『マシンガン大みそかマウス』を開催する天竺鼠・川原へインタビュー!!「やばいライブになりそうです!」
12月31日(月)、大阪・サンケイホールブリーゼにて、天竺鼠・川原克己によるライブ『マシンガン大みそかマウス』が開催されます。
本ライブは、川原が大阪時代にスタートさせたトークライブ。"変な人を呼ぶ"をコンセプトにゲスト1人を招いて行われる本ライブは現在、『マシンガンマウスプラス』とタイトルを新たにして東京・ヨシモト∞ホールにて不定期開催中となっています。
そんな『マシンガンマウス』が、大みそかに大阪へ再上陸。スーパーマラドーナ・田中一彦、藤崎マーケット・田崎佑一、アキナ・山名文和をゲストに迎えて行われる今回のライブでは一体どんなことが起こるのでしょうか。
よしもとニュースセンターでは、主催者である川原にインタビューを敢行! 今年12月29日から東京・有楽町マルイにて開催される個展『天竺鼠 川原克己 Maenomeri展~みなさんの前のめりを卵とじにします~』、来年1月に発売される絵本『ららら』についても伺いました。
(天竺鼠・川原克己)
* * * * * *
――早速、お話を伺えればと思いますが。
「あの、えーっと......なんのライブやろ?」
――大みそかに行う『マシンガン大みそかマウス』です。キャパが900強の会場でやるみたいですね。
「あぁ......すごくいっぱい......。えぇ......騙されたぁ......!」
――えっ!?
「その日、僕めっちゃ出るでしょ?(レイザーラモン)RGさんのあるあるカウントダウンライブの前に、僕のライブがあって、そのもう1つ前はアキナと藤崎マーケットと僕ら3組のライブなんです。で、『マシンガン~』が終わったら、たぶん僕は祇園花月のカウントダウンライブに出ることになってるはずなんですよね。..................騙されたぁ~! 会社が一生懸命、大阪までの新幹線のもとを取ろうとしてるー!」
――(笑)。
「ネタだけとかだったらいいんですけど、3組のライブっていうことはずっと出ずっぱりでしょ? そのあとやから、ファンの方には申し訳ないですけど『マシンガン~』の頃には疲れ切ってると思います」
――まだ2公演目なので、体力があると信じています。『マシンガンマウス』は大阪にいた頃からずっとやっていたライブで、東京に来られてからも定期的に開催されてるんですよね。
「そうですね。最初はゲストを1人だけ呼んで2人でトークしてたんですけど、そこからタイトルが『マシンガンマウスプラス』になって。東京での2回目からずーーーっと出てもらっているジャルジャル の後藤さんがほぼレギュラーみたいになってます。最初は2回連続、3回連続っていう悪ノリから始まって。後藤さんも『もうええって!』みたいな感じやったんですけど、そこからやめられなくなりまして、後藤さんのスケジュールがいける日にライブを入れてますね。だから、後藤さんなしでの『マシンガン~』は久しぶりです」
――大阪での開催自体、久しぶりなんですよね。
「ロフトプラスワン WESTで『ほろ酔いマシンガンマウスプラス』っていうのをやってましたけど、確かに久しぶりですね。山名とセルライトスパ・大須賀と、ゲストとしてヒガシ逢ウサカ・今井が来て、坊主4人で飲みながら喋って。で、僕の坊主がみんなより伸びてたんで、公開坊主にしようってなってバリカンを持ってきてもらって、お客さんの中からくじを引いて当たった1人に刈ってもらおうとしたら、ちょうど美容師の人に当たって」
――すごい偶然(笑)。
「川原さんの髪切りたかったんですって言われて、お互いが願ったり叶ったりで手際よく、きれいな坊主にしてもらいました。もっと恐る恐るみたいな感じになって、ぐちゃぐちゃになることも考えてたんですけど、きれいに......。ハートつくってって言うたら、きれいなハートにもしてくれましたね。そのライブ、夕方くらいからやってて22時くらいには終わる予定だったんです。けど、もうちょっとやろう、もうちょっとやろうって伸ばして結局、夜中の1~2時くらいまでやりました。今回ももしかしたら、長引いてカウントダウンをしちゃうかも。RGさんを待たせてしまうことになるかもしれないですね」
――変な人をゲストに招くっていうのが、このライブのコンセプトなんですよね?
