせてください」とリクエストしたため、ジャイアン役の木村昴さんがあわてて「もう少しやらせてください!」と懇願し、報道陣を笑わせていました。
『映画ドラえもん のび太の月面探査記』は2019年3月1日より全国ロードショー。
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