前回王者・濱田祐太郎、トレエン・たかしからネタ作りを頼まれるも即拒否! 『「R-1ぐらんぷり2019」やります会見』
11月30日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『「R-1ぐらんぷり2019」やります会見』が開催され、ゆりやんレトリィバァ、紺野ぶるま、河邑ミク、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、霜降り明星(せいや、粗品)、しゅんしゅんクリニックP、トレンディエンジェル・たかし、ジャッキーちゃん、レイザーラモンRG、前回王者の濱田祐太郎が登壇しました(以下、敬称略)。
ひとり芸日本一を決める大会として、2002年から毎年開催を継続し、次回で17回目を数える『R-1ぐらんぷり』。
今回の会見では、エントリーを表明した芸人が意気込みを語ったほか、新ルールでアマチュアの出場は不可となり、アマチュア限定の『R-1アマチュア動画ぐらんぷり2019』の初開催も発表されました。
まずは、MCのはりけ~んずが登壇し、「僕らもMCは17年目です」と大会の歴史を振り返る前田が、今日の楽屋は女性芸人も含め「風俗の待合場所みたい(笑)」と例え、笑いを誘います。
続いて、前回『R-1ぐらんぷり2018』で優勝した濱田祐太郎が、『ワイドなショー』に出演した際のエピソードなどを混じえた漫談を披露しました。
トロフィー返還後、はりけ~んずとのトークでは、西村ヒロチョと一緒に行った学園祭で出会った手話通訳とのエピソードを語ったほか、『R-1ぐらんぷり2019』へのエントリーはせず、「次は『R-1ぐらんぷり』の審査員として呼んでもらえるくらいの活躍をしたい」と目標を掲げ、見えないと審査ができないネタに関しては「この間の大会みたく、隣の紺野ぶるまさんにつぶやいてもらいながら(笑)」といった目論見も。
そして、会見にかけつけた10名の芸人が登壇。
まず、4年連続決勝進出しているゆりやんは、マイクを上下逆に持つという初っ端からボケまくりで、同期の濱田に対しては「目、見えてますよね? ちょっと痩せたとか言うてきたし、舞台上コケた人がいた時、一番最初に笑ってた」といった疑いをかけ、「週刊誌には黙っていてください!」と濱田が懇願する掛け合いを披露しました。
続く紺野ぶるまは、以前はボートレース場での営業が多かったものの、『R-1』ファイナリストになってからはショッピングモールでの営業も入るようになったと報告し、得意の"ちんこなぞかけ"では、せいやが胸に装着しているベルとのコラボも実現。
前回大会で話題となった得点経過を濱田に伝えるシーンについては「乳首の色を聞いていただけです」と言い張り、紺野のネタを「めっちゃ微妙でした」と低評価した濱田への仕返しとして、「打ち上げでちんこ触ってやりました(笑)」と振り返りました。
河邑ミクは、上京後にテレビカメラの大きさに驚いたそうで、男性のお笑いファンには「ネタをちゃんと見ていただきたいですね」「結局、顔ばっかり見ている」との発言も。
これに、ゆりやんが「まったく同じ意見です」と同調して爆笑となりました。
チョコプラ・長田は、前回決勝進出していますが、小道具ネタで勝ち進んだため、同じく小道具ネタで逆転負けを喫した「『キングオブコント』ではえらい目にあいました」と吐露。
一方の松尾は、前々回のIKKOネタが「死ぬほどすべった」影響で、前回はエントリーしなかったそうですが、はりけ~んず・新井から「(IKKOネタを)封印するのか?」と問われると、「封印しません!」と宣言します。
前回、コンビで決勝進出という快挙を達成した霜降り明星。
敗者復活を勝ち上がったせいやが、リハーサルもないまま急遽ステージに上がり、「プシュー!」という炭酸ガスの演出にビックリしたそうです。
続く、しゅんしゅんクリニックPは、前回が2回戦どまりだったこともあり、目標を『ヘイヘイドクター』に乗せて、「3回戦」と発表。
また、普段は薄毛治療の診察もしているというしゅんPですが、隣のたかしの頭部は「無理でシュ」と非情な宣告をします。
そのたかしは、前回、準決勝まで進出し、そこでも手応えがあったそうですが、その場にいたせいや曰く「ウケてなかったです」とバッサリ。
さらにたかしは、前回はルシファー吉岡にネタ作りを頼んだとのことで、今回、濱田にネタ作りをお願いしようとしますが、「ゴーストライターは絶対アカン!」と濱田から即座に拒否されました。
ジャッキーちゃんも前回、2回戦どまりで、今回の会見出演に戸惑いつつも「拳が痛いジャッキー・チェン」を披露して、観覧客からの歓声も浴びると、トリを務めたRGは、「アルロス・ゴーンです。フランスのアルアルノーからやってきました」と、今日の深夜3時に思いついたという新キャラに扮しつつ、随所で自動車ネタやブルゾンちえみのパロディをするなど、やりたい放題でした。
フォトセッションを挟み、前回大会からのルール変更の説明へ。
アマチュア限定となる『R-1ぐらんぷりアマチュア動画ぐらんぷり2019』のルール説明では、アキラ100%、じゅんいちダビッドソン、ハリウッドザコシショウという歴代チャンピオン3名がVTR出演し、笑いを誘いました。
質疑応答では、「優勝したら何をしたい?」「優勝賞金500万円の使いみちは?」という『めざましテレビ』からの質問に、「『めざましテレビ』に出たいです。"ココ調"に」(河邑)、「息子が産まれたので、3mくらいの柵を。全部チタンで」(長田)、「病院作ります」(しゅんP)、「ミニバン買う」(RG)といった思い思いの回答が。
『M-1グランプリ2015』王者のたかしは、スマホゲームへの課金に触れつつ、「スポンサーさんに使うということです」と宣言しました。
なお、『R-1ぐらんぷり2019』は、12月29日から東京・新宿シアターブラッツでの1回戦を皮切りに、東京、大阪で予選が開催され、決勝は来年春に、カンテレ、フジテレビ系全国ネット生放送。
『R-1アマチュア動画ぐらんぷり2019』の応募要項も合わせて、詳細、最新情報は、公式サイトでご確認ください。
【ゆりやんレトリィバァ】【チョコレートプラネット】【霜降り明星】【しゅんしゅんクリニックP】【トレンディエンジェル】【たかし】【レイザーラモンRG】【濱田祐太郎】【はりけ~んず】