オリラジ・藤森が映画『七つの会議』で演技開眼!? バラエティでも終始しかめっつらに!
1月16日(水)、ザ・リッツ・カールトン東京にて、映画『七つの会議』完成報告記者会見が行われ、野村萬斎さん、香川照之さん、及川光博さん、音尾琢磨さん、オリエンタルラジオ・藤森慎吾、朝倉あきさん、吉田羊さん、世良公則さん、鹿賀丈史さん、北大路欣也さん、福澤克雄監督が登壇しました。
『七つの会議』は、『陸王』『下町ロケット』『オレたちバブル入行組』などの半沢直樹シリーズなどで知られる池井戸潤原作の同名小説を映画化したもの。ある中堅電機メーカーでのパワハラ事件を機に、巻き起こる波乱を描いた企業サスペンスです。
会見では、主演の野村さんが「本日はようこそお集まりくださいました。みなさん、会社員から役者の格好になってきらびやかで、心浮いております。本日はよろしくお願いします」と挨拶。続いて、香川さんが「野村萬斎さんはじめ、重厚な俳優の方々と一緒に芝居させていただいたことは私にとりましても財産になりました」と真摯にコメントする一方で、及川さんは「は~い、ミッチーで~す」とミッチー節でニッコリ。それに引っ張られたか、藤森も「どうもで~す、よろしくお願いしま~す」といつもの調子でチャラく一言。野村さんらも、そんな大胆な藤森の言葉に思わず笑ってしまいます。
「ギリギリまでどういうふうにいこうか悩んでたんですけど、やっぱりいつも通りいこうと思って」と共演者陣に言い訳しつつ、「新田役のオリエンタルラジオ・藤森でぇ~す。よろしくお願いしま~す」と改めてチャラさ全開で挨拶した藤森。「撮影以来、半年ぶりぐらいにみなさんにお会いしたんですけど、ものすごく緊張しています。正直、今日来たくなかったです」と会場を笑わせ、「それぐらい緊張してしまうキャストの皆さんに囲まれて、一生に一度あるかないかの貴重な経験をさせていただきました。精一杯、新田という"小物"役を演じさせていただきましたので、ぜひ楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします」とコメントしました。
重厚な作品の世界観とは裏腹に、音尾さんが「土屋太鳳さんにデレデレしてしまいました」と打ち明けるなど、出演者それぞれがユーモアを交えつつ撮影の裏話を披露。そんな中、「新田という役はクセが強くて作品のアクセントになっていましたね」と司会者から振られた藤森は、ベテラン陣との共演について「めちゃめちゃ緊張しますよ。狂言、落語、歌舞伎......いろんなジャンルのすごい方々が代表して来ているので、芸人の代表が僕でいいのかなと思いました」と謙遜します。
さらに、「監督から言われたのは"とにかく新田はイヤなヤツでいてくれ"ということでした」と、新田の役作りに関する秘話を。「普段バラエティのお仕事ではニコニコしていることが多いんですけど、(作品中では)ずっとしかめっつらでイヤな表情を作っていたので、撮影が進むにつれてちょっとずつその役が入ってきて。バラエティの現場でも"お前、機嫌悪いのか""人相悪いな"みたいなことを言われるぐらいに......」とエピソードを披露する藤森に、前列の香川さんが振り返って「『(王様の)ブランチ』でもニコリともしないじゃん」と茶々を入れます。
すると藤森は「マイク使ってください」と慌ててツッコみつつ、「『~ブランチ』でも"なんでそんな怖い顔してるんだ"って言われるぐらい映画の世界観に入れたのかなと、自分では思っております。貴重な体験でございました」とコメント。司会者から「では、『~ブランチ』でも(撮影中だった)去年の5月、6月ぐらいはちょっと?」と尋ねられると、「はい。すごくキリッとした顔で。女の子たちの楽しいVTRをずっとにらみつけながら見ていました」と冗談混じりに答えました。
締めの挨拶として、野村さんが「理屈はともかく役者の演技合戦を見てください。......格闘技ファンならご満足いただけますね?」と言いながらマイクを向けると、ボクシング好きとして知られる香川さんが「代表して満足いたします」と答えるなど二人の微笑ましいやりとりが繰り広げられ、藤森も笑顔に。映画への期待高まる和気藹々としたムードで、会見は幕を閉じました。
映画『七つの会議』は、2月1日(金)より全国公開されます。藤森の演技に、ぜひ注目ください!
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