「基本、変な人と絡んで変な空気になって変な感じで終わるっていうのが、そもそものスタートで。普通にツッコミができはる人が来てくれたら、いっぱいツッコんでもらって、僕もいっぱいボケちゃって上手に終わるライブになるんでしょうけど、変な人を呼ぶと僕も自由にできないですからね」
――川原さんはそういう状況を楽しんでいるわけですね。今回のゲストは田中さん、田崎さん、山名さんですが。
「田崎はツッコミですけど、ボケもできる人なんで。田崎と山名は同期で、田崎はNSC大阪26期生の中でいちばんまともだと言われてたんですけど、実はいちばん頭がおかしいんですよ。前からロボット説があったくらいで、あいつはお客さんの前では上手に笑ってるから気づいてない人が多いと思うんですけど、腹の底から笑ってるのを見たことがない。目の奥が笑ってないところがあるなと、同期みんなでは話してたんです。そうしたら案の定、突然、結婚してましたって言い出して......。いや、彼女もいないって言ってたんですよ? 発表する前日にロケバスかなんかで、同期のかまいたち・濱家と話してたらしくて。田崎と濱家ってめちゃめちゃ仲よくて、プライベートのことでもなんでも今まで話し合ってきてたんですって。で、濱家が『どうなん、彼女は』って聞いたら『うん......おらんねんなぁ』みたいなことを言うてたのに、次の日、何年も付き合ってた彼女がいて結婚しましたって発表したんです。濱家は怖すぎて、2人で喋ってたときのあの嘘なんなん?って震え上がったらしいです。これ、しかもボケでやってるわけじゃないんですよ。濱家が『なんで言わんかったん?』って聞いたら、相手のことを考えてたからみたいな言い方をされたらしくて。奥さん、タレントさんなんかなっていう噂もあったんですけど、めちゃくちゃ一般の方やったんです」
――えぇ......かなり怖いですね。
「めちゃめちゃ怖いでしょ。未だになんで隠してたんかわかってないんで、サイコパスということで選ばせてもらいました。田中さんは本気でおかしい人ですからね。やばいライブになりそうです!」
――山名さんも変なんですか? 穏やかな方のように見えますが。
「あいつも上手にやってますけど本当は変なヤツなので、世には出てない変なところをバラしていきたいと思います。あいつが大阪に住んでるとき、寝てたらこれくらい(そら豆くらいの大きさ)の塊が1~2個、布団の中に落ちてて怖いって相談されて。ネズミが入り込んでんのかなって言うてたんですけど、いろいろと調べたら『俺の×××やってん』って。部屋まで行って、それを見せられました」
――(笑)。今回のライブでは、ゲスト3人それぞれとトークするんですか。
「まだ決めてないんですけど、今までの流れだと1人ずつ呼び込んで話して最後にみんなで喋ることになりそうです。あとは毎回、僕も含めてそれぞれがやりたいことをやるっていうコーナーをやってるんですけど、それはやろうかなと思ってます。やりたいことっていうのは僕と2人ででもいいですし、お客さんとでも1人ででもなんでもいいんです。普通の企画コーナーは散々やってきたし、お客さんも観てきたから、成功するかしないかはさておき、してみたいことをやってもらおうと思っていて。この前でいったら、後藤さんは自分が書いてきた歌詞のAメロをダイアン・西澤さん、Bメロを僕、サビの最初を西澤さん、最後を僕って別々にそれぞれメロディをつけて歌わせて、本番にそれを流してました。山名も田崎もそういうことはやったことがないと思うから楽しみですし、田中さんが何をするのかも楽しみです」
――お客さんが900人強入る、かなり大きな会場でやることについてはどうですか?
「おっきいっすね。......でもまぁ、無視感は出ますよね。900人がシーンってなる空気は結構、見どころではあるかもしれない。そう思うと、お客さんがたくさん来てくれるのが楽しみになりました」
――あと、大みそかに行われるライブということで、今年を振り返ってもらいたいなと思います。どんな1年でしたか?
「そうかぁ、もう年末ですね。僕はまだ七夕気分が抜けてない状態だから、1年経つって言われてもピンとこないですね。まだ七夕が昨日のことのように思えて、織姫さんと彦星さんは会えたのかなぁとかまだそういう気持ちなんですよね」
――七夕......(絶句)。川原さんにとって重要な行事なんですね。
「まぁ、そうですね。七夕がどうしても忘れられない。みんな、よく頭からすぐ抜けられるなって思います」
――意外とロマンチストですよね?
