子どもたちと芸人・アスリートが熱戦を展開!『チャレンジふくしま県民運動 よしもと×ふくしま みんなでチャレンジ大運動会in泉崎村農業者トレーニングセンター』
11月17日(土)、福島県の泉崎村で『チャレンジふくしま県民運動 よしもと×ふくしま みんなでチャレンジ大運動会in泉崎村農業者トレーニングセンター』が開催されました。
福島県では、健康のために何かにチャレンジしていこう! という、「チャレンジふくしま県民運動」がスタートしています。また、福島県と吉本興業は 東日本大震災からの復興と地域活性化を図るため、包括連携協定を結んでおり、よしもとでは東北初の情報発信施設「福島よしもと」を中心に、笑いやエンターテインメントの力で福島の復興と県民の皆さんの健康づくりの後押しをしています。この「みんなでチャレンジ大運動会」は、それらの活動の一環として開催されました。
という次長課長(河本準一・井上聡)のMCでイベントはスタート。
よしもとのお笑い芸人とトップアスリートに続き、内堀雅雄知事と久保木正大村長が200人の小学生の大きな拍手に迎えられて登場しました。内堀知事が「この素晴らしいメンバーと一緒に体を思いっきり動かして、笑顔で元気になってほしいと思います」と力強く挨拶し、続いて久保木村長は「今日は多くの方に来ていただいてありまがとうございます。みなさんもこれから芸人を目指して...」と挨拶して会場の笑いと芸人一同からの突っ込みを誘います。
会場がリラックスした雰囲気に包まれた後は、地元の小学生とレギュラー(松本康太・西川晃啓)が代表として「チーム全員で一致団結して正々堂々と戦い、福島県の皆さんに笑いと元気を届けることを誓います!」と、元気いっぱいに選手宣誓を行いました。
アスリートなどにパフォーマンストレーニングやランニングトレーニングを指導している塙翔太さんによる準備体操の後は、チーム決め&レクリエーション。爆弾ゲームの「ボンバーエッグ」をしながら『ハイキングチーム』(ハイキングウォーキング:鈴木Q太郎・松田洋昌)、『ライオンチーム』(大西ライオン)、『レギュラーチーム』(レギュラー)、『三瓶チーム』(三瓶・塙翔太)、『ジョイマンチーム』(高木晋哉・池谷和志)、『きんに君チーム』(なかやまきんに君・平山相太)、『安村チーム』(とにかく明るい安村・寺田克也)、『BKBチーム』(バイク川崎バイク・辻善光)の8チームを作り、「ハンカチ落とし」や「指キャッチ」でチームの結束を高めました。
そしていよいよ運動会午前の部がスタート。この運動会は、1種目ごとに1位から8位まで順位に応じたポイントがチームに加算され、全競技終了後に最もポイントの高いチームが総合優勝となります。さらに応援を頑張ったチームには応援ポイントが与えられます。
最初の種目は、2人1組で行う「デカパンリレー」。デカパンを履き、スタートラインからコーンを回り戻って来て、次の走者2人にデカパンをリレーしていきます。デカパンを素早く履いて疾走する子どもたちの姿に「速い!速い!」と次長課長の井上も興奮気味に実況。
予選1位と2位のチームが決勝に進出し、決勝では大接戦の末に、自転車の元サイクルロードレーサーの辻善光選手がアンカーを務めた『BKBチーム』が優勝しました。
続いては、14名の小学生と、アスリートor芸人から1人が参加して行う「ミッション綱引き」。
綱を持った小学生10人でスタートし、残りのメンバーは対戦ごとに用意される芸人のネタを真似するミッションをクリアしてから綱引きに参加していきます。ちなみにくじ引きで選ばれたミッションは「みんなでレギュラー西川と気絶」「みんなで全裸ポーズ」「みんなで心配ないさ~」「みんなで三瓶です」「みんなでナナナナー」など。芸人のアドバイスを受けながらミッションと綱引きに挑む姿に会場からは「がんばれー!」の声援が響きます。
