よしもとロボットプログラミング特別教室 for SDGs開催
11月10日(土)、東京・メディコムセンターにて「サイエンスアゴラ2018」が開催され、子供たちがソフトバンク・ロボティクスの人型ロボット「Pepper」を使ってよしもと芸人と一緒に楽しくプログラミングを学びながら、SDGsについても考えるワークショップ「よしもとロボットプログラミング特別教室 for SDGs」が行われました。
MCにグランジ・遠山、授業サポートにランバンプス・小林、SDGs講師にランバンプス・寺内、そしてプログラミング講師によしもとロボット研究所の山本泰之が出演。1時間目「プログラミングを学ぼう」、2時間目「SDGsって何?」、3時間目「SDGs×プログラミング」と3時間の授業を行い、最終的に子供たちが作ったプログラミングで、「Pepper」を動かしました。
1時間目は山本がプログラミングとはどういうことなのかを子供たちに説明し、「Pepper」にクイズを出題させる方法をレクチャー。「僕のお父さんの年齢は? A:47歳 B:38歳」など、身近な出来事からクイズを作り、「Pepper」に話させるまでを実践しました。
2時間目は寺内から"SDGs"とは何かを講義。教員免許を持つ寺内は、身近な例を使って子供たちにもわかりやすい言葉で説明します。SDGsが今から12年後も続けられる目標のことを表していると伝えると、「12年後どんな世界になって欲しい?」と子供たちに質問。「家が全部からくり屋敷になっていて欲しい」「一人一台ロボットが持てる世界」など、夢のある答えが出ます。続いて、自分ではなく総理大臣や、海外の子供など、別の人の立場になっておなじ質問を考えてみようと提案。「魚の気持ちになって、人が魚を取らなくなって、魚の病気もなくなり、海を汚染されなくなって欲しい」というものもあれば、「芸人の気持ちになって、もっとお金がもうかり、すべらず、みんな笑ってもらえる世界」などの答えもあり、思わず小林が「それは俺らが何とかするんだよ」言い、寺内も「10年後じゃなくて、今も思っている」とツッコミを入れるような場面もありました。
3時間目はいよいよこの日の集大成。SDGsの考え方を用いてクイズを作り、それを「Pepper」に話させます。プログラミングの作り方を早くもマスターした子供たちは、声の高さや速さを調整したり、効果音をつけたりなど工夫を凝らしたクイズを作成。「僕はいならい服をどうしたでしょう? A:捨てた B:リサイクルショップに売った」という問題では、不正解のAとすると「捨てちゃ意味ないでしょう」と、ツッコミ入りの回答も。寺内も「素晴らしい、面白いですね」と驚き、山本も「すごい!」と褒める出来のものが多数できました。
最後は全員で記念撮影もし、子供たちにとっては楽しくプログラミングを覚えながら、SDGsの考え方にも触れられる3時間となりました。
【ランバンプス】