日本代表戦を盛り上げる『大阪・花園開催 ラグビーファンゾーン』開催!
10月26日(金)、東大阪市の花園中央公園 噴水広場で『大阪・花園開催 ラグビーファンゾーン』が行われました。当日は、リニューアルされた花園ラグビー場で最初の試合となる日本代表vs世界選抜戦が開かれるとあって、大変な盛り上がり。特設ステージではよしもと芸人によるラグビーのルールや見どころのレクチャーも行われました。
会場にはよしもと芸人の人気キャラたちも登場。子どもたちと触れ合ったり、記念撮影なども行われるなか、MCの女と男がステージへ。市川が「初めてラグビーを生で見に来たという人?」と聞いてみると、意外にも多くの人が手を上げます。そして今日のイベントをいっしょに盛り上げるアインシュタイン、トットを呼び込みました。
アインシュタイン・稲田は、小さいころ3カ月だけお試しでラグビー教室へ行っていたそう、そこで顔をトライされたと話し、笑いを誘います。トット・多田は高校のときに10人制ラグビーをやっていたと告白。花園にも出場したことがあり、大阪府で優勝したと話すと、拍手が起こりました。対するトット・桑原は、まったくの初心者とのこと。
そしてゲストとして元日本代表守屋篤さんもステージへ。市川が、10年間のプロ生活を過ごしたことなど、守屋さんのプロフィールを紹介します。そして来年開催される『ラグビーワールドカップ2019™日本大会』についても説明。アジアで初開催されることを始め、スローガンは「4年に1度じゃない。一生に一度だ。」であること、前回大会の視聴者数が世界で10億人だったこと、そして9月20日(金)の日本vsロシア戦から約1ヶ月に渡る戦いが繰り広げられることなどを伝えます。
ここで多田以外はラグビー初心者ということで、守屋さんとラグビー体験をすることに。まずはボールを使って、パスの練習から。経験者ということで、多田が守屋さんとパスを行います。「基本はストレートパス、ボールのロゴがずっと見えるように投げる」と守屋さん。2人がパスを始めると、メンバーからは「おお!」と声が上がります。続いて、桑原が回転をかけたパスを受けることに。実際に受けてみるとその速さに驚く桑原。「投げるときは投げるって言ってください!」とキレて、会場を笑わせます。守屋さんはかなりのスピードで投げているように見えますが、まだ5割くらいとのことで、再びメンバーはビックリです。
次はタックル体験。ここはやはり稲田が登場です。稲田は「パスのときやっとけばよかった...」と本音をポロリ。ボールを持って、守屋さんを抜けばOKと説明されますが、その途端ステージから逃亡、会場が笑いに包まれます。あきらめてステージに戻り、守谷さんに向かいますが、しっかりタックルを決められました。「軽トラにぶつかったみたい」と稲田。しかし、これは2割、3割ほどの力だったと守屋さんが説明します。
ここからはラグビーのC級レフェリーの資格を持つ市川が『ラグビールールクイズ』を出題。市川の動きを見て、それが何を示しているかをメンバーが答えることに。まずは初歩の初歩という"ノックオン"の動きから。会場の子どもに和田ちゃんが答えを聞くと「ボールを前に落とすこと」と見事に正解。会場から拍手が起こります。次の"ノットロールアウェイ"では、ステージに和田ちゃんと稲田が寝転んでルールを説明。最後の"オブストラクション"まで、わかりやすくラグビーのルールを伝えてくれました。
ここで最初のイベントは終了です。会場では来年開かれる『ラグビーワールドカップ2019™日本大会』にて、花園ラグビー場で戦うアメリカやイタリア、アルゼンチンなど7カ国の料理が食べられるフードフェスタも開催。ピザやステーキ、ソーセージなどのグルメメニューに詰めかけた人たちが舌鼓を打っていました。
さらにラグビーボールターゲットやスクラムマシーン、100cmダッシュといったラグビー体験ができるエリアも展開。こちらも子どもから大人までたくさんの人が体験を行っていたほか、各国のラグビー事情の紹介やユニフォームが展示されているPRブースにも多くの来場者が集まっていました。