「あははは! そうっすねぇ。みんな、願いごとは叶ったかなぁとかずっと考えてます。だから、(このライブを行う)31日までに七夕気分が抜けていたらいいですね。ファンの人は心配してくれてると思うんですよ、七夕気分が抜けてないなって。だから、なんとか31日に七夕気分を忘れて、年始を迎えたいと思います」
――川原さん、12月29日(土)から東京・有楽町マルイでの個展、さらに来年の1月に初めての絵本『ららら』の発売も控えてるんですよね。
「そうです、そうです。東京の人は『マシンガンおおみそかマウス』に来るより、ぜひ個展に来てください。そこでは今、新しく描いている絵を何点かと、広い空間を僕がプロデュースしていろいろとやらせてもらいます。あと、コントの被り物みたいなものが多いので、1日1つどれかを被って写真を撮れるようにしたり、豪華なゲストを招いてイベントもやる予定です」
――絵本は?
「いつか絵本を出したいなと思っていて、昔、ブログに書き溜めてたんです。それを基本としたもので、10何個の物語がある短編絵本になっています。これは物語がメインで、絵は物語に合わせた描いてますね。絵本っていうと子供が楽しむものになるかもしれないですけど、大人が楽しめる話もあるんで手に取ってもらえたら嬉しいですね」
――絵や文章を創作することが表現として楽しいと。
「はい、楽しいですね。今、個展に向けて油絵を描き始めたんですけど、面白いですよ。ムンク展とかフェルメール展とかゴッホ展とか日本に来ている(画家の展覧会)が全部行きましたけど、しっかりとした絵でボケてる人はいないじゃないですか。(野性爆弾の)くっきーさんとか上手ですし、(キングコングの)西野さんとかもきれいな絵を描かれますけど、しっかりとした色使いの絵でボケたいなと思ってるので、そういうものを今いっぱい考えています。絵は絵で興味があるんで、個展ではしっかりとした絵で笑えるものを出すつもりです」
――いろんな活動ができるのが、芸人さんのいいところでもありますもんね。
「そうですね。昔、絵本を出したいってなったとき、出版社の人に誰向けのものですかって聞かれて。子供向けなら子供向け、大人向けなら大人向けにしてもらいたいって言われて、じゃあいいですって話自体がなくなったんです。それとは違うかもしれないですけど、ジャンルのよくわからないものを今後いろいろと作っていきたいですね」
【川原克己】【天竺鼠】
『マシンガン大みそかマウス』
日時:12月31日(日)開場18時30分/開演19時
出演:天竺鼠・川原
ゲスト:スーパーマラドーナ・田中、藤崎マーケット・田崎、アキナ・山名
会場:サンケイホールブリーゼ
チケット:前売2000円/当日2500円
チケットよしもと( http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!
『アキナ・天竺鼠・藤崎マーケットのこれをしないと年越せないライブ!』
日時:12月31日(日)開場15時30分/開演16時
出演:アキナ、天竺鼠、藤崎マーケット
会場:サンケイホールブリーゼ
チケット:前売3000円/当日3500円
チケットよしもと( http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!
個展『天竺鼠 川原克己 Maenomeri展~みなさんの前のめりを卵とじにします~』
日時:12月29日(土)~2019年1月14日(月・祝)11時~21時
※入場は閉場30分前まで
※日曜・祝日は10時30分~20時30分
※12月31日(月)は最終入場17時30分、閉場18時
※2019年1月1日(火・祝)は休館
会場:有楽町マルイ
入場料:500円/オリジナルグッズ付き1000円)
<トークイベント開催概要>
12月29日(土) 13:00~14:00 Maenomeri年越しカウントダウントーク もう中学生編
17:30~18:30 Maenomeri年越しカウントダウントーク 銀シャリ編
12月30日(日) 12:00~13:00 Maenomeri明けましておめでとうトーク バイク川崎バイク編
14:00~15:00 Maenomeri明けましておめでとうトーク ピース又吉編
1月9日(水) 19:00~20:00 川原克己の2020年をMaenomeri占いbyアポロン山崎
1月10日(木) 13:00~14:00 Maenomeriバレンタイントーク プラスマイナス編
17:30~18:30 Maenomeri 七夕トーク しずる編
1月14日(月・祝)13:00~14:00 Maenomeri川原克己誕生日パーティー マヂカルラブリー編
19:00~20:00 Maenomeri展最終日エンディングトーク フルーツポンチ編
チケットよしもと( http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!