ジェットゥーゾも参加しての道頓堀プロレスの太陽塔仮面選手、キャプテン・アメムラ選手、菅沼修選手からダイレクトに教える「親子でプロレス教室」を開催!
よしもとが笑いで教えるスポーツ教室「よしスポ」では、スポーツで地域活性に寄与する「ふるさとアスリート制度」に登録しているスポーツ選手と芸人とがタッグを組んで、笑いを交えながらスポーツの楽しさやその魅力を伝えています。12月16日(日)には平野区画整理記念館で道頓堀プロレスの現役選手が教える「親子でプロレス教室」が行われ、道頓堀プロレスの太陽塔仮面選手、キャプテン・アメムラ選手、菅沼修選手が講師となり、研修生が補助となってのプロレスの基本的な動きをレクチャー。参加芸人はジェットゥーゾ。参加者と一緒にプロレスを楽しみました。
まずは準備運動から。「プロレスの関節技はゆっくりやるとストレッチにもなります」といって見本を示した後、ジェットゥーゾ・渡辺にコブラツイストを仕掛けるキャプテン・アメムラ選手。のっけから「イタタタタ!」という渡辺の悲鳴が教室に響き渡りました。首のストレッチや「ライオン」というプロレス流の腕立て伏せ、足のスクワットと続け、大人の参加者は早くもお疲れ気味。子どもたちの元気な声が対照的でした。最後は体育座りをし、両足を浮かせて真っ直ぐ伸ばす腹筋を。苦しそうな表情をするジェットゥーゾ・福田とは反対に、涼し気な表情の渡辺、「まだまだイケるな」と呟いていました。
まずはマット運動から。前転では「不得意な人は自分のおへそを見て、ゆっくり回ってください。得意な人は前転をしたときに両ひざを抱えるようにしたら、すっと立ち上げることができます」とキャプテン・アメムラ選手。その教え通り、すっと立ち上がった渡辺ですが、福田は起き上がりこぼしのように。「教え方が下手ちゃうかな~?」とキャプテン・アメムラ選手を挑発する。福田。「あとで覚えとけよ!」と一触即発の雰囲気!? 教室内はそんなやり取りに賑やな笑い声に包まれました。
そのほか、後転、胴体を使かって横に回る動き、「脇しめ」というほふく前進のように腕を使って前進する動きを習得。なかなか前に進まない福田は、「誰か後ろで僕のことを引っ張ってませんか⁉」と疑心暗鬼に。4つのマット運動が終わった時点で「疲れた~」とぐったりでした。一方、勘のよい渡辺。格闘技をやっていたのか?とキャプテン・アメムラ選手に問われると「柔道をやっていました」とのこと、一同納得した様子でした。
側転にも挑戦。キャプテン・アメムラ選手が「横に回るのではなく、前に手を着くようにするとこと。できるだけ思いっきり前に行くとキレイにできます」とコツを伝えます。女性の参加者も果敢に挑戦、キレイなフォームに感心の声が上がりました。大仰に構える福田、そのポーズが歌舞伎のようだと盛り上がりました。
続いてはプロレスの受け身を。渡辺は柔道の受け身が出てしまい、混乱気味。福田は手取り足取り教えてもらってマスター。後ろ受け身も教わったところで簡単なゲームへ。お尻にタオルを挟み、相手のタオルを取った人が勝ちという「しっぽ取り」を。組手から始まり、マットの上はさながらリングのように。ジェットゥーゾもコンビで取り合い。へっぴり腰の福田に積極的に仕掛ける渡辺、笑いも交えながら盛り上げました。太陽塔仮面選手とキャプテン・アメムラ選手は子どもたちを相手に本気モード(!?)、菅沼選手は大人の男性と白熱の取り組みで沸かせました。渡辺も太陽塔仮面選手に挑戦。福田とは異なり、全く歯が立ちません。「隙がない!」と嘆き節を。福田もキャプテン・アメムラ選手に挑んだものの、瞬殺。腕を掴まれ「痛い!痛い!」と絶叫していました。
最後は相撲を。マットの外に出すか、倒したら勝ちというルールで進めました。福田は菅沼選手と対戦を。ここでもまたプレスラーの本気モードにけんもほろろ。一人のお子さんはそんな福田を指名して対戦を。一方的な押し相撲でお子さんの勝利。子ども軍団対太陽塔仮面選手の取り組みになぜか福田も巻き込まれ、福田だけ真っ先に押し出されるという一幕もありました。
実演を終えてのトークでは、道頓堀プロレスの皆さん、普段のトレーニング量やプロレスに向いている人の特徴、それぞれプロレスを始めたきっかけなど、様々な質問を投げかけました。プロレスを始めたきっかけでは、「テレビでプロレスを見て、タイガーマスクに憧れて」と太陽塔仮面選手。菅沼選手も「初代タイガーマスクや、長州力さんを見て」。キャプテン・アメムラ選手は学校の先生にプロレス観戦に連れていってもらい、はまったそう。道頓堀プロレスではプロレス教室も開催しており、今では教室出身の研修生がデビューを飾るようになったそうです。また、「レスラーの中で誰が練習しますか?」という質問では、「ビリーケン・キッド選手」とキャプテン・アメムラ選手。「鉄人と言われるほど、ケガをしません。いつでも練習に来ます」。太陽塔仮面選手は「試合前のウォーミングアップなどでいうと、マグニチュード岸和田選手。ものすごい速さでものすごい数のスクワットをされています」と回答しました。なお、それぞれのウォーミングアップを尋ねると、「僕はイメトレ」と菅沼選手、笑いを誘いました。
そんな菅沼選手はお酒の話でも盛り上がりました。「酔うと研修生をヘッドロックで締めに行くのを直してほしいです」と道頓堀プロレスのプロレス教室出身でプロデビューを果たした菊池悠斗選手。当のご本人は「全然覚えてない」そうです。また、試合中に起きたケガも話題の上り、驚きの声も上がりました。そんな中でも「皆さんが声援を送ってくれるから頑張ることができる」と太陽塔仮面選手。今回のよしスポ・プロレス教室の参加者にはファンの姿もあり、その言葉に温かい拍手を送られていました。
最後に選手のお三方にメッセージをいただきました。「来年も、ケガなくきちんとプロレスをしていきたいと思います。笑いも取って皆さんを笑顔にしたいです!」と太陽塔仮面選手。キャプテン・アメムラ選手は「今日はしんどかったかもしれませんが、楽しんでもらって、いい思い出になったらうれしいです。よかったら道頓堀プロレスの試合も観に来てもらって、かっこいい僕たちをみてほしいです!」。菅沼選手も「皆さんに楽しんでいただける試合をしていきたい」と語り、笑顔で「親子でプロレス教室」を締めました。
【ジェットゥーゾ】【キャプテン・アメムラ】【太陽塔仮面】