インパルス・堤下が主演! 島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭- 出品作品 地域発信型映画 綾瀬市/神奈川県【ルーツ】制作発表記者会見
1月15日(火)、神奈川・綾瀬市役所にて、島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭- 出品作品「あなたの街に"住みます"プロジェクト」地域発信型映画 綾瀬市/神奈川県【ルーツ】の囲み会見が開催され、インパルス・堤下敦、川村ゆきえさん、チャド・マレーン、ぱろぱろ・和田昭也、神奈川県住みます芸人のアホマイルド坂本、古塩政由綾瀬市長、渋谷悠監督、源田泰章プロデューサー、主催であるよしもとクリエイティブ・エージェンシーの覚野公一が登壇しました。
2019年4月に開催される「島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭-」のプログラムとして上映される 「地域発信型映画」の中の1作品である今作。
「地域発信型映画」とは、沖縄国際映画祭実行委員会の主幹事である吉本興業が2011年4月より開始している「あなたの街に"住みます"プロジェクト」の一環として、自分たちが住む街のさまざまな魅力を全国に伝え、地域をもっと元気にしたいという地元への熱い想いを具現化し、映画を通して実現する企画です。
今回、神奈川県綾瀬市を舞台に制作されるのは『ルーツ』という短編映画。日本語教室で外国人に日本語を教える比留川望(堤下敦)とその恋人・まりえ(川村ゆきえ)、アメリカ人のトミー(チャド・マレーン)の三者三様のルーツにまつわる物語が繰り広げられます。
MCのアホマイルド坂本より登壇者が紹介され、一言ずつ挨拶を述べていきます。
綾瀬市長・小塩氏は「これまでずっと、綾瀬オリジナルの映画を作りたいと思っていました。これを機会にさまざまなイベントで上映して、綾瀬市をどんどん発信していきたい」と意気込み、2月3日にはシンポジウムも開催予定であることを明かします。
脚本も担当した渋谷監督は、「地域の人たちにヒアリングさせていただいて、いろんなことをお聞きして」撮影の方向性を決めたことを話し、「最初から最後まで見ごたえがあると思います」と、撮影途中ながら手応えを感じていると話していました。
主演の堤下は役作りについて「自分なりに考えていって、さらに現場では監督とディスカッションしながら撮影に臨んでます。楽しくやらせてもらってます」と真剣な様子で答えます。また、「1年間この世界にいなかったので、今日は久々に明るい方のフラッシュを浴びたなと思っています」と話すと、すかさず坂本が「何があったんですか?」とツッコみ、笑いを誘う場面も。
芸人ばかりの映画撮影現場について聞かれた川村さんは「芸人さんはお芝居が上手なイメージがあって、間もすごくいい方が多いと思っているので、そこは盗ませていただきたいなと思っています」とニッコリ。撮影中のお昼も綾瀬市のみなさんが名物料理でもてなしてくれたことを明かし、「おいしかった! 現場の雰囲気もよかったです」と話します。
チャドは自分の番が来るなりなにやら早口の英語でしゃべりまくり、「何て言ってたんですか?」と聞かれると「おばあちゃんの膝の裏はおかきの匂いがします」とボケていました。
今回めでたくオーディションで役を勝ちとったぱろぱろ・和田は、自分が選ばれた理由を「顔と、普段漫才で片言で話すことをしてるんで、そこがよかったのではと思ってます」と分析すると、監督から「おおむね合ってます」との言葉が。さらに、「セリフもすごく多いので、もしかして僕が主役なんじゃないかと思ってます」と続けると、その言葉には「おおむね違います」とキッパリ答える監督に笑いが起こります。
また、源田プロデューサーは「"この街ならではの映画を"と思ったときに、外国人労働者の方が多いというところを生かした映画にしようと思いました」と、映画の題材の決め手を明かしていました。
横浜出身で、綾瀬市といえば「野球をやる場所というイメージ」だったと話す堤下ですが、「今回市民の方とお話しさせていただいたら、『東京の綾瀬と間違われるんです~』っていう話をもう6回ぐらい聞きました」と笑わせ、「今作をきっかけに、神奈川県の綾瀬市も有名になればいいなと思います」と抱負を語ります。
昨年10月の復帰から今までを振り返ってどう思うかと聞かれると、「反省をして自分を見つめ直す1年間でした。実家にいて、家族とも話をして。神奈川県で一緒に野球をやっていた後輩の言葉も大きくて、そんな、周りの人の支えもあって1歩前に進めたなと思っています」と神妙に明かす堤下。
神奈川県住みます芸人になった堤下は「力をくれた神奈川にお返しをできたらなという思い」で活動させてもらっていると話し、「今後、神奈川のためにどう活動していきたいですか?」と聞かれると、「そうですね、観光大使とかいいなと思いますけど......。今回、綾瀬市の市長と仲よくさせてもらったんで、可能性としては綾瀬氏がいちばん高いかも(笑)」と話します。
すると横で話を聞いていた市長が笑顔で「いいですね~!」と言ったため、「いいんですか? イメージ悪くなっちゃいますよ!?」と逆に驚いた様子の堤下でしたが、「綾瀬市も僕も、これから"変わっていく"という意味では同じですもんね」と納得したように話し、新たな一歩を踏み出す決意を改めて見せる堤下でした。
【インパルス】【堤下敦】【チャド・マレーン】【ぱろぱろ】【和田昭也】【アホマイルド坂本】