5upよしもとのメンバー総勢100組が出演するカウントダウンライブ『THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~』直前まで連載でお届けする出演者特別インタビュー。今回は、舞台ではメガネにスカーフが特徴的なパープーズの登場です!
――コンビ結成して1年3か月とのことですが、このタイミングでカウントダウンに出られると聞いて、どうでしたか?
楢原 え? 出演決まったの?
出井 今、初めて聞いたの?
楢原 今、初めて聞いた! すごいな! 出れんの?
出井 出れます、出れます。
楢原 あるのは知ってたけどな。
出井 最初に聞いた時は、僕たちは出られるのかな?と思いましたね。年末に仕事があるという幸せ。ありがたいですな。
楢原 もうテンションも上がる感じかな?
出井 上がりますね、もちろんね。
楢原 うれしい感じにもなるし、心も踊る感じにもなるしね?
出井 まあまあ、うれしいね、とりあえず。
――意気込みはどうですか?
楢原 カウントダウンライブ。ちゃんとカウントダウンしたいね。
出井 どういうこと?
楢原 カウントアップしないようにね!
出井 カウントアップしちゃダメだからね!
楢原 テンション上がってアップする可能性もあるから。テンションはアップしちゃうでしょ。
出井 そらそうだ。
楢原 でもカウントはダウンしないといけないというこの狭間。この狭間に耐え得るか。テンションをダウンしてカウントをアップしたらむちゃくちゃだよ。
出井 むちゃくちゃだよ。それは気を付けよう。年は越せないし、テンションは下がるし。
楢原 カウントはダウンする。
出井 テンションはアップする。まあ、カウントは俺たちと関係なくダウンしていくからね。
楢原 あ、そう?
出井 大丈夫大丈夫。
――そんなカウントダウンライブでやりたいことはありますか?
楢原 カウントダウンでやりたいことね~、「カウントダウンTV」ってどっかで言いたいね~!
出井 それは勝手に、こっそり、言ってたらいいじゃない。こっそり言ってたら大丈夫だよ、それは。
楢原 こっそりね。こっそり言いたい、どこかでは。あとは何したいかな~、めでたいですからね。しかも100組ぐらい出ますから。100組いたら何ができるかな?
出井 100組もすごいけど、お客さん1万人だからね!
楢原 1万人! か~、1万人か~。舞台と客席で1万200人いるんだね! 日本を変えたいね! 1万人のエネルギーで日本を変えたいよ、俺は。選挙があったけど、もう1回、解散したいね! 1万200人の意見をちゃんと聞いたのか!?って。
出井 お前ホント、あれだな。日本を見てるよね!
楢原 そう。結局俺、日本を幸せにするためにやってるから。
出井 そういうとこある!
楢原 日本が幸せになればそれでいいんですよ。
――出井さんは何かありますか?
出井 そうですね。僕らは首元にいつもスカーフを巻いているんですよ。舞台衣裳で。で、いまいち流行っていかないなっていうジレンマがあって。これだけ巻いているのに流行っていかないという悲しい気持ちがあるので、1万人ライブを機に、それこそ全国的に流行らせていこうと。
楢原 お! なるほど! お客さん全員に巻いてもらう!?
出井 そうそうそう。1万人全員、スカーフを用意してもらってね。誰が用意するかは知らないけど。皆さんで用意してもらって。1回巻いてもらったら、皆さんの中で何かがはじけると思う。
楢原 そ!
出井 それを僕は、やってみたいですね。
――じゃあ、「お客さんと一緒にやってみたいことは?」という質問を用意していたのですが、これですね。
出井 そうですね、先走っちゃいましたね。
楢原 フライングだよ、フライング。あとはそうだね、第九だね。1万人の第九をやりたい。
出井 第九を歌うってこと?
楢原 そうそうそう。これをやりたい。1万人はなかなか集まらないよ。これはぜひみんなで第九を歌いたい。面白いお兄さんたちが卒業するわけですから、やっぱり歌で送り出したい。
出井 卒業式の感じで?
楢原 そう!
出井 なるほどな~。俺はもう、アレかな? 1万人で拍手の練習をしたい。1万人が拍手の練習をしたらどうなるかな~って。
楢原 それはもう、前説だな!
――では、卒業メンバーから継承したいことはありますか?
