よしもと若手芸人のアート作品を100点以上展示販売する『OSAKA ART FES 2018@梅田 Hanshin』開催!
12月12日(水)から18日(火)までの間、阪神梅田本店で行われるのが『OSAKA ART FES 2018@梅田 Hanshin』です。阪神百貨店で30年以上続いている年末恒例の『歳末美術展』が『OSAKA ART FES』としてリニューアル。今年は約80名のよしもと若手芸人が"夢"をテーマに制作したキャンパスアート作品並びに私物カスタマイズ作品、計100点以上を展示・抽選販売します。芸人たちの作品は『よしもと漫才劇場 Presents YOSHIMOTOアート in 京都国際映画祭』でも展示されていて、来場者の「欲しいね!」投票で決定した上位20位以内がマグネット、5位以内は倉敷帆布製バッグとしてグッズ化。本フェスティバルでは販売も行われます。12月12日(水)の開催初日には特別企画として、アートコレクター兼京都国際映画祭アートプランナーであるおかけんたによるギャラリートークも開催されました。
8階催場へ登場したけんたは、まず今回の『OSAKA ART FES』について説明。「アートというものは見た方の心に残るもの」と話し、芸人がトークなどで笑いをとってもそれは形として残らない、でも今回は作品として初めて形として残ると力説。こういう活動をしながら、それが芸に活かせるようになればと願いを込め、「もう1つの才能を自分の分身としてお客さんに見てもらえる、それが一番だと思う」と話しました。
そして、今回は自分で値打ちをつけてくれということで、芸人に値段をつけてもらったと明かし、欲しい作品がある人は抽選で手に入れることができると説明。14日(金)午後6時30分からの途中経過の発表までは、どれくらいの人がその作品を欲しがっているのかわからないシステムとのこと。今回は3,000円からという安い価格なので平等にした方がいいということで、抽選という形をとったと話しました。さらにコミュニケーションツールとして作品を楽しんでもらいたい、とも。
実際に展示されている作品を見て回りつつ、トークは続行。先日M-1グランプリで優勝した霜降り明星の作品については「作品を見ると芸人なんだなとわかる」と解説。ゆりやんレトリィバァの作品は「最初(本人は)100万円と言っていた」と値段に関する裏話も披露。しかし「それでもいい、それが彼女の作品だから」と説明しました。さらにアインシュタイン・稲田の作品については「本人は全く気がついていないのに、こういう形で作品を作ったというのが驚き」と話し、すでにフォンタナに追いついていると絶賛。さらに稲田がデザインされたチョコレート「いなだまチョコ」についてもかわいいと高評価でした。
投票によりグッズ化されたトートバッグやマグネットの販売コーナーでは、1位を獲得した祇園・櫻井の作品について、作品としてキャッチーなことはもちろん、グッズにしてもいい、とこちらも大いに感心している様子。お客さん目線でどれを買いたいかという質問には、改めて稲田の作品を挙げ「フォンタナを知らないのにこんなことをしたという勇気に拍手」と称えました。トイレに飾りたいのは1日の反省ができるということで、霜降り明星・粗品の作品をピックアップ。そこから吉本芸人以外の展示作品にも足を運ぶなど、けんた自身も大いにこのイベントを楽しんでいました。
12月12日(水)午後5時からは、たいぞうによる『お絵かきワークショップ』を開催。さらに12月13日(木)午後5時からはアインシュタイン・稲田とMmeKIKI(マダムキキ)のコラボチョコ『いなだまチョコ』の先行発売会(1人3箱まで)&写真撮影の整理券(先着60名)を配布し、午後6時から7時の間に撮影会が行われます。どの芸人の作品が高い評価を得るのか、誰に何人の買い手がつくのか!? アートを身近に感じられること間違いなしの『OSAKA ART FES 2018@梅田 Hanshin』にぜひ足をお運びください!
【おかけんた】