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ライブレポート

2013年1月 3日 (木)

【ライブレポート】なんばグランド花月、よしもと祇園花月、5upよしもとのカウントダウンレポート!

2012年12月31日、なんばグランド花月、よしもと祇園花月、5upよしもとでもカウントダウンイベントが行われました。各劇場とも、それぞれ趣向を凝らしたイベントで賑やかに2012年を見送り、2013年を迎えました。そこで、各劇場の模様をダイジェストにレポートします!

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まずは、なんばグランド花月から。2012年4月に100周年を迎え、リニューアルしたなんばグランド花月の大晦日を飾ったのは、『大晦日だよ!新喜劇deカウントダウン!!』でした。まずは、吉本新喜劇ならではの「楽屋トーク」を。“中田はじめ新恋人発覚!?”から、“桑原師匠が一年で3回も犬にかまれる”、“今別府の新モノマネ”など、新喜劇の楽屋を賑わせた“しょうもない出来事”を発表していきました。続いて、カウントダウン新喜劇『A HAPPY ぴゅー YEAR!』を上演。ここでは次世代を担う総勢47名の吉本新喜劇座員が大集結。「烏川開発主催カウントダウンパーティ会場」を舞台に、おなじみのドタバタコメディを繰り広げました。そして0時にはお客様と一緒にカウントダウン! 1月1日が誕生日でもある芸歴20周年を迎えた烏川耕一のお祝いに、また、“一年の計は元旦にあり”ということで、若手座員たちが普段は見せないレアなギャグを次々と披露し、会場を盛り上げました。エンディングトークでは、この日も元気に乳を振り乱す和子おばちゃんを演じた桑原和男が今年、喜寿を迎えるとご挨拶しました。1月からはオーディションに合格した新しいメンバーも加わりますますパワーアップする『吉本新喜劇』をぜひお楽しみください!


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続いて、“ぎおん三羽ガラス”によるカウントダウンイベントが行われたよしもと祇園花月での模様です。チュートリアル・徳井、ランディ―ズ・中川、すっちー(吉本新喜劇) によるカウントダウンイベント『ぎおん三羽ガラス~ゆくエロくるエロ~』が行なわれましたよしもと祇園花月。2011年のカウントダウンイベントも3人による、『ぎおん三羽ガラス』が行なわれましたが、今年のオープニングは、部屋着姿の3人がコタツでみかんを食べながらスタートするというもの。まったりしたムードの中で、どのみかんが甘いかを言い合う3人。やがて、ご近所の喫茶店コロラドさんから年越しそばの差し入れが届くと、夢中で年越しそばをすすり出します。さすがに「仕事やで!!」とすっちーがツッこみましたが、それでも寛ぎモードに変わりなく。テレビ番組『ビッグダディ』がおもしろかった話やキャンピングカーで旅行に行く計画など、終始和やかなムードでトークを展開。そんなオープニング・フリートークを終えると、続いてはコーナへ。1つ目は「2012年ヒット商品番付!」を。そのうち3人一致で大絶賛した人物が壇蜜さん。壇蜜さんのパネルを手に大興奮、文句なしの横綱番付でしたそして過去に行なわれた『ぎおん三羽ガラス』の名シーンを振り返る「もう一度見たい!ぎおん三羽ガラス」を。そして、特別ゲストのツジカオルコによる歌ネタと続きました。少女時代のヒット曲『Gee』の替え歌ネタを披露したツジの登場は、1年前の「紅白エロ歌合戦」以来でしたが、「やはりクオリティが高すぎる!」と3人からは太鼓判が押されました。いよいよ時はカウントダウン。“エロ三羽ガラス”らしく、48秒前から「四十八手カウントダウン」を。0時ピッタリの瞬間はツジカオルコが巨大クラッカーを鳴らし、チュートリアル・徳井、ランディ―ズ・中川、すっちーが「HAPPY NEW YEAR!!」と声を合わせ、新年を祝いました! そして最後は会場と一体となっての一本締めで終演となりました。


