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2018年12月 8日 (土)

チュートリアル・徳井、主演作で「5回泣きました」!! 映画『鯉のはなシアター』初日舞台挨拶

12月8日(土)、東京 シネ・リーブル池袋にて映画『鯉のはなシアター~広島カープの珠玉秘話を映像化したシネドラマ〜』の初日舞台挨拶が開催され、チュートリアル・徳井義実、矢作穂香さん、小越勇輝さん、北別府学さん、原作者の桝本壮志さん、時川英之監督が登壇しました。
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広島ホームテレビで放送中の『鯉のはなシアター』から誕生した小説『鯉のはなシアター』が原作となっている本作は、「万策が尽きた」と諦めている広島の商店街に現れた謎の男・徳澤(徳井)が、東京から故郷の広島へ戻ってきた奥崎愛実(矢作)の祖父が経営する映画館の復興案を、カープの昔話から出して、活気を取り戻していく物語です。
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上映終了後、登場した徳井が「観ていただいたということですが、楽しんでいただけましたでしょうか?」と客席へ話しかけると大きな拍手が起こります。
できあがった作品を、自宅で鑑賞したという徳井。「猫のミコライオとエルドレッドと(カープに在籍した選手の名前とあって、カープファンと思われる観客から、おぉ!という声が)3人で観ながら、5回泣いてしまいました」と話すと、「えっ、5回も?」と驚く桝本さん。主人公・徳澤の名前は同居している徳井とスピードワゴン・小沢一敬さんから名付けたことを明かします。
「徳井さんが(自分についての)コメントで『野球は神様みたいですけど、台詞は今ひとつだった』と言われていたので、だいぶ前にもらっていたDVDを昨日観ました」と話す北別府さんは、徳井に「学さん! もうちょっと早く観られたでしょ?」とツッコまれながらも「なかなかよかったんじゃないか」と笑いました。
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大の鯉党として知られる徳井は演技について訊かれて、「カープという球団は特殊で、ファンの方がただ熱いだけでない。思い入れがほかの球団よりも深いというか一風変わったものなので、中途半端に演じると"なんやねん、こいつ"と思われてしまう。だから、客観的に観てもおかしくないようにちゃんと演じました」とコメント。矢作さんに「テレビで以前から観ていたけれど、一緒にお芝居できると思ってなかったので新鮮。ちょっとドキドキしました」と言われると、「ドキドキって、それは好きっていうこと? 若いから共演者を好きになるんかなぁ」と冗談めいて呟きながら、マスコミへ向かって「書いといてくださいね」とお願い。矢作さんの「わぁ、どうしよう!」と困った表情を浮かべる様に笑いながら、「ごめんごめん! 若い子を困らせたらあかんな」と謝ります。
そんな矢作さん、役作りについては「カープのことも野球のことも知らなかったので、私でいいのかなと思っていた」と正直な思いを吐露。「けど、監督からカープのことを知っていく役だからそのままの矢作さんでいいって言ってもらえたので、安心して(現場に)飛び込めました」と語りました。
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広島弁を話す役どころの小越さんは、役作りのために広島の街を散策したんだとか。「原爆ドームや原爆資料館に行ったり、1人で呑み歩いて地元の人に声をかけてもらって一緒に飲んだりしました。そうしていくうちに、広島のことが大好きになっていきました」と目を輝かせます。
延泊してセ・リーグ優勝の瞬間にも立ち会ったそうで、「舞台挨拶当日がマジック(ナンバーが)1だったんですけど、負けてしまって。延泊してもう1試合観に行ったんですけど、また負けてしまってマジか!と。で、次の日も観られますよと言ってもらったので悩んだんですけどもう1日延泊して優勝の瞬間を観ました。そのあと街に出て、街の人に混じって優勝を喜びました」と回想。かけがえのない時間を堪能したようです。
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「変な作品を作ったら、広島の街を歩けない」という緊張感を持っていたと話す広島県出身の時川監督。「脚本の段階から思っていたのは、広島の人やファンに喜んでもらうのは当然で、広島と関係のない、野球も全然わからない女の子にも喜んでもらいたいということ。広島では14週目でまだ上映されてみますし、今日から東京での上映も始まる。嬉しく思います」と静かに喜びを口にしました。
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徳井が「カープファンはもちろん、穂香ちゃんや小越くんみたいに(この作品を観て)カープの、そして広島の魅力に気づいてもらえれば。ぜひSNS等で呟いたりしていただければと思います。エゴサーチしてチェックしてますので、ここにいるみなさんは発信していただければ!」と呼びかけた映画『鯉のはなシアター~広島カープの珠玉秘話を映像化したシネドラマ〜』は本日よりシネ・リーブル池袋にて上映中です。ぜひとも映画館でご覧ください!


【徳井義実】【チュートリアル】

映画『鯉のはなシアター~広島カープの珠玉秘話を映像化したシネドラマ〜』

監督・脚本・編集:時川英之
主演:徳井義実、矢作穂香
出演:小越勇輝、高尾六平、八嶋智人、松本裕見子、尾関高文、石本竜介、小沢一敬、緒方かな子、那波隆史、末武太、東ちづる
製作:2018「鯉のはなシアター 広島カープの珠玉秘話を映像化したシネドラマ」製作委員会
公式サイト: https://www.home-tv.co.jp/koibana/koibana-drama/