シュールでコミカルなコントの連続に爆笑必至のシソンヌライブ[モノクロ]沖縄公演
12月2日(日)、よしもと沖縄花月にて、シソンヌライブ[モノクロ]沖縄公演が開催されました。全国47都道府県行脚を目標に掲げた本公演は、照明は地明かりのみで、衣裳の着替えなしのお手軽なライブです。
満席で立見も出るほど盛況の中、いきなりのコント披露からスタート。冒頭で披露したのは本屋のコント。店員に扮した長谷川のもとへ、お客としてじろう演じるご婦人が登場。登場いきなり過呼吸で倒れこむ展開を見せると、お客様もドッと大爆笑。その後は、じろうが繰り広げるボケの連続に、長谷川も店員として丁寧な突っ込みで応戦。2人の絶妙なやり取りに、何度も大きな笑いが起こりました。
2本目のコントは、新入社員の海外研修出発前の空港が舞台。長谷川演じる馴れ馴れしい新入社員が、顔だけは知っているけどまだ話したことがないじろう演じる新入社員を見つけて話しかけるという設定です。人見知りが激しいじろうと、友達になろうと奮闘する長谷川の悪戦苦闘ぶりに、ここでも場内からは割れんばかりの笑い声が響いていました。
そして次のシーンでは、搭乗した飛行機が墜落してしまい、生存者が2人だけになってしまったという、何とも悲しいシチュエーションで笑いを届けます。そんな極限状態でも人見知りで挙動不審な動きと返答を繰り広げるじろうに、客席も大笑いです。
コントのシチュエーションを含め、シュールで独特な笑いの連続に、会場に詰め掛けたお客様も大満足の表情と満面の笑みで、2人が繰り広げる世界観を堪能している様子でした。
勢いのある笑いを続ける中、次に披露したのはカラオケ店でのひとコマ。カラオケの操作方法が分からないと語るじろうに対し、ここでも長谷川が操作方法をあの手この手で伝えるというドタバタな展開を見せます。
最後に披露したのは、マイホームを建てた同僚の家に遊びに来たとうシチュエーションのコント。長谷川が建てた新築の家に遊びに来たじろう。2人で語り合っていると、そこへ子供が帰ってきたというシーンが展開されます。実際にはステージに子供がいるわけではありませんが、エアの子供に向かい、じろうが腰を低くして「こんにちは、本当のパパです」と挨拶すると、ドッと大きな笑いが。
そして、子供相手に大人気ない質問を矢継ぎ早にまくし立てるシーンを繰り広げると、ここでも大爆笑をさらっていました。まるで本当に小さな子供を相手にしているかのようなシーンの連続に、お客様も関心しながらも大笑いしている様子でした。
すべてのコントが終了後、再び2人が登場すると、場内からは大きな拍手が起こり、これまで披露されたコントへの賞賛を送っているようでした。長谷川は「久しぶりの沖縄ライブでしたが、立見の方まで入っていただいてありがとうございます」と語り、感謝を述べました。そしてじろうは「ボケればボケるほど笑ってくれてありがとうございます」と語り、感謝の気持ちを表していました。そしてステージ終了後は、DVDを予約していただいたお客様との記念撮影などを行い、爆笑をさらった今回のイベントが幕を閉じました。
【シソンヌ】