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2019年2月 1日 (金)

佐藤太一郎がクラウドファンディング達成!子育て支援特別公演『グッド・コマーシャル』上演

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1月31日(木)、よしもと西梅田劇場で、佐藤太一郎企画その22 子育て支援特別公演『グッド・コマーシャル』が上演されました。

この公演は、吉本新喜劇の佐藤太一郎がプロデュースする「佐藤太一郎企画」が考案した、赤ちゃん連れのファミリーでも観劇できる親御さん向けの演劇公演。佐藤太一郎も2018年2月に第一子が生まれ、自身が父親となったことで、「演劇を観たくても赤ちゃんを預けることができず、観劇を断念している親御さんはたくさんいらっしゃるのでは」と実感し、上演を決めたといいます。

そこで、佐藤太一郎は吉本興業がプロデュースするクラウドファンディング「SILKHAT(シルクハット)」を活用し、子育て中のために観劇できない親御さんに向けて、気兼ねなく演劇を楽しんでもらえるプロデュース公演を提案。

目標金額を150万円に設定して支援を募ったところ、目標金額を大幅に上回る226万6000円を達成し、見事にプロジェクトが成立。無事に上演の運びとなりました。

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1月31日(木)の公演当日、上演前15:30に「本番当日スタッフ参加権」を得たボランティアスタッフの方々25名がよしもと西梅田劇場に集合。隣接のポストよしもとにて、劇場運営についての説明会が行われました。

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佐藤太一郎自身も登壇し「あいにくの雨ですが、温かい空間にしたいのでよろしくお願いします」とご挨拶しました。ボランティアスタッフの方々が担当するのは、お客様へのチケット受け渡しや誘導、客席の準備、ベビーカーのお預かり、チラシ配布など。

説明を受けた後、スタッフだとお客様が一目でわかるように劇場ハッピを羽織りました。さらに男性は柴犬の被り物、女性はウサギの被り物をかぶり、小さなお子様たちに配慮。

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劇場内外にも、小さなお子様や赤ちゃん、親御さんに配慮した提案が随所に盛り込まれました。

よしもと西梅田劇場は、吉本が運営する劇場の中で唯一「ベビールーム」が設置されており、広々とした空間で授乳やオムツ替えが可能。

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さらに、劇場入口には花王さんからご提供いただいたオムツ、そしてシンクタンク・シンクからのお菓子の差し入れがお客様に配られました。

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客席も、通常690席のところを、250席のみ販売。「子育て中の親御さんは、オムツやミルクなど荷物が多いと思うので、座席を広々と使っていただきたい」という思いから、お客様1人につき最低2席を確保しました。

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また、座席後方の3分の1は、お子様たちがぐずったり、離乳食や授乳する場合に利用できるスペースとして解放。劇場の外に行かなくても、あやしながら観劇できるように、という気配りも。

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さらに、小さいお子様や赤ちゃんに万が一のことがあった時に迅速に対応してくださる保育士さん、看護士さんもスタンバイ。

劇中、お子様連れの親御さんが移動しやすいように暗転はしないなど、佐藤太一郎の心遣いがあちこちに散りばめられた会場となりました。

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上演前、佐藤太一郎本人がアナウンスで「劇中に赤ちゃんや小さなお子様が泣いたり騒いだりすることがあるかもしれませんが、皆さん、温かく受け入れていただけますよう、よろしくお願いします」と呼びかけました。

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そんな温かいムードの中で始まったのは、西野亮廣(キングコング)作・佐藤太一郎演出による『グッド・コマーシャル』。ある理由から「苦しまずに死にたい」と思う男(佐藤太一郎)と立てこもり犯人(高井俊彦)、事件の交渉人(堤下敦)。

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この3人の意外な結びつきから、事件は思わぬ事態へと展開していくというジェットコースターストーリーです。上演時間約90分の間、座席後方の解放スペースでは、お子様をあやしながら観劇するお父さんやお母さん、ボランティアスタッフと遊ぶお子様、客席で大笑いするファミリーなど、日頃は子育てをがんばる親御さんたちも思う存分観劇できた様子でした。

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終了後、改めて佐藤太一郎、高井俊彦、堤下敦が舞台上でご挨拶。

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佐藤は、「今回は、広々と客席を使っていただくために、250席しかチケットを販売しませんでした。そこで、クラウドファンディングという形で400人以上の方々から大きなご支援をいただき、この公演を実現することができました」と感謝の言葉を口にすると、お客様から大きな拍手が。

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堤下は「去年の11月から復帰させていただき、いろんな仕事をやらせていただきましたが、吉本の劇場に立ったのはこれが初めてです」と劇場復帰を明かし、これに対しても大きな拍手! 「しかも、家族のための公演ということで」と言葉を続けようとしたところ、「オレ、離婚してるー! なんでオレを選んだ!?」と佐藤に訴え、佐藤は「キャスティングした時にはまだ結婚してたんです」と説明すると「そうだったー!」と頭をかかえる堤下。このやりとりにお客様は大笑いしていました。

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高井はセリフの多さに「こんなにしゃべる芝居と思わなかった。完全に声が飛びました」と苦笑いしつつ、高井自身が手がけている小さいお子様に向けた『子ども新喜劇』も「また良かったら観に来てください」とPRしました。

大成功に終わった佐藤太一郎企画その22子育て支援特別公演『グッド・コマーシャル』。これからも、これまでにない新しい企画を打ち出す「佐藤太一郎企画」にぜひご注目ください!

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【佐藤太一郎】【高井俊彦】【堤下敦】