第26回ワン・ワールド・フェスティバルに「草の根大使」ペナルティ登場!
今年で26回目を迎える、西日本最大級の国際交流イベントが、ワン・ワールド・フェスティバルです。今回のテーマは『持続可能な開発目標(SDGs)』の達成を目指す具体的な行動を取り上げること。2月2日(土)、カンテレ扇町スクエア1Fステージでは、『草の根大使』としてタイへと赴いたペナルティが『ペナルティが草の根無償を紹介します!』と題し、その内容、魅力などについて語りました。
まずは外務省国際協力局の方から、『草の根無償』について、正式名称が『草の根・人間と安全保障無償資金協力』であること、日本政府がODAの一貫として1989年から実施していることなどの説明が行われます。そのあとカンテレ扇町スクエアのステージにペナルティの2人が姿を現すと、会場は大きな拍手に包まれました。まずはヒデがスタッフの方のMCがぐだぐだとツッコむと会場からは笑いが起こります。そして全員が着ているTシャツは、この『草の根無償』のものであることを明かしました。続いて『草の根』が具体的にどのような支援を行っているか説明されます。草の根を『オ・モ・テ・ナ・シ』のように『ク・サ・ノ・ネ』と覚えれば覚えやすいという提案も行われました。
ヒデは、世界には学校へ行けない、病院で治療が受けられない、きれいな水を飲めないなど、人間らしい暮らしが当たり前でない地域があることに触れ、そこに本当に必要なものを届けるのが『草の根』であることを伝えます。さらにスタッフの方が『草の根』は、現地のNGOや地方公共団体などを通じて実施していること、これまで30年で3万件の支援実績があることなど、大きく4つの特徴があることを発表。
これを受けてワッキーは芸歴25年で、ちょうど昨日ギャグが3万個になったと明かし、最新のギャグをステージセンターで披露することになります。「『草の根大使』の歩き方をすれば、みんな草の根大使になれる!」と説明してから「草の根、草の根、1、2、1、2!」というギャグを見せますが、当然のように微妙な空気に。「もうちょっと笑ってほしかった」と悔しそうな表情を見せていました。次に草の根大使のミッション、使命について、ヒデが解説。タイへ行くことになった理由として、ワッキーがタイ語を少し話せることを明かすと、ワッキーも「現地では子どもたちに芸歴のなかで1番受けた」と胸を張りました。
続いては昨年8月に2人がタイを訪れた際のVTRが流されます。まずは前半から。パスポートやTシャツを受け取る出発前の姿から現地到着後に在タイ日本国大使館を訪問、『草の根』で立てた校舎で学ぶ子どもたちと、サッカーを通じて交流を深めるなど、充実した活動の様子が映し出されました。見終わった2人は、改めてタイでの出来事を思い出したようで、現地での食事や子どもたちの様子を振り返りました。後半のVTRはワッキーのフリからスタート。学校やパン製造所などに足を運び、ラストはタイの外務省を表敬訪問する様子も流されました。改めてヒデは、「現地に行って、住んでいる人の声を聞かないとわからないことがあるんだと思った」と話し、ワッキーは「タイと日本が親友になれるような活動ができたら」と今後の活動に期待を込めました。
さらに、現地で支援センターに行ったときは衝撃的だったとヒデ。子どもたちが船に乗ってずっと魚を取る仕事をさせられていることなどを話すと、「なんと言葉をかけていいかわからかった」とワッキーも振り返りました。最後にこのVTRは外務省のホームページで見られることを伝え、スタッフの方もSNSなどで拡散してくださいとアピール。2人は今日知った『草の根』のことを伝えてくれたら、と集まった大勢の観客にお願いしていました。
イベントもいよいよラスト。ヒデは「皆さんが自分のできることをやってみようかなという気持ちが草の根の第一歩、根っこがしっかりしていたら枯れることはない、支援の輪を広げていって、大きな花を咲かせたら」と抱負を語り、「活動がんばりますので、みなさんも少し考えていただけたら」と会場にアピール。それに対して、ギャグでシメるようヒデから無茶振りされたワッキーでしたが、3万1個目ができあがったようで、表情は自信満々。草の根ギャグと説明し、「草の〜根ッ!」と変顔でキメます。当然スベるかと思いきや、子どもの笑い声に救われるというラッキーもあり、大いに盛り上がったままイベントは終了しました。
ワン・ワールド・フェスティバルは明日2月3日(日)まで。北区区民センターとカンテレ扇町スクエア、扇町公園で様々な催しが行われています。ぜひ、足をお運びください!
【ペナルティ】