出井 継承といえば…僕たち、さっきも言いましたけど、スカーフを巻いてるんですけど、これは僕たちが勝手に堺正章さんから継承してるんですよ。マチャアキと井上順さんみたいに、いつかなれたらなって。
楢原 僕がマチャアキで。
出井 僕が井上で。
楢原 隼之介の「隼」でね。僕は真樹でマチャアキ。いつかそうなればなって思いながらやってるんですよ。コンビを組んだ時に「俺はマチャアキになりたい」と打ち明けて。「じゃあ、俺は井上順だ」と。そんなふたりがコンビでやってますっていうね。いずれはマチャアキみたいな生活が夢だからね~。
出井 いいね~。
楢原 かくし芸なんかもしたいね、俺は
出井 かくし芸なんかあるの?
楢原 あるよ。全部隠してる! まだ隠してるから!
出井 俺には見せてくれてもいいんじゃない?
楢原 見たことないでしょ!?
出井 見たことない。
楢原 隠してるからっ! まだ隠してるからっ!
――じゃあ、このカウントダウンライブは絶好の晴れ舞台になるのでは?
楢原 そうなんですよ!
――いよいよ…。
楢原 そう! でもなぁ、まだ隠しとこっかな!
出井 見せろよ、お前、いつまで隠してんだ?
楢原 いや、出しちゃうとかくし芸じゃなくなるから。
出井 そりゃそうだ。
楢原 俺はかくし芸をやりたいから。
出井 いやいや、こういう場で出さないとずっと隠れっぱなしだから!
楢原 そうするとただの芸になっちゃうから。俺はかくし芸がやりたい。難しい! 矛盾、矛盾。
出井 何が矛盾だよ。
楢原 だから舞台の袖でやってるかもわからないですねぇ。
出井 何でお客さんに見せないんだよ。
楢原 トランプがちらっと飛んできたら、やってるなと。
出井 迷惑だよ、次の演者さんが。袖でそんなことをされたらね。まあ、かくし芸もできるんだったらやりたいですね。
楢原 お前、でも、隠している芸はないでしょ?
出井 ないですね。まったくない。かくし芸する前にマチャアキとわちゃわちゃしているのが井上順の見せ場ですから、そこですよね。わちゃわちゃするっていうね。白組なのに紅組の方に混じって「おい、お前紅組だろ!」のくだりとかね。ああいうのが井上順の真骨頂。
楢原 あれはやっとかないとね。ふたりのわちゃわちゃ。
――卒業メンバーの皆さんにカウントダウンでやってほしいことは?
楢原 いや~、もう、すべってほしいですね。
出井 見たことないもんね、確かに。
楢原 ねえ? 見たいですね。いつも笑いを取ってるからね。
出井 あと、デビュー当時のネタとかね、そんなん見てみたいね。
楢原 見たいですねえ、ネタは。
――では最後に、楽しみにされている読者の皆様にメッセージをください。
楢原 悩んでいるなら来いと。
出井 悩んでいるなら、パープーズから(チケットを)買ってくれと。
楢原 パープーズはどこでも行くという噂がありますから。フットワークと発言の軽さが売りなコンビですからね~。
出井 発言も軽いんだ。
楢原 軽い軽い、むちゃくちゃ軽いから。言っていただければぴゃっと行きますよ!
出井 近畿圏内ならどこでも行きますから。
楢原 行きます、行きます。
出井 ごめん。言っちゃったけど大丈夫?
楢原 行きますよ。三重も和歌山も。三重は近畿ですからね! ほしい方がいらっしゃるなら売りに行きますよ! 来てほしいんですよ、やっぱり。単純に見たいと、1万人という光景を。
出井 あと、年越しは人数が多い方がいいって言われてるから。で、毎年、同じような大晦日になってると思うんですよ、皆さん。「紅白」見てとか。
楢原 そう! 「紅白」は今年、さっちゃんは出ないから。
出井 さっちゃんって誰?
楢原 小林のさっちゃんね。
出井 そう呼んでんの?
楢原 うん。さっちゃんは出ないから。もう出ないとなったらこっち来るしかないでしょ。「紅白」でさっちゃんの衣裳は見たいけど、さっちゃんは出ないから。カウントダウンライブでパープーズの衣裳を見に来ないと。
出井 お! うまいこと言った…かな!?
【パープーズ】
楢原真樹(写真左/86年生まれ、大阪府出身。NSC28期生)と出井隼之介(写真右/87年生まれ、兵庫県出身。NSC29期生)が11年にコンビ結成。
<公演概要>
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~
日時:12月31日(月)大晦日 18:00開場/19:00開演/25:00終演予定
場所:大阪市中央体育館(大阪市港区田中3-1-40)
チケット販売方法:芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金:A席4000円(芸人からのお渡しチケットの場合は3000円)
出演:5upよしもと オールメンバー
※16歳未満は、成人保護者の往復時の同伴が必要です。
※16~20歳未満は、書面による保護者の参加承諾が必要です。
■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/