「第8回大阪マラソン」前に、きむかつコーチから学ぶ! サバンナ八木、なかやまきんに君らによる愉快なマラソン講座を開催
11月23日(金)・24日(土)の2日間、インテックス大阪にて開催中の「大阪マラソンEXPO2018」。期間中、25日(日)に行われる「第8回大阪マラソン」出場ランナーのみなさんがゼッケンを受け取りに来場されます。そのにぎやかな会場内のステージで、11月23日(金)によしもと芸人たちと楽しく学ぶマラソン講座が行われました。
14:15からスタートした「よしもと芸人と一緒に学ぼう! 速く走るためのランニング講座」では、ザ・健康ボーイズのサバンナ八木となかやまきんに君、「ふるさとアスリート」の"きむかつコーチ"こと木村克己が登壇しました。
MCを担当するネイビーズアフロからまずステージに呼び込まれたのは、ザ・健康ボーイズ。ランニング姿のふたりは、集まった大勢のお客さんに「う〜ヘルシー」と元気よく挨拶をして、視線を集めます。早速、八木は「大阪マラソンが明後日行われるということを地球の裏側に届けたい」と得意ギャグに取り掛かりますが、きんに君が「ブラジルの人に聞こえますか、やってくださいよ」とネタバレで妨害。くじけずにやり切った後、八木は「ギャグが1000個あるんですからね。あと999個ありますから!」と、"自分ドリブル""世界で一番細いグー"など持ちギャグを連発し、来場者の頬をゆるませます。
ギャグ披露後、やや冷静な反応を周囲から浴びた八木は反逆とばかりに「マラソンやっている方はわかると思うんですけどね、こういうのは見せかけの筋肉!」ときんに君を挑発し、筋肉クイズバトルがスタート。それぞれが持つ筋肉知識・エピソードを交互に出題し合い、ステージ上で火花を散らします。「あと2分続きますよ」と八木が宣言するほど終わりの見えない戦いがようやく終了し、思案顔の皆川が「甲乙つけ難いですね」とうなり、結果はドローとなりました。
ここで"きむかつコーチ"こと木村克己がステージへ。「かなり鍛えられてますね」(八木)、「仕上がってますね」(きんに君)と、トライアスロン歴18年のきむかつコーチの脚の筋肉に注目するザ・健康ボーイズのふたり。早速、ランニング講座スタートです。
普段から大阪城周辺でもランニングをし、ホノルル、京都、大阪と7〜8回フルマラソン出場経験がある八木から「初マラソンの方が制限時間内で走るには」と質問が。きむかつコーチは「がんばって走り続けない」ときっぱり。「限界になる前に"歩き"を入れる」ことが完走のコツだと伝授してくれました。この他には、練習時に長距離コースを定期的に入れる、前日には消化時間の掛かる食べ物を避けて余分なエネルギー消費をしない、周囲にニコニコ対応できるレベルのランニングペースをキープするといった、ランナーは改めて心に留めておきたい情報も教えてくれました。
もっと聞きたいと八木が、「大阪マラソンの攻略ポイント」指南をきむかつコーチにリクエスト。するとコーチは、「エイドまでは食べる余裕を持って」走るようにとアドバイス。さらに、残り約10km手前の32.5km 地点に設置されている給食ポイント「まいどエイド」までが、「コースの前半」と言います。その地点まで、余力を持って走行スピードのペース配分をするのが良いと説いていました。
また、ゴール前には大きな坂がありランナーのペースも気力も落ち込みがち。そこできむかつコーチは「歩幅を伸ばしながら歩くとストレッチになるので、その後また走りやすくなる」とペースダウンの打開策をアドバイスしました。
次に、ランニングの基本姿勢を学びます。きむかつコーチは、「姿勢を高くしておくと、感覚的に楽」とランニングの動きを"串カツ"に例えわかりやすく解説してくれます。ネイビーズアフロや八木がなるほどと納得する横で、きんに君が「プリンセス天功さんみたいな感じですよね、ちょっと引っ張られて空中に浮いてる」と独自の目線で習得しようと試みます。きむかつコーチから「足をあまり前に出そうとしない、真下に」「肩をリラックスして、腕ではなく肘をスムーズに動かす」など細かな点まで丁寧に説明を受け、みんなで実践。マラソン本番直前に、ランナーのためになる内容が伝えられました。
最後に出演者のサイン色紙、"ブラジルの人聞こえますか"バッグプレゼントのじゃんけん大会が行われ、終始にぎやかな講座となりました。
16:30から「よしもと芸人と一緒に学ぼう! 第8回大阪マラソン魅力講座」が行われました。MCはスマイルが務め、南海キャンディーズしずちゃん、なかやまきんに君、きむかつコーチと共に大阪マラソンの魅力を語り合いました。
登場するなり瀬戸からランニング姿をイジられたきんに君は、「みなさんの思っている3倍以上寒いです!」と素直な気持ちを吐露し、思わずお客さんたちも大笑い。「ボクシングは辞めたけど、走ることだけは続けている」というしずちゃんは、ランニング中に撮影現場に遭遇し、「おじさん見切れている!」と注意された切ないエピソードで場内の笑いを誘っていました
続いて、トライアスロン選手で、オリンピックランナーのトレーニングや、これまでに4000人の一般ランナーを指導してきたというきむかつコーチがステージへ。「走る前に必ずやっている」エクササイズが披露されました。「筋肉を付けつつも柔軟性も出す。若返りにもいい」ということで、集まったお客さんみんなで実践することに。脚を前後に広げ膝が90度になるようにし、お尻をグッと下ろします。身体を上下に軽くバウンドさせると、「こういうの何て言うっけ?」と、ある場所を指すきんに君。「筋肉?」の答えを出演者から引き出すと、「筋肉っていうのにすごく効く!」と得意満面で返し、みんなを笑わせていました。
過去、麒麟・田村、石田靖、西川忠男のサポートで大阪マラソンに3回出場しているきむかつコーチ。「大阪マラソンのすごい点」を瀬戸から聞かれ、一つ目に沿道からの応援の熱さを上げました。「自分の周りにだけ集中しすぎずに、絡んだ方がいい」と声援がチカラになると話します。過去に出場経験のある瀬戸も「スターになった気持ちになります」とテンション上げとして後押ししてもらえる材料だと同意していました。さらに、「パワーもらえますんで」ときむかつコーチがプッシュすると、フレーズに反応したきんに君が「パワー!」と大絶叫。ちょっぴり、会話のペースを乱していました。
大阪市内をめぐるコースで景色が常に変わるので飽きない点を挙げた後、32.5km の給食地点「まいどエイド」に触れます。大阪名物・たこ焼きなど30種類ほどが用意されているのだそう。そのエイドで「食べられるほどのペース配分が重要」とランニングのアドバイスを挟みつつ、大阪ならではのマラソンの魅力を推していました。しかし、「このコースも今年で最後」と残念そうなコーチ。来年度からは、大阪城がスタート/ゴール地点になるのだそう。加えて、今年ラストのコースを味わってほしいとPRしました。
ラストで出演者のサイン色紙プレゼントのじゃんけん大会を実施。こちらの回も、愉快にマラソンを学ぶ講座となりました。
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