続いて2回目のイベントがスタートです。1回目と同じく女と男、アインシュタイン、トット、守屋さんが登場。まずは2015年大会について振り返ります。歴史的勝利として記憶されている日本vs南アフリカについて、終了間際にキックではなくスクラムを選択してトライまでいったことが印象的と守屋さん。実際に試合を見ていても勝てると思っていなかったそう。「準備が結果にうまく結びついたと思う」と振り返ります。そしてその選択をしたのが選手で、監督の指示は違っていたというエピソードも明かしました。
ここからは来年花園ラグビー場で行われる4試合について、見どころを語ります。まず9月22日(日)のイタリアvsナミビアから。市川がナミビアの人口は大阪市と同じくらいと説明。守屋さんはワールドカップの開幕戦であるということが注目ポイントと話し、イタリアの方が格上と解説してくれました。それから、ラグビーは国籍主義じゃなく、その国で3年間プレイしたら代表になれる、ただ一度代表になるとほかの国の代表にはなれないことなども説明。さらに和田ちゃんの注目選手が神戸製鋼の中島イシレリ選手ということも発表。人気格闘ゲームのキャラみたいで、向かうところ敵なしっていう感じがいいと話しました。
2試合目は9月28日(土)のアルゼンチンvsトンガ。トンガの場所の説明のあと、オーストラリアの東にあると市川。人口は10万人くらいと少ないものの、ラクビーは国技であり、かなり強いとのこと。守屋さんは、2015年にも同じ対戦があって、アルゼンチンが勝ったことを話し、アルゼンチンが格上と解説。しかし、トンガもパワフルなラグビーをすること、そして日本でプレイしている選手が多いので、ちょっとホームな感じもあると思うと話しました。さらに市川が、トンガは女性の平均身長が170センチ、男性の足のサイズが平均30センチとプチ情報を伝えると、全員「すごーい!」と驚いていました。
続いては、10月3日(木)に行われるジョージアvsフィジーについて。これもジョージアの位置から解説がスタート。市川がジョージア出身の有名人が日本にいると話し、「それは大関栃ノ心!」と叫ぶと同時にBGMが止まるという奇跡もありつつ、守屋さんはジョージアは世界最強のスクラムと言われていること、対するフィジーはフィジアンマジックと言われていて、予想できないトリッキーな動きをすることを説明、「好対照のチームである」と話しました。
10月13日(日)はアメリカvsトンガの一戦。アメリカのランキングが現在15位と市川。去年からプロリーグができてラグビー人口が増えていると話し、次回、次々回の大会では優勝候補になるのでは、と予想します。守屋さんは、一説によるとアメリカは競技人口が世界2位で150万人ほどいるという話しもある、と補足しました。そして「これもいい勝負だと思う」と言いつつも、アメリカが強くなっているので、行きそうな気もすると話しました。
最後にこれから行われる日本代表vs世界選抜戦について。守屋さんは、今日選ばれている選手はトップリーグでいいパフォーマンスをした選手であることを説明し、「日本代表がどれくらいやれるか、その戦いを見たい」と力を込めました。そして、注目している選手は?という質問に、私情が入りますがと断ってから「個人的に注目している選手は、今日フッカーで出る庭井選手」と明かし、「大学の後輩で、キヤノンでも後輩なので注目してます」と話しました。市川は9月19日から観戦チケットの一般抽選販売がスタートしていること、公式チケットサイトにアクセスし、ログインして希望チケットを申し込むという方法を告知。さらに今日の試合には超満員の2万人のお客さんが来ていること、試合終了後にもステージでイベントが行われることを伝えました。
試合は開始前後から雨が降り始め、波乱の予感が漂います。激闘の末、日本代表は28対31で惜敗。選手たちの熱いプレイに観客は大声援を送りました。試合終了後は、雨の強まったステージにメンバーが再び集合し、観戦の感想をコメントしました。初めて生で見たという桑原は熱気が冷めやらないとTシャツで登場、プレイに感動したと話します。河合はめっちゃ楽しかったとコメント。多田もやっぱり生で見るのは楽しいと笑顔。稲田も久しぶりに興奮するものを見せていただいたと続けます。和田ちゃんは「後ろに座っていたおじさんがこんな雨すぐ止むよと言っていたのに...」と恨み節。全員からおじさんのせいじゃない!とツッコまれていました。最後は市川がこれからもよしもとは『ラグビーワールドカップ2019™日本大会』を盛り上げていくと伝え、イベントは終了しました。
【女と男】【アインシュタイン】【トット】【守屋篤】