トレンディエンジェル、ネルソンズ、やさしいズらがネタを披露!『ヨシモト∞ホール リニューアル記念ネタ祭り』
11月10日(土)、東京・ヨシモト∞ホールにて『ヨシモト∞ホール リニューアル記念ネタ祭り』が開催され、トレンディエンジェル、ネルソンズ、相席スタート、コロコロチキチキペッパーズ、ゆにばーす、インディアンス、やさしいズ、GAG、ラフレクラン、ラニーノーズ、見取り図、ジェラードンの全12組が出演し、ネタを披露しました。
この日、eスポーツイベントなどの開催を目的とした「ヨシモト∞ドーム」が渋谷BEAMビル7Fにグランドオープンしたことに合わせ、オープンから約12年半、長く愛され続けてきた若手芸人の登竜門「ヨシモト∞ホール」もこの度リニューアルすることに。
次代を担うスター芸人の発掘と育成の場として更にパワーアップするため、ステージやロビーのデザインが一新され、新しいヨシモト∞ホールとして生まれ変わりました。
リニューアル記念となる本ライブでは、まさに「次世代を担う」期待の芸人が勢ぞろいし、渾身のネタを披露しました。
MCのやわらから、リニューアル記念とあって「この日だけは全編撮影OKです」という説明があったため、お客さんは大喜び! しかしやわらは、撮影OKと伝えたにもかかわらず、あまり撮ってもらえないことに不満なようで、「あれ? 撮影OKですよ?」と、暗にお客さんに撮影することを催促し、笑いを誘っていました。
ネタ祭りのトップを飾ったのはトレンディエンジェル。痴漢の対策法を教えます、と提案する斎藤が、いろんなパターンの「あやしくない人」を演じていきますが......。下ネタの替え歌なども飛び出し、持ち前のスピーディーな漫才で楽しませていました。
続いて登場したのはネルソンズ。花火大会の事務局におじさんがやってくるのですが、何を言っているのかまったくわかりません。何度も聞き直していくうちに、朝から会場に行って、ブルーシートで場所取りをしていたが、その場所がわからずにテンパっている、ということがわかるのですが、すでに花火大会は終わっており......。和田の変なおじさんがハマり役で、終始爆笑のコントとなりました。
3組めは相席スタート。山添が、「カップルがケンカしそうなとき、ケンカにさせない方法を思いついた」と発表し、実際にシミュレーションしますが、あえなく失敗に終わります。すると、「いったん彼女の怒りをMAXにさせる作戦」や「相手より自分の方が怒ってます作戦」など、次々と作戦を繰り出す山添でしたが......。山﨑の怒りを止めることができない山添の姿が笑いを誘います。
4組めに登場したのはコロコロチキチキペッパーズ。付き合って1年のカップルが何やら深刻な別れ話をしており、「子どもができたけど、ひとりで育てる」という女(西野)に、「一緒に育てよう! 結婚しよう!」と男(ナダル)が言うのですが、実はこれは女の仕掛けたドッキリで......。このドッキリを皮切りに、次々と男を襲うドッキリの数々が観客を楽しませます。
続いてはゆにばーす。先日の遊園地ロケの際、「激ヤバブスカップル発見!」とツイートされたことに腹を立て、このような誤解をされないためにも遊園地ロケをシミュレーションしたいというはらに同意し、細心の注意を払ってロケのシミュレーションを行おうとする川瀬でしたが......。なぜかちょいちょい会話が「激ヤバブスカップル」風になってしまい、爆笑に次ぐ爆笑の漫才となりました。
6組目はインディアンス。撮影がOKということで、「(ネタ時間は)5分ありますけど、4分写真の時間にします」と田渕が宣言し、宣言通り(?)たっぷり時間をとっては中央・左右と順にポーズを決めていくインディアンスの2人に、お客さんもカメラを向け、存分に撮影します。撮影が終わったあとも、リニューアルしたステージやモニターを見続け、相方に注意される田渕。ネタより「リニューアル記念」に重点を置いて笑わせるという独自のスタイルを貫いたインディアンスでした。
7組目はやさしいズ。このところ、『キングオブコント2018』決勝に出場するなど、なにかと話題のコンビですが、この日は万引きした中学生とコンビニのバイト店員のコントを披露。万引きした中学生(佐伯)が控え室にいるところを見かけて、なぜか面接に来た人だとカン違いした店員(タイ)がトンチンカンな対応をとり......。独特な雰囲気のコントで会場を沸かせます。
続いてはGAG。付き合ってまだ2日目にもかかわらず、彼女(宮戸)の家にお呼ばれする彼氏(福井)。そこに元彼(坂本)が荷物を取りにやってくるのですが、元彼の見た目が自分にソックリなことに驚愕し、取り乱す彼氏に彼女は......。元彼の見た目があまりにも自分にソックリすぎて彼女を信じられなくなる男を坂本が好演し、ドロ沼の恋愛劇を爆笑コントに変えていました。
ラフレクランは「お客さんへの神対応」についての漫才を披露。お客さんにサインを求められた時の神対応をやってみますが、全然神対応ができないきょん。自分で「ヤバイね~!」と言い、笑わせますが、その後の対応もハッキリ言って気持ち悪く......。いろんな神対応のパターンをやろうとしては失敗するラフレクランの2人でした。
10組目はラニーノーズ。2人ともギターを持って漫才をする、独特な形態のコンビですが、この日は「遅刻してイライラした時のBGM」を披露しますが、それがなぜか「スーパーマリオブラザーズ」の音楽で......。他にもギターを使ってさまざまなシーンを再現するなど、ダブルギター漫談で観客を楽しませていました。
続いては見取り図。「ファンに声をかけられる」シミュレーションを始めようとしますが、シミュレーションにもかかわらず、人違いだったりキャッチの人だったりと、なかなか本当のファンに声をかけられない盛山。やっと本当のファンに話しかけられたと思ったのもつかの間、そのファンがしつこく......。飄々としたリリーに翻弄される盛山の姿が笑いを誘う漫才となりました。
トリを務めたのはジェラードン。夜のオフィスにたったひとり残った部長がいきなり脱ぎ出し、オフィス内を走り回るという奇行に出ますが、そこに帰ったはずの部下が戻ってきて......。まさかの展開続きに笑いが止まらないコントを披露しました。
全12組が爆笑ネタを披露した∞ホールでは、ステージデザインのみならず、新たにミニステージが設けられるなど、一新されたロビーの様子も楽しめます。以前にもまして楽しめる、居心地のいい空間となった∞ホールにぜひお立ち寄りください!
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