そしてここで、遅刻してしまったなかやまきんに君が到着。「途中参加ですのでチームのためにも一生懸命やりたいと思います」と、キャラクターをどこかに忘れてきたかのような殊勝な挨拶で綱引きに参加しました。
そのなかやまきんに君が大奮闘。これまでチームの結束を高めてきたアテネオリンピックサッカー日本代表・平山相太選手に代わってこの種目にすべて出場し、チームを優勝に導きました。
午前中最後の種目は「友情リレー」の予選。小学生14人が走り、アンカーはアスリートか芸人が務めます。
この種目で驚異的な走りを見せたのが、安村チームの寺田克也選手。400mを専門としていた元陸上のスプリンターだけあって、とんでもな速さで2位を走るジョイマンの池谷を僅差まで追い詰めます。際どいところで池谷が逃げ切り、『ジョイマンチーム』は決勝に進出しました。
午前の競技が終了後は、塙翔太さんによる、「自宅でできる簡単トレーニング講座」が行われました。観覧席の皆さんや中継MCとして活躍してきた『ペンぎんナッツ』(いなのこうすけ・中村陽介)の2人も参加して、体幹トレーニングをはじめとする多彩なメニューに挑戦していました。
午後の部は「借り人競走」からスタート。各チーム小学生4人とアスリート・芸人1人で、お題に合う人を観覧席から探してきます。
制限時間5分以内に、最もお題に合う人を連れてきたチームに得点が与えられます。出たお題は「握力が一番強そうな人」、「何人連れてきてもいいので合計で100歳になる人」など。直感と運が左右されるゲームだけに、会場が一体となって盛り上がりました。勝利チームが混在する中、総合優勝の行方は分からなくなってきました。
続いての競技は『熱血ドッヂビー』。トーナメント戦で行われるドッヂボールのフリスビー版です。制限時間は3分。1分経過ごとにディスクが1枚追加され、最終的には3枚のディスクが飛び交います。
独自ルールとして一旦外野に出たら、復活なし。審判を務める次長課長の河本・井上の2人が贔屓のジャッジを絡めながら試合を盛り上げました。ディスクが前から後ろから飛んでくるという乱戦で優勝を果たしたのは、『ライオンチーム』でした。
競技もいよいよ終盤です。続いて行われたのは「友情リレー」5位から8位の決定戦。『レギュラーチーム』、『ライオンチーム』、『安村チーム』、『ハイキングチーム』で順位を競いました。アンカーは2週といルールで健闘を見せて5位に入ったのが『ライオンチーム』。
8位は『ハイキングチーム』で、全競技8位というまさかの結果です。「応援で頑張ってます!」と鈴木Q太郎。チーム一丸で「エーッサ エッサエッサ アゲアゲホイホイ!」を披露しますが、次長課長・河本から「失格!」のダメ出し。そして本日のメインイベント「友情リレー」決勝へと進みます。
決勝には『ジョイマンチーム』、『きんに君チーム』、『BKBチーム』、『三瓶チーム』が出場。子どもたちのリレーは接戦が続きますが、ジワジワとリードを広げた『BKBチーム』の辻善光選手がスパートをかけて余裕のゴール。見事優勝を飾りました。
全種目が終了して表彰式。頑張ったみんなに会場から温かい拍手が送られ、総合順位が発表されました。優勝は競技と応援でポイントを獲得した『ライオンチーム』。2位には競技ポイントで1位だった『きんに君チーム』、3位には「ブンブン」の持ちネタを子どもたちに何とか浸透させ、その結束で後半から追い上げを見せたバイク川崎バイク率いる『BKBチーム』が入りました。
運動会を締めくくったのは、平山相太選手から子供たちへのメッセージ。「熱い勝負が繰り広げられた中、みんなが笑顔になって楽しそうに運動してくれていたので、すごい自分たちも楽しくできました。これからも楽しいことをいっぱいして、自分を好きになってください」と話してくれました。最後は出場選手一同で記念撮影。子どもたちはもちろん、芸人・アスリートともに熱くなり、そして笑いと元気に包まれた運動会が終了しました。