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最後は5upよしもとから。5upよしもとでは、『方正・八光の2012年総まくりカウントダウン withつぼみ』が開催されました。オープニングはMCの山崎邦正、月亭八光、桜 稲垣早希、よしもと発のガールズユニットのつぼみが登場。「このイベントはたくさんの芸人さんを招いて、2012年を一緒に振り返っていき、みなさんと一緒にカウントダウンの瞬間を迎えたいと思います」と稲垣。一方、2013年1月1日より月亭方正へと改名する山崎邦正は、「月亭方正になって新年1発目のギャグを披露します!!」と発表、場内は一気に盛り上がっりました。そしてゲストのシャンプーハット、ヤナギブソン、ミサイルマン、ロシアン生まれを舞台に招き、「オセロ中島 占い師に洗脳される?」「『ABCお笑い新人グランプリ』かまいたち優勝」など、2012年上半期の出来事を順にトーク形式で振り返りました。また、5月の話題に上がったつぼみの新曲『キミの元へ』を生で披露と、ライブでも盛り上がりました。下半期プレイバックでは、キングコング梶原、ダイアン、女と男、桂三四郎、月亭太遊も登場、上半期と同じく様々な話題を振り返り、場内を爆笑の渦に巻き込みました。お待ちかねカウントダウでは、年が明けた瞬間に「ポーーー!」と新年1発目のギャグを炸裂させた月亭方正。ですが、これには一同苦笑い…という結果に。続いて女と男・市川をカメラマンに舞台上で記念撮影。この時、月亭方正改名のお祝いにと明石家のんきさんが花束を持って壇上に。また、2013年の運勢を占ってもらうため服部宝観先生にもご登場。もっとも仕事運がよいのは月亭方正と相成りました。最後は月亭八光が「2013年も吉本興業をよろしくお願いします! ありがとうございました。」と締めくくり、新たな年をスタートさせました。

【桑原和男】【烏川耕一】【中田はじめ】【今別府直之】【チュートリアル】【徳井義実】【ランディーズ】【中川貴志】【すっちー】【ツジカオルコ】【月亭方正】【月亭八光】【桜 稲垣早希】【シャンプーハット】【ヤナギブソン】【ミサイルマン】【ロシアン生まれ】【キングコング】【梶原雄太】【ダイアン】【女と男】【桂三四郎】【月亭太遊】【つぼみ】

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2013年1月 1日 (火)

【ライブレポート】ハッピーアイランドカウントダウン2013×吉本興業創業100周年記念NON STYLE LIVE~横浜・八景島シーパラダイスをNON STYLEがジャックする!?~

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2012年12月31日から2013年1月1日にかけて、NON STYLEによるカウントダウンライブ『ハッピーアイランドカウントダウン2013×吉本興業創業100周年記念NON STYLE LIVE~横浜・八景島シーパラダイスをNON STYLEがジャックする!?~』が行われました。

2012年1月に、全国各地で毎月1回単独ライブを行う「カウントダウンまでのカウントダウンツアー」と、NON STYLEが一皮むけるためにやるべき12の試練を行うプロジェクト「NON STYLE 12」という2つの計画を発表したNON STYLE。その集大成となる今回のカウントダウンライブは、タイトル通り横浜・八景島シーパラダイスの特設会場にて開催されました。

真冬の野外ステージにも関わらず、会場には10,000人ものお客さんが集結。厳しい寒さの中で開演を待つお客さんを退屈させないよう、2人は影マイクでの“客イジリ”で開演前の客席を和ませます。

そして12月31日の午後10時30分、いよいよ開演!
NON STYLEの登場に、会場からは大歓声が巻き起こります。

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ステージに現れた2人の衣装は、いつものように石田が白シャツ&白ズボン、井上がタンクトップにジャケット姿。井上は「寒い中集まって頂きましてありがとうございます!でも、最初にこれだけは言っておきます。確実に我々が一番寒いです!(笑)」と、“寒さアピール”で笑いを誘います。一方の石田も「せっかくですから楽しんで帰ってくださいよ~!」とお客さんに呼びかけ、まずは漫才からスタート。ハイテンポなボケとツッコミの掛け合いに、会場は大きな笑いに包まれました。

続いて、オープニングVTRを挟んで行われたのが、“石田VS井上 大晦日借り人競争”。
出されたテーマに合ったお客さんを制限時間3分で客席から探しだし、よりテーマに合っている人を連れてきた方が勝ちという企画で、2人が自ら客席に降りて“借り人”を探しまわるため、NON STYLEとの至近距離でのふれあいにお客さんも大盛り上がり!

そんな中、「さてはこの人、NON STYLEのファンじゃないなという人」というテーマでは、何の打ち合わせもなしに2人とも小学生くらいの男の子を連れてくるという偶然が。さらに、それぞれの年齢を聞くとどちらの男の子も10歳ということが判明し、会場からは「おお~」という驚きの声が上がっていました。
結果、NON STYLEを目の前にしても終始無表情でガムを噛み続けていた石田側の男の子の勝利!

また、「遠くから来た人」というテーマでは、北海道釧路市から来た男性を連れてきた井上が、「AKB48の曲でキレキレのダンスができる人」というテーマでは、憑依したかのようなキレのあるダンスの男性を連れてきた石田が勝利し、2対1でこのコーナーは石田の勝ちということになりました。

そしてここで、昨年10月10日に行われた記者会見直前の楽屋の模様がVTRで流れます。
カウントダウンライブと石田の結婚、そして井上のトレードマークであるアシンメトリーな髪型の断髪式が発表されたこの記者会見。VTRには、会見30分前に「NON STYLE 12」の最後の試練が“井上の断髪式”であることを知らされ、「ええーいやですよぉ。愛着もわいてますし…切りたないよ」と納得がいかない様子の井上の姿が流れました。しかし、全国から一般公募したアイデアで一番多かったのが“井上の髪の毛を切る”だったこともあり、このカウントダウンライブで最後の試練として行うことが記者会見で発表されたのです。

ステージ上に「忌まわしき井上のアシンメトリーをこの世から葬りさるため…いや、NON STYLEが一皮むけるために本当にやっておくべきこと、それが井上の断髪式!」というナレーターの声が響き渡り、正装した黒タキシード姿の石田が登場。それに続いて、カットクロスを着用しててるてる坊主のような姿になった井上がステージへ。

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石田が「井上さん、今のお気持ちは?」と尋ねると、井上は「なんで僕が切らないといけないのか、まだちょっと納得いってない部分もありますね」と、不満げな様子。しかし、これに対して石田は「社員、芸人、お客さん一同切ってほしいという気持ちが集まった結果ですので」と一蹴し、断髪式を進行します。

断髪式では、煩悩の数にかけて108人が井上の髪の毛をカットすることになっており、まずは井上髪切りプレミアムシートのチケットを購入したお客さん107人が、美容師さんのサポートのもと順番に切っていくことに。「ちょっと悲しくなってきましたね…」とつぶやく井上でしたが、そんな井上の悲しみとは裏腹に、お客さんたちは楽しそうな表情を浮かべながらカットしていきます。

21人目以降のお客さんからは、ハサミを入れるたびにモニターでいろいろなことを紹介しながら断髪式を進めることに。「井上が『俺と同類』と言い張る有名人」では、玉木宏さんや成宮寛貴さんといったイケメンの名前が出てきて、会場から「ええー」という声があがったり、いろいろな芸人に描いてもらった「井上の似顔絵」では、相方である石田をはじめ、キングコング・西野や野性爆弾・川島、ケンドーコバヤシなどが描いた井上の顔がモニターに映し出されて笑いが起こったり…。

こうして107人のお客さんが井上の髪を切り終わり、カウントダウン約10分前、108人目として相方の石田が最後のハサミを入れる瞬間が訪れました。高枝バサミや植木用のハサミで切ろうとするというボケを入れつつ、石田が実際にハサミを井上の髪の毛に向けると、会場にドラムロールが響き渡ります。そして、ドラムロールが止まった瞬間、井上の右サイドを覆い隠していた前髪が、石田の手によってバッサリと切り落とされました。

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観客のみなさんからは「キャー」という悲鳴があがりましたが、アシンメトリーから生まれ変わった井上が客席へ顔を向けると、次々に「カッコいいー!」という反応が。スッキリとした表情の井上に、石田も「いいですよ、井上さん!」と絶賛します。

最初は断髪式を嫌がっていた井上も、「公募した『NON STYLE 12』のアイデアで一番多かったのが、僕が髪を切ることと聞いています。ファンの方があってのNON STYLEなので、みなさんのご要望に少しでも応えられたならよかったなと思います」と、さわやかな笑顔を見せていました。

そうこうしているうちに、いよいよカウントダウンが行われることに!
1組だけでカウントダウンをするのは初めてだという2人は、「カウントダウンってドキドキするね」と緊張とワクワクがないまぜになった表情でその瞬間を待ちます。

この日までに毎月、全国で単独ライブを行ってきたNON STYLEは、各地方の会場でお客さんに協力してもらい、数字をひと会場ずつカウントダウンしていく写真を撮影してきました。そんなツアーの結晶とも言える写真とともに、12秒前からカウントダウンを開始。そして13年を迎えた瞬間、ステージの後方から3000発の美しい花火があがり、会場の盛り上がりは最高潮に達しました。

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10分間にわたる花火の後、ダウンコートに着替えステージに現れた石田が、花火の間に髪の毛をセットし直した“ニュー井上”を呼び込みます。

美容師さんに髪の毛を整えてもらい、先ほどよりもさらに清々しい顔つきで舞台に登場した井上に、石田は「ちょっとお前、若返ったな?(笑)」と。「自分で見ても若なった」とまんざらでもない様子の井上からは、「やっと井上が本気になったということですね」と、年明け早々ナルシスト発言が飛び出していました。

そしてここから初笑い企画として行われたのが、“NON STYLE 裸一貫チャレンジ”!
タイトルコールとともに2人がダウンコートを脱ぐと、コートの下は石田が白、井上が赤のふんどし姿だったことが明かされます。

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このコーナーは、2人が力を合わせて2013年を最高の年にするべく、NON STYLE が2人で力を合わせないとクリアできないゲームにチャレンジするというもの。進行役として、後輩芸人のspan!とオオカミ少年が登場しました。

あまりの寒さに後輩たちの自己紹介も耳に入らず、セットの照明器具で暖をとったり、お互いの背中を合わせてなんとか寒さをしのいだりと極限状態のNON STYLE。しかし、そんな2人を待ち構えていたのは、「水風船キャッチボール13回」という過酷な企画!

「わざと割るとかせぇへんからな!」とキレ気味に宣言した2人でしたが、石田が投げた水風船は勢いよく割れてしまい、極寒の中、井上は水浸しになってしまいます。それを見てなぜか大はしゃぎする石田でしたが、その石田も水風船を取りそこない、結果的に水浸しに。ステージはプチパニック状態に陥りましたが、2人で力を合わせ、なんとか水風船キャッチボール13回をクリアしました。

続く「なわとび二重跳び13回」もクリアした2人は、最後に「ヘビマフラー13秒キープ記念撮影」にチャレンジします。ヘビが苦手だという井上は「俺、ほんまにあかんねん!」と拒否しますが、クリアするまでこの企画は終了しません。石田が先にヘビを首に巻き、後から井上が入るという作戦で力を合わせ、最大の難関と思われたチャレンジも無事成功させていました。

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ライブのラストには、2013年一発目の漫才を披露。

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あっという間にエンディングを迎え、井上は「初めての1組でのカウントダウンライブということで、たくさんお客さんが集まっていただいて本当によかったですね」、石田は「ありがたい限りです!」と感無量の様子。
客席からは「ええー」と終わりを惜しむ声があがりますが、井上が「新年早々風邪とかひかないでくださいね~」と客席に呼びかけ、カウントダウンライブは幕を閉じます。

しかし2人が退場した後に、なぜかセットの方から「アンコール!」の声が! その声に誘導されるように、会場のお客さんからも「アンコール!」の声が上がります。

そして再びステージにNON STYLEが登場。「無理やりアンコールさせてしまってすみません! こういった茶番に付き合っていただいて(笑)」と恐縮する石田と、「『私もう帰りたい』と思ってた方もいらっしゃったかもしれませんけどね(笑)」とお客さんを気遣う井上でしたが、アンコールの漫才では先に披露した2本の漫才の流れを汲む遊び心のあるネタで爆笑を起こし、最後の最後まで集まった観客のみなさんを楽しませていました。

NON STYLEらしく楽しい企画が盛りだくさんとなったこのカウントダウンライブの模様は、3/6(水)発売予定の『NON STYLE 12』後編DVDに収録される予定です。今回カウントダウンライブに参加できなかった方は、DVDの発売をお楽しみに!

【NON STYLE】

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