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2019年1月 1日 (火)

RGが平成最後の大晦日にザ・ぼんち おさむ、平和ラッパ・梅乃ハッパと生演奏をバックに「あるある」でカウントダウン!

「大晦日よしもとライブinブリーゼ~おもしろライブからカウントダウンまで~」と題し、『マシンガン大みそかマウス』、『アキナ・天竺鼠・藤崎マーケットのこれをしないと年越せないライブ!』で盛り上がった大晦日のサンケイホールブリーゼ。最後は、『RGがプロのミュージシャンをバックに今までの集大成的ベストな選曲で大迫力のあるあるを90分歌い続け ザ・ぼんち おさむ師匠が本格的なジャズを歌ってくれる会~ギタリストはラッパ・ハッパ師匠!~』で年越しの瞬間を迎え、大いに盛り上がりました。

 

ザ・ぼんち おさむ、平和ラッパ・梅乃ハッパという吉本が誇る大師匠とRGの共演、いつものカラオケではなく本格バンドによる生演奏、さらにカウントダウンライブとあって、あるあるライブの常連ファンも注目していたこのイベント。開演前、ベース、ギター、キーボード、ドラムと音楽ライブさながらにセッティングされているステージを見るだけでワクワクしてきます。

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まずはバンドメンバーが登場し、「あるある聞きたいかーい!」とRGがステージへ。おろしたてのモノマネだという話題の美勇士に扮し、ZIGGY「グロリア」にのせて、「偽息子」あるあるからスタート!生演奏をバックに歌うRGはいつにも増して気持ちよさそうです。「喋りなしでやるから!システムは後からわかってくるから!早くお題ください!」と説明はカットし、とにかく一曲でも多く演りたい様子(笑)。早速お題を募ります。

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イベントは、RGが会場からお題を募集し、即興で選曲。あるあるを聴かせたあと、お題を出してくれたお客さんにその場であるあるを書いた色紙プレゼントするという流れで行われます。

 

最初に選ばれたお客さんからのお題は「捕鯨」!選曲されたCCB「ロマンティックが止まらない」では、カラオケとはまるで違うキーボードサウンドが素晴らしく、歌詞とあるあるの内容がリンクする奇跡も。「いいお題ありがとう!」いきなりライブマジックが起こり、手拍子で大盛り上がり。このイベントの成功を予感させる幕開けです。

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お次はシンプルな「中華料理」あるあるをBOOWY「ONLY YOU」にのせて。客席のコール&レスポンスも完璧で、ギターソロも炸裂し、あるあるが鮮やかに決まりました。たっぷりと会場があったまったところで、「そろそろ師匠見たくない?あの超絶ギターテク見たくない?日本を代表するスーパーギタリスト2人!」とRGが呼び込むと、ギターをかかえた平和ラッパ・梅乃ハッパが登場。「キミかっこいいなあ!バンドええやん!」と梅乃ハッパに褒められると、「師匠もかっこいいですよー♪」満足気なRG。

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ここで、「RGはちょっと疲れているから休ませてやろう」と平和ラッパ・梅乃ハッパがギター漫才を。ハッパはエレキギターでベンチャーズ風、ラッパはアコギでフラメンコ風、さらに琴の音色を出したり、背中弾きを繰り出すなど変幻自在のギターテクを次々に披露。さすがの名人芸に会場も沸きます。そして、次からのお題は「わかる範囲で弾くから」と梅乃ハッパもユルっと演奏に参加。豪華なバンド編成にお客さんも大喜びです。

 

次のお題は、中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」にのせ、「新しいスニーカー」。RG得意のスニーカーあるあるとあって、秀逸なあるあるがいくつも飛び出します。「途中で笑ろてもて、ギター弾かれへん(笑)」と終始ノリノリで演奏するハッパの姿が印象的。中村あゆみのハスキーボイスを再現した歌唱により、「喉に負担がかかったから休みたい。誰か助けてほしい!おさむ師匠見たいか?」とRG。

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そこで、ジャズアレンジによる「恋のぼんちシート」を歌いながら、ザ・ぼんち おさむが現れると大歓声と手拍子が。年間20本以上のジャズライブを行っているというおさむ。ミュージシャンとしての貫禄たっぷりの歌唱で魅了します。最後クセが出て、"その人の名が~"言えない場面も大爆笑。

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おさむが一旦ハケると、お次は「V6」というリクエストが。V6に合うボン・ジョヴィ「イッツ・マイ・ライフ」を選曲しつつも、V6に詳しくないというRGは、客席に降り、V6ファンの人を探します。手が挙がったV6ファンのお客さんから見事なあるあるを耳打ちされ、「めっちゃいいあるあるくれたよ!」と歌にのせ披露。お客さんのお笑いレベルも高いのが、このイベントのすごさでもあります。

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ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」にのせて、「ホステス」あるあるを歌っていると、あっという間にカウントダウン15分前に!再びステージに平和ラッパも登場し、ギター漫才第2弾をたっぷり披露。師匠方のギター&コーラスという豪華すぎる演奏をバックにRGが細川たかし「北酒場」を熱唱する場面も。お客さんの「たかし」コールで気持ちよくなると当然、途中から細川たかしあるあるを言いたくなってしまいます。そこで、おさむも登場し、盛り上がっているとあっという間にのこり150秒に!「150秒でやれる曲ある?どうする!?」

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曲の途中であろうとおさむのギャグ「おさむちゃんでーす!」でカウントダウンをすると宣言するRG。年越しソングは、サザンオールスターズの「ホテルパシフィック」に決定し、1分前に選ばれたあるあるのお題はなんと「石破茂」!曲の途中で、カウントダウンの瞬間を迎えると、全力で「おさむちゃんでーす!」を叫び、2019年となりました。会場には、金テープが舞い、すぐに再開された「ホテルパシフィック」とともに、2019年の記念すべき初あるある「石破茂」あるあるを投下!生バンドならではのライブ感あふれるカウントダウンは、大盛り上がりとなりました。

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続いて、新年の1曲目は、おさむが「戦争が多いこの世界で、難しいことだけど普通が一番すばらしい」とメッセージをこめて歌いあげたルイ・アームストロングの「What a wonderful world」。「さっきクセを出していた人とは思えない」とRG。その心に染み入る歌声に会場にいるすべての人が酔いしれます。

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さらに「おさむ師匠あと一曲お願いします!」とRG。「血圧あがる!」と言いながらも、レイ・チャールズの誰もが知る名曲「Unchain my heart」をジョー・コッカーばりの渋すぎるしゃがれ声で熱唱。クセとジャズの融合というおさむにしかできないパフォーマンスと歌唱力に圧倒されます。

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終演まで残り20分ということで、時間がないと2つのお題を募集。「歯列矯正」「長崎」という脈略のない2つがリクエストされ、「うわー」と嘆きながらも受け入れるRGに、「なんでも(どんなお題でも)やるねんなぁ」と感心するハッパ。イーグルス「ホテルカリフォルニア」にのせ、長崎あるあるは実は2つあるということで、福山雅治さんに関する2つのあるあるで大爆笑となりました。

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いよいよ本当に時間がないということで、超絶シャウトからスタートしたディープ・パープル「HIGHWAY STAR」にのせ、「トイプードル」「2018」「和菓子」「雪見だいふく」と4つのお題を消化! あと5分しかないといいながらも、ギターソロやキーボードソロ中にさくさく色紙を書きつつ、ギターの早弾きを楽しむ余裕も。神業で4つのあるあるを連投します。

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最後は、サザンオールスターズ「TSUNAMI」1番のみとハウンドドック「フォルティッシモ」で終わることに。おさむ、ラッパ・ハッパもひとりずつお客さんを指名。「田村正和」「ピノコ」「黒猫」「花田優一」という難解なあるあるもパワフルな歌声でさらりとこなし、「師匠と若手で2019年も頑張りまーす!!」と大歓声と拍手の中、「いろいろなカウントダウンがある中、ここに来てくれてありがとう!」と感謝を述べるRG。感動的なエンディングとなりました。

 

アンコールを求める拍手が鳴りやまない会場。ステージにRGとバンドが登場し、「1曲だけやります」と最後は、BOOWYの「B.BLUE」で客席を練り歩きながら「サンケイホールブリーゼ」あるあるを。今日サンケイホールブリーゼに集まったお客さんなら誰もが共感しまくりの至極のあるあるが飛び出し、イベントは幕となりました。

 

「昭和・平成というふたつの元号を生きぬいた師匠に感謝と畏敬の念を込めて」というRGの熱い想いが平成最後のカウントダウンで実現したこのイベント。80~90年代中心の集大成的な選曲も楽しいものに。レジェンドたちの芸がRGのあるあると融合することによって、幅広い年齢層にも楽しめるエンターテインメントとなり、大成功となりました。師匠とのコラボ、今後のさらなる展開も楽しみです